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子育て世代が希望を失う3つの理由

前回こんなnoteを書きました。

これをさらに深堀りしてみて、
子供をあきらめる人たちが希望を失ってしまうケースを3つ紹介したいと思います。

・子育てをして普通の生活を送ることの難易度が高くなった。

この20年の間に世帯環境も変化し、共働きしながら子供を育てる家庭が多数派となりました。
産育休の制度はあるものの、子育て中の親たちは仕事と育児の両立に苦労し、十分な睡眠や自分の時間を確保することができない状況が続いています。
子どもには習い事や勉強もさせなければいけませんし、大きくなれば突発的な支出も増えてきます。
自由に使える可処分所得も減っているのも大きいですし、年々税金は高くなっています。
果たして子育てをしながら一家の生活を保てるのか?という不安があるのではないでしょうか。
普通に子育てをしていくことが難しい世の中。
こんなことが、希望を持てないことにつながっているのでしょう。


・子供が老いたときどうなっているのか

2100年といえば遠い未来のようですが、今年生まれた子どもだったらまだ70代。
その時に日本はどうなっているのでしょうか。
様々な統計やニュースからみても、明るい社会になっているとは考えにくいです。
人口推計では2100年の日本の人口は約4500万人、半減どころか現在の4割程度になると考えられています。
こうなっては社会インフラが維持できているのかもわかりません。
そんな時代に老いた我が子がポツン……という情景を思い浮かべると、悲観的になってしまいますね。
未来に希望を持てなくなるのもわかります。


・海外移住はハードルが高そう

それならばと、生まれた子どもに英語教育を受けさせてアメリカなど海外で働けるようにしようと思うかもしれません。
しかし、英語が出来ることだけでは、アメリカでのアドバンテージにはなりません。

アメリカ生まれのAIにも聞いてみました。

質問
英語だけができて、資産や人脈をほとんど持っていない20代前半の日本人がアメリカに行って、平均的、もしくは平均以上の暮らしをすることはできますか?

AI
平均以上の生活を送ることは難しいと言わざるを得ません。
アメリカでの生活費や住居費、医療費、教育費などが高く、ビザや就労許可を取得するためにも時間と費用がかかります。また、アメリカではクレジットヒストリーが重要視されるため、クレジットカードの取得にも時間がかかることがあります。さらに、アメリカでの仕事は、日本とは異なる文化やルールがあり、職探しに時間がかかるかもしれません。

こんな回答が返ってきました。
子どもが単身で行くことも大変そうですが、自分たちも含めた一家全員が海外へというスタイルはさらに難しいのだと思います。
外に出ることに関しても希望が薄いと言わざるを得ません。


まとめ


現状、将来、外に行く、すべてにおいて希望が失われつつあります。
こんなふうに社会全体に閉塞感が蔓延していては、希望をもって子供をもうけようという気持ちにもならないんでしょうね。
そもそも希望ってなんでしょうか、ふわっとした使われ方をしているので辞書で検索してみると
「望みどおりになるだろうというよい見通し」が一番しっくりくる感じでしょうか。
たしかに良い見通しが持てないとほとんど人は動きが鈍くなりますし、子供を育てていこうという気力もわきませんよね。
今日よりも明日がよくなる保証はありませんけど、1日1日頑張っていくしかないんでしょうかね。