ブロ友さんが他の人たちの熱量とレッスンに行くのもままならないご自分のもどかしさのことを書かれていて、コメントには皆さんの励ましとそれぞれの想いがあふれていました。
やっぱりみんな多かれ少なかれあるよね……。
それはプロでも同じなんだ!と思ったのが、かわちゃん先生の記事。
プロですら、いやプロならではの焦りもあるでしょうね。
踊れない時期というのは。
でも、現役に復帰できる年齢でお子さんを持てたことに対してうらやましいと思う人もいるんじゃないかと思いますけどね~。
プロ、特に女性は出産年齢と自分のキャリアとの戦いって、他の職業よりはるかに大きいですもんね。
いつまで現役?
出産しても戻れるの?
体力や体型の崩れは……?などなど、想像するだけでキリがない。
今はSNSで人がどんなダンスライフを送っているのかが簡単にわかるようになりました。
また、アマプロの隆盛で、たくさんの教室の先生や友人と自分、自分の先生をイヤでも比べてしまうという環境も生まれました。
(これは東京周辺の話かもしれないけど)
私も始めたばかりなのにすごい勢いで上達する人、若くて上手な人には羨望と嫉妬は覚えます。
オーダーメイドでドレスを何着もつくれて、年に何回もデモができる人にも。
もちろんそういう人はそういう人でそれぞれに悩みもあるんですけどね。
お金はあっても時間と健康がない、とか親や家族の介護があるとか。
一時期ダンスができるような環境でなくなった時、友人からのパーティーの招待も断わってました。
もうできないのにキラキラした世界がまぶしすぎて。
ダンスが縁で友達になった人からは自然と遠ざかっていました。
ダンスという一点で友人になった人とは、熱量が変わったり、ダンス以外の部分での行動が合わなくなれば、自然と離れることもあります。
これはもうどうしようもないことです。残念だけど。
焦りっていう意味では、私は本業にこそ苦しんだ時期がありました。
周囲は大河や朝ドラを書いてる人、連ドラでメインを張ってる人たちばっかり。
それに比べて自分は……。
いやあ、苦しかったんなんのって。
大好きな友人だったのに、相手はなんにも変わってないのに、その差がつら過ぎて自分から遠ざかりました。
シナリオ学校時代の同期30人でいまだに業界に残っているのは私だけなんですが、やっぱり目に入るのは上ばかりですから。
今は自分なりのスタンスが見えてきて、やっと焦らなくなりました。
できることしかできないのですから。
ダンスに関しては趣味だから、人と比べるもんじゃない、と思うことにしています。
そして、なんといっても尋常じゃないお金のかかる趣味だからこそ、楽しくなかったらやる意味がない。
ワクワクしないものは課金しないと決めています。
だから、勝手に人と比べたり、人の言動を気にして自分が楽しくなくなっちゃうのは、これは本当に損。
楽しいことに目を向けるのが一番だなとつくづく思います。
私がやっているのは毎日3行メモ。
今日あったよかったことを1日の終わりに手帳に書いてます。
「レッスン楽しかった」とか「ヴェニーズのナチュラルターンがわかった」(笑)とか「新しい仕事、いいスタッフみたい」とか「ランチが美味しかった」とか。
これを習慣にすると、無意識に「よいこと」を探すようになります。
そうすると、マイナスのことよりプラスのことに目を向けるようになるのです。
気持ちがラクになりますよん。
「置かれた場所で咲きなさい」
かわちゃん先生も書いていらっしゃるとおり、結局これに尽きますよね。
それでも、焦り、悩みは尽きません。
人間だもの。
ポチっていただけますと励みになります♪