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マンションの清掃員の方々と

仕事でご一緒することがあります。


正式には「クリーンクルー」と

呼ばれています。


清掃のプロ集団だと私は見ています。


だいたい1つのマンションでの住居数

50戸くらいが目安でそれ以上ならば

クリーンクルーがいますし、それ以下なら

管理人が清掃を兼務しているのでは

ないでしょうか。


私も清掃兼務の物件を何度も担当して

いますが、清掃業務は奥が深いものだと

つくづく思います。


今まで多くのクリーンクルーの人々と

仕事をしてきましたが皆さんには

学ぶことがたくさんあります。


マンションの資産価値を低下させず、

快適な住環境を維持するため一番に

必要な事として重要なのが清掃業務です。


大きなマンションには男性のクルーも

働いていて素晴らしい人がいるのですが、

私の心に残るのは女性が圧倒的に

多い気がします。


最近、超高級マンションでお会いした

クルーは上品で物腰が柔らかく、

小さな声でゆったり話す方。


清掃もゆったりかと思いきや作業は

テキパキと完璧に行う姿に驚きでした。


さすが!プロだと感心させられます。


ある大規模マンションでは78人の

クルーがいて、殆どが男性でしたが

リーダーで仕切っていたのが女性でした。


陰で女帝などと呼ばれていました(~_~;)


的確に采配をふるう姿はいい意味で

女帝に相応しいリーダーだと思います。


でも男性たちにはあまり良く思われて

いなかった様でそこが何とも残念でした。


厳しくきつい物言いだったので男性には

受け入れ難いものがあったのでしょう。


ただそのマンションは年数が経っている割に

どこもかしこもピカピカで、女帝の指示に

沿った彼らの働きぶりが結果となって出て

いたに違いありません。


ひとりで何件も掛け持ちで仕事をする

女性もいました。


タフでたくましい人でした。


マンションの共有部分の細部にまで

目が届き、どこをどう綺麗にするかが

きちんと頭に入っていないと清掃作業は

進みません。


効率よく動かないと無駄な時間が

かかるだけです。


居住者にとって建物の共有スペースも

財産です。


清掃が行き渡っていない物件もありますが

そういう建物はどんどん汚れていき、さらに

どんどん資産価値が下がります。


建物管理において設備機器の点検同様、

ソフト面で絶対に怠ってはいけないのが

清掃業務と言えます。


仕事ができるクルーはその人間力で

居住者たちと上手に仲良くしていたりします。


そういう意味でも清掃員さんに教えてもらう

情報が役立つことがあるのよね。


〇〇号の〇〇さんのデイサービスの日だとか

ヘルパーさんが来る曜日とかを

教えてもらえます。


高齢化が進むマンション事情には

そんな情報が大切なのです。


だからと言ってはなんですが清掃員さんに

お菓子なんかをまめに差し入れして、

仲良しになる私って要領がいいかしら


とにかく、たくましい彼女たちの

プロ根性が私は好きなのです。





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