はじめての手術で子宮を取りました ー 子宮筋腫と私 ー

子宮全摘出手術をするまでの葛藤と経過、そして術後までの記録を残します。

子宮筋腫を見つけた6

 2019年8月27日(火)

 

先日撮影したMRIの結果を伺いに婦人科へ。

 

『握りこぶし大くらいの子宮が、赤ちゃんの頭の大きさくらいになってます。』

 と言って見せられた写真

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正常な方の写真と比べないと分かりにくいのですが、子宮筋腫の大きさは約18cm

子宮が通常の形をしておらずビローンと筋腫によっておへその上まで大きく広がっており、膀胱を圧迫しているので尿意が速いスパンで襲ってくるのは当然とのことでした。

また輪切りにした写真だと、左足付け根の太い血管を圧迫しているので、血流が悪くむくみやすくなっているそうです。

確かに、普通に椅子に座っていても左側の足が痺れてくることがよくありました。

単純に「太ったから体重が下半身にかかりやすくなったのかなぁ」なぁんて思っていたのですが、それだけが原因ではなかった模様。

 

あ!がんの可能性も考えての検査でしたが、MRIで見る限りでは大丈夫そうとのことで安心しました。

 

そして結果

『この大きさと年齢(当時44歳)を考えると、子宮全摘出ですね』

と言われ、頭をガツンと殴られたような衝撃を感じました。

本当に子宮取らなきゃならないんだ…。

 

二度目とはいえ 新婚。

旦那様は、一人っ子。

正直、妊活や不妊治療はやっておりませんでしたが、心のどこかで

「子供は45歳までだったら、何とかなりそうな気がする。」

と簡単に考えておりました。

炎上覚悟で言うならば

「この世の女性の大半ができていることが、私にできないはずがない」

くらいに思っていました。いや。女にあぐらをかいて思いあがっていたのかもしれません。

望まない妊娠をしないための知識があっても、欲しい時に妊娠するための知識が明らかに欠落していました。

 

何はともあれ、この婦人科さんの診療は今日で終わりで、以降は手術のための診療となるため婦人科の先生が以前いらっしゃった大学病院の先生を紹介していただき、そちらで治療をしていく事となりました。

 


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