2020年8月8日土曜日

海上自衛隊 空母計画

 海上自衛隊空母計画も話題に上ることの一つです。海上自衛隊が検討を進めている空母保有計画ですが、ヘリコプター搭載護である衛艦「いずも」型を、ほぼそのまま活用するというもの。

垂直離着陸戦闘機の「F35B」を搭載し、任務に対応して対潜水艦ヘリコプターである「SH60」と積み替えます。

これによって1隻で「空母」と、対潜水艦相手の「護衛艦」という、機能が2つある多用途艦が誕生。この改造のメリットは、新しい空母建造コストを節約できること。

海上自衛隊の空母計画は1990年代から始まりました。最初は輸送艦「おおすみ」の建造時。空母状に甲板が平らな全通甲板を採用、艦橋を右舷にし操縦性などを確認しました。




次には、全通甲板を配置したヘリコプター搭載護衛艦の「ひゅうが」を建造。さらにその甲板を51m延長して、広大な全長248mの全通甲板を持つ「いずも」に至っています。

もともと「いずも」は、対潜ヘリ運用のヘリコプター搭載護衛艦である「しらね」の後継艦。そのため主任務は対潜水艦戦で、SH60は最大14機を搭載できます。

護衛艦ですが、構造上に空母らしさがあちこちにみられます。甲板上を歩かずに移動できるキャットウォークが左右の艦舷にあり、自由に甲板を使用できるよう工夫。

ミサイルも魚雷も、自らを守るためには搭載していません。出発からほかの護衛艦に守られる、「空母のような艦」として誕生しています。

日本も昔は空母の国だったんですけどね。







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