よくある「教養本」ではありません。
コロナ禍や戦争などで混沌とした現代社会に
おいて、人は何を大切にすればいいのでしょ
うか。
元テレビマンであり、知的好奇心の塊の著者
が歴史、地理、社会、エンタメ、文化、そし
て人生を深く考察します。
「こういう教養を身につけるべきだ」と押し
付けないです。
しかし「なるほど、そういう見方もあるのか」
という気付きを与えてくれます。
例として明石家さんまさんの言を取り上げて
います。
「カーナビを付けないのですか」という問い
に、さんま師匠は「俺、迷いたいねん」と答
えたそうです。
無駄や遠回りが人生の幅を広げるという真理
を表していますね。
高尚なエッセイとも言える一冊です。
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