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承認欲求が高まってしまう日

何だか今夜はしばらくなかった承認欲求が高まってしまった日である。

何故こんなことになってしまったのであろう。それには先ず本を今年の2月頃からよく読むようになったことがある。新卒の頃から転職を繰り返しながらも転々と色々な会社で去年の11月までは割と仕事を忙しくしていた。仕事をすることと人間関係を苦手とする私は不器用なもので、それ以外のことに余裕をもつことなんてできなかった。そのため本を読むことなんて殆どしてこなかったのである。

それが結婚をし、仕事を辞め、引っ越し等諸々落ち着いてからやっと自分のことをする時間をゆっくり持てた。そんなところに夫の本好きの影響と近所に図書館があったことがかさなって、今までの人生では無かったくらい本を読む時間が増えていった。サスペンス系やエッセイ等を特に好んで読むのであるが、恐れ多くも私も作者の方々のように何かを自分の手で作り上げて世の人から認められたいなという感情が出てきてしまったのである。

それでいて自分で作り上げた作品で食っていけるようになんてなったら何て素晴らしいんだ…と生活環境の憧れまで持つようになってしまった。

今までの人生で成功体験であったり、褒められたり認められたりする経験が殆どなかったので、私の身体の中にはそういったどす黒い承認欲求ぐつぐつと煮えたぎっていたりする。しばらくの間ぐつぐつの承認欲求は抑えられてはいたが、本を読むようになってからは自分も何か自分の手で作り上げ、他人に認められたい!という想いがふつふつと出てくるようになった。

せめて配偶者にもっと自分の話をできればいいのだが、やっかいなことに私はまたこれさえも苦手なのである。そもそも夫は私が何かを言っても大概のことは否定してくるひねくれ屋さんなのだ。そうなるともうこちらから話す気力はなくなってきてしまう。

そんなこと達が相重なり、承認欲求がどうしても高まる日が出てきてしまった。

小さいころから読書感想文はどう書いていいか解らなくて苦手であったし、大学のレポートはいい加減に仕上げ、卒業論文なんていう大学生の一大イベントであるものも私は書かずに生きてきてしままったため文章を書くことには慣れ非常に慣れていないのである。

果たしてnoteを書くことで少しは、自分の中にあるふつふつとしたものが発散されるのであろうか。こいうれからに期待してみよう。

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