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先日、メルマガで、以下のハンノキのジェモエッセンスを紹介しました
「ヨーロッパハンノキAlunus glutinosa」
ハンノキは日本にも生育しているカバノキ科の樹木で、沼地や湿地に生える木です。木の根っこには節があって、この節にバクテリアが住んでいて、木は腐らないそうです。なので、橋の建築に重要な木材で、イタリア・ベニスの橋やロンドン、オランダの橋も、幾つかこの木材で作られています。また、オランダの木靴というと頭に思い浮かべてくださる方も多いかと思いますが、ヨーロッパでは木靴の木材としても有名です。
このハンノキの蕾から作られるのジェモエッセンス。ハンノキ(コモンオルダー)は「血管と粘膜」のエッセンスで、もの凄く役立つ植物です。急性病では、発熱している時の身体の痛みを和らげながら、炎症を和らげてくれますし、抗生剤の投与期間を短くしてくれることも多く、また、慢性の長引く炎症とその後遺症に、身体のどこの部分でも守りにいきます(気管支炎、腹膜炎、関節炎、副鼻腔炎、歯肉炎など)。
慢性トラブルでは、頭痛や疲れを感じているときに数日間服用すると、とても良い状態になる方がイギリスやフランスでは多く、「ハンノキの蕾の奇蹟」とも呼ばれているそうです。日本でも、頭痛持ちのかたで、ハンノキが重宝している方が続々と出てきています(疲れが原因の再発性の頭痛を改善させます)。ハンノキはカシスと並ぶ「強壮剤」になります。頻繁に使われ、使う用途も広いエッセンス(レメディ)のことを「ポリクレスト(多頻用の意)」」と呼びますが、ハンノキもポリクレストの一つになります。お子さんの繰り返す炎症を改善するエッセンスでもあり、働き盛りには抗疲労のエッセンスにもなりますが、シニア世代には、動脈硬化からくる眩暈、また、脳卒中とその予防にも使われますので、日本でもハンノキのジェモのファンが続々と出来ています。
近い将来、「ハリーの魔法の杖」も考察しますね~