衣食住の実験ノート

衣食住や育児にまつわることを、いろいろ試して、考察しています

あがくとどうなるのか見てみたい

10年ほど前の自分が写った写真を偶然見つけ、「30歳かぁー」と思うと同時に、「どうやら、確実に老けてきている」という事実を認めないわけにはいかなくなりました。

 

“30歳のわたし”より、“今のわたし(42歳)”のほうが、わたし的には好感を持っているのですが(服や化粧のセンスや時代性で)、顔のツヤやハリといった皮膚の質が確実に萎(しぼ)んでいる方向にむかっている。。。当たり前ですが。

美魔女には程遠い生活をしているし(まだこの言葉は生きているのでしょうか)、どちらかといえば暮らし系の思考なので、エイジングに対して「アンチ」を掲げて戦いたくないなと思っていました。いったん、その土俵に乗ってしまうと、お金も労力も湯水のように流れていくイメージで。

 

そもそも、「美」に対してあまり興味がなく、アイライナーもうまく描けたためしがありません。ナチュラル上等!とばかりに、オーガニック系の松山油脂のクレンジングの後、ローションをつけて、アルガンオイルを塗りたくってスキンケアは完了。ベースメイクもBBクリームを塗る、以上。化粧といえば、まゆをかいて、シャドウを指で塗って、5分で終了という塩梅です。

 

スキンケアは、オーガニックなものを選ぶことで皮膚が本来持っている(であろう)パワーを引き出していけば、きっと耐用年数も長くなるに違いない、という志向。

畑も、農薬でボロボロになった畑ほど手間がかかり、新たな害虫との戦いでさらに強い薬を使ってボロボロ。。というループにはまるわけだし、オーガニック系の無農薬の方が。。

という漠然としたイメージで生きてまいりました。

 

が、どうやら自分の肌がそなえている潜在能力が、そこまで高くないということに、ようやく気づいてきました。

年を重ねることに抵抗感はないものの、自分が年をとってきて、なんだかカサっとし始め、子どもが撮ってくれたスマホの写真に目をこらすと、目尻のシワがいつもセットされている。。

そして、シワだけではなくクマっぽいものも出現して黒ずんでいる。。

目が大きい方であるが故に、その目元関係の老化が、わたしの現在地を否応なく浮き彫りしている状況なのです。

 

「ちょっとは努力しなければ」と意識的に思うようになりました。

化粧で彩りを施すよりも、まずは土台のケアを。。土壌改良を。。と思っていたところに、

新聞の折り込み広告で、通販生活の「潤みど」のチラシがはさみこまれておりました。

 

www.cataloghouse.co.jp

 

わたしは10年ほど前に通販生活信者でしたが、「山崎ミシン」がイマイチだったため(心の中で)脱会し、今は旦那の実家で「通販生活」のカタログを帰省中に読んでいる程度の付き合い。「読み物」としてのおもしろさは認めるものの、掲載している商品には、あまり食指が動かず、年齢と価格帯など、今の自分の生活にはフィットしないな〜という感じ。

 

ただ、この「潤みど」は、そそられました。

4500円のクリームがお試し限定で2500円くらいだし(2020年12月限定だと思われます)、途中で返品してもいいらしいし、ものは試しで買うことに。天然成分だし、土壌改良にはぴったりな気が。10年ぶりに通販生活で買い物をしました。

 

そして、この「潤みど」(ネーミングは微妙)、結果的に最高でした。

謳い文句に嘘偽りなし、までいくかどうかはわかりませんが、今まで使ったものよりも明らかに保湿力が長ーーーく続きます。入浴後に塗りたくっても翌朝にはカサっとしていた皮膚に、まだ水分が保たれていることを感じます。

おぉ、こんなに効果を感じた化粧品、初めてかも。

(今まで試した化粧品の数がなんせ少ないもので)

 

そして、次に目指すは、なぜか美容機器。

「潤みど」に月5000円弱を投資することは決めたものの、他の化粧品もフルラインナップで揃えていたら家計に響き過ぎる。。基礎化粧品ではなく、美容家電みたいなところでプラスケアをしたほうが、長い目でみると安いはず!

家にあった「クロワッサン」の「買ってよかったもの」特集号の美容ページをめくり、ホームエステ関連グッズ見ると、美顔ローラーや美顔器などが載っていました。ただ、どれも4万円超え。Amazonで類似のものはあるものの、今度は5000円以下と、レビューもいまいち信用しきれず。値段の幅が広過ぎます。

 

安物をつかんですぐに壊れるのも嫌だし、とネットでサーフィンしながら、そもそも美顔器のいろいろな種類を把握することもわたしにとっては難易度高し。。。ウォーターピーリング?イオン導入?

 

分かるものといえば、スチーマーくらい。スチームを浴びる図、気持ち良さそうです。

そして、わたしたちの世代は、スチーマーといえばパナソニック

パナソニックの美容家電の「きれいなおねえさんは好きですか」CMは自分とは縁遠すぎだけど、そもそも今となっては「おねえさん」というカテゴリーに入れられる心配がないので、“「きれいなおねえさん」を目指さなくてもいい”と思うと、気が楽です。

レビューを見ても、40代もたくさんいるし、「母にプレゼントしました」的な投稿も目立つ。むしろ私たち世代の商品になっている?

安心のパナソニックのナノスチーマー。効果がたいしたことなくても、スチーム浴びてるだけで癒されそうだし。肌に合わなかったらメルカリで他の人に使ってもらえば大丈夫。。。、いや娘たちがいる!誰かが使ってくれるはず、と

 

クリスマスプレゼント代わりに、こちらを注文しました。

年末には売り切れていたので、年始のポイントがつくときに楽天にて注文。

 

item.rakuten.co.jp

 

そんなわけで、42歳になってあがき始めてみました。

軽い実験をしているような感じですが、この二つの投入のおかげで、けっこうツヤツヤしてきたような気がします。そのツヤツヤが痛々しく写っていないことを願うばかりですが、今の時代マスクをしているので、そもそもわたしの微々たる変化に気づいてくれる人が存在するかどうか。。

 

ちなみに、わたしの老後のイメージは「kunel」のファッションスナップに出てくるような「グレイヘアでもおしゃれ」路線の方です。彼女たちは、老けているのではなく、年を重ねているという表現がぴったり。

さて、この「あがき」がその一歩になるのか?

とりあえず最近はスキンケアの行為自体が楽しくなってきたので、おおむね満足しております。

 

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全く関係ないですが、最近プリン作りにはまっています。

牛乳、卵、砂糖のみ。カラメルの代わりに黒砂糖。下準備5分。

プリン、もう買わなくてもいいかも。。。と思うほど。