大人肌にこそ油分。エイジングケアのための植物オイル

美容オイルとクリーム

自然の植物から得られるオイルは、年齢を重ねた肌に足りない油分を補ってくれる頼もしい存在。さまざまなオイルを試して選んだのは、エイジングケアに最適なオリーブスクワラン、マカデミアナッツ、アボカドの三種類。昨年発売したクリームにも配合したそれぞれのオイルの特性を簡単にまとめてみました。

オリーブ油から抽出したオリーブスクワラン

肌表面のうるおいのベールである皮脂膜には天然の保湿成分が含まれていますが、そのひとつが「スクワレン(スクアレン)」。主に化粧品に使用されるのは、植物油からこのスクワレンを抽出し、水素添加して安定化させた「植物性スクワラン」。「スクワレン」と「スクワラン」。もしや誤植かと思うほど紛らわしいんですが、どちらも正しく、内容が異なるものです。

オリーブオイル

代表的なのは、オリーブオイルから抽出した「オリーブスクワラン」。サメ由来の動物性と同等機能の植物由来で、皮脂の成分に近く、皮膚への浸透性が高いのが特徴。べたつかず、す~っと馴染む心地よい感触。しっとりとしたうるおいを実感できます。

テレビで話題になったマカデミアナッツオイル

かなり前に「世界一受けたい授業」で「肌に良い」と紹介されて品薄になったマカデミアナッツオイル。年齢とともに減少し、皮膚老化と関係の深い不飽和脂肪酸「パルミトレイン酸」の含有率が高いのが特徴で、皮膚をなめらかにする、紫外線による老化の影響から皮膚を保護する、しわ防止、しみ回復の働きがあるなど、かなりパワフル。

マカダミアナッツオイル

チョコレートでお馴染みのマカダミアナッツの実を絞ったオイルは、「バニシングオイル(消えて見えなくなる油)」と言われるほど、浸透性が高く、美容液に近い感触。このオイルだけでも十分なエイジングケアの効果が期待できます。

スーパーフードのアボカドはオイルも優秀

スーパーフードのアボカドは、果実を絞ったオイルも優秀。オレイン酸が主成分で、各種ビタミン、ミネラルを含有するほか、パルミトレイン酸も含んでいます。

アボカドオイル

優れた保湿作用、柔軟作用があり、特に乾燥肌に最適。感触はしっとりなめらか。オリーブスクワラン、マカダミアなど、サラサラ系のオイルと相性が良いのが特徴です。

つくるコスメとオイルのこと。そして新クリーム

つくるコスメでオイルの販売を開始したのは2008年。ホホバをベースに、マカデミアナッツ、オリーブスクワラン、アボカド、ハイブリットサフラワー、オリーブを配合した軽い感触のオイルが第一号。

美容オイル

続いて、お手頃価格でパワー実感のマカデミアナッツ。そして、オリーブスクワラン、マカデミアナッツ、アボカドをブレンドして、天然型セラミド2、高浸透型ビタミンC誘導体などを配合した美容オイルを発売しました。

現在のクリームは、この美容オイルをリニューアルした製品。油性成分以上に海洋深層水の比率を多くし、すっと肌に馴染む感触にこだわっています。

自分でブレンドするならホホバとオリーブからスタート

植物オイルは、感触を含めてそれぞれに特徴があるので、肌に合うオイルを選んで自分でブレンドするのもおすすめ。基本は、さっぱり感触のホホバとしっとり感触のオリーブの組み合わせ。

植物オイル

1:1を標準にして配合を調整すれば、自分好みの美容オイルが。ホホバを増やせばさっぱり、オリーブの量を増やせばしっとり。その日の肌に合わせて、手のひらの上で混ぜ合わせても良いかもしれません。

大人肌には油分をしっかりチャージ

年齢を重ねていろいろと減少していくなかで、皮脂量は徐々にではなく、40代以降に急激に減少するのが特徴。振り返ってみると「何かが足りない」と思いはじめたのはその頃だった気がします。保湿というと水分、保湿成分に偏りがちですが、大人肌には油分も重要。良質な植物オイルやクリームは必須アイテムです。

つくるコスメへリンク

Instagram毎日更新中です

ブログランキング↓に参加しています
にほんブログ村

by
関連記事