日本人ってスゴイよねぇ (^ω^) | 90才からのおフランス生活

90才からのおフランス生活

4年前に母を引き取り、フランスで介護しているAC(アダルトチルドレン)のもんこです。
過去の『歪んだ』関係を引きずりながらも、日々退化してゆく母うさこさんを支える毎日です。

 

母うさこさんが、お腹のガスがたまって、

『オ〇ラ』が出て困るというので

コレは、という炭の粉を勧めてみた。

炭の粉はそうした腸の具合を整えるというので、

オーガニックの店などで売っているのです。

飲みやすいカプセルのもあるんですが、

粉がそのまま容器に入っていて、お匙ですくって飲むのもあります。

そこで、そういえばと、

前に娘が買って残っていたのを思い出して見つけてきました。

小さじですくって母に飲ませるんですが、

少しでもこぼれたりすれば、当然『炭』ですから、

手も衣類も汚れるので気をつかいます。

それならオブラートでもあれば便利かもと、

翌日、薬局へ行ってみました。

以下がそのやり取りなり。

 

     虫めがね

 

「スミマセ~ン、オブラートありますか?」

「はぁ?  なんですか?」

「オブラートです。フランス語で何て言うんだろ。オプラかな?」

「何するもんですか?」

「薬とか、粉なんか飲みにくいものを包んで飲めるんです」

「飲んで後から出すんですか?」

「いやいや、薄~い紙みたいなんですけど、食べられるんですよ」

「そんなの知りませんよ」

「やー、ワタシが子供の時からあるし、

もっと昔からあるんですけどねー。

飲み込みにくいものは、それで飲めるし。」

「知りませんね。

そんな便利なものがあったら、見てみたいです。

画期的なものじゃないですか?!!」

 

薬屋さんはその場でネット検索をはじめました。

すると、すぐにそれらしき写真が見つかりましたが、

すべて日本のものでした。

 

それで私も家に帰ってから調べてみると、

素晴らしい事実が判明しました。

なんとオブラートというのは、日本で発案されたものだったというのです!!!!

『三重の 小林政太郎が1902年に製品化』とありました。

母にも話したら、当然、小さい頃からあったと言います。

 

 

 

 

まぁ現在は、薬といってもカプセルが主流になって、

オブラートの出番も少なくなっているようですがね。

それにしても、意外なことからすごい史実を知って、

「日本人ってスゴイよねぇ」

とうさこさんと感心することしきり。

夕飯の時、炊飯器の中にできたごはんの膜(あのカサカサしたヤツね)を見ても、

「あっオブラートみたいっ」とか叫んでしまいましたョ。

当のオブラートに関しては、

そんなわけで仕方なく日本から取り寄せて買いましたが、

今は更に便利に『袋状』になってるんですね。

至れり尽くせりですなぁ、日本のアイデアは。

今度あの薬局員に見せてあげようか。

日本人の頭は画期的なんだよ、って言ってね。笑

 

 

YOUTUBE も観てね (^_-)-☆ +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 
うさこさんといっしょ 『オシリにはクッションが大事!!』はこちら

 

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