歩行困難

2022年5月3日

クークの左前足と左後ろ足がガクガクして、

体重がかけられないようです。

体の左側の足だけ、ネジが外れかけているみたいに見えます。

昨日、病院から帰った父ちゃんと私を

満面の笑みと、尻尾ふりふりのモンローウォークを

何往復もして出迎えてくれたのに・・・

自分達のごはんを用意してもらう時には、

いつもテーブルの周りをグルグルまわり、準備ができると

「いただきます」をする為に横っ飛びをして私の前に座るクーク。

とにかく身軽で、すぐに立ち上がり行動していたクークですが、

この日の夜からずっとお気に入りのビーズクッションの上に居ます。

トイレには行くというので、玄関横のトイレまでは

頑張って歩いて行き、用を足します。

3日の夜、前日の注射の副作用で吐き気に襲われる私を、

クッションの上で首を上げ、落ち着くまで

じっと見ていててくれたクーク。

4日からは首すら上げず、横になったままでした。

ただ、トイレとごはん、そして10分ほどのお散歩には

少し時間をかけて立ち上がります。

「ごはん食べたよ」「おしっこしてきたよ」「お散歩に行ってきたよ」

と、ベッドに居る私に必ず報告に来るのですが、

いつもの笑顔はありません。

その夜は、寝返りをうとうとする時、

お水を飲もうと立ち上がる時に「キュ」と

小さな声が漏れるようになりました。

「何か考えなくちゃ。」

朝になり、クークが父ちゃんとトイレに行って戻って来たら、

大好きなクッションをじっと見つめて、その次に床を見ました。

私は、床に高反発のマットを二段に敷いてみました。

するとクークはすぐに敷いたマットの上にフセをしました。

この日からクークは、このマットで寝るようになりました。

あんなに好きだったビーズクッションですが、

足に力が入れられない上に、

体が沈むので一部が圧迫されたり、

などがあったのでしょう。

「痛いねクーク、先生に診てもらおうね。」

ゴールデンウィークが終わり、6日に父ちゃんがクークを

病院に連れて行ってくれました。

この時、クークは後部座席に飛び乗って

父ちゃんはビックリした、と言ってました。

そして、病院で触診、血液検査、レントゲン、

じっくりとエコーも診てもらって、

特別悪い所は見られなかったものの、

ウォブラー症候群でしょう、ということでした。

ウォブラー症候群とは、馬や、大型、超大型犬に多いとされる

頚椎(首)にある神経が何らかの形で圧迫されたり、

椎間板の異常により、色々な部分に神経症状が出るのだそうです。


頚部の疼痛、歩行異常、後ろ足のふらつき、前足の麻痺、

進行すると四肢の麻痺も。


レントゲン・CTでは確定出来ず、MRI検査が必要だそうです。

そして、MRIやCTでの精密検査が受けられる病院を

手配していただけました。

それまでの間は、痛み止めを日に三度服用して過ごす事になりました。

このお薬がよく効いて、「キュ」と鳴く事はなくなりました。

以前の様に「誰か来たよ」と、じゅにと一緒に玄関まで行き

「わんわん」と吠えたり、父ちゃんが帰ってくれば、

笑顔で尻尾とお尻をふりふり、父ちゃんとのお散歩から戻れば

私に笑顔で報告に来てくれます。

ウォブラー症候群は、軽いうちだと投薬などで回復する場合も

あるそうです。

投薬での治療が出来ない場合も、早期であれば

手術で歩けるようになる事も多いそうです。

前みたいに走れなくても、痛みを感じず、

普通に歩けるのなら。

この時は、そう思うと 少し気持ちが軽くなりました。

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5月3日の夕方、お散歩から帰って来たクークは、

ベッドに居る私のもとに

とぼとぼと、そして肩を落として報告に来ました。

少しのあいだ横に立っているだけで、私の顔を見る事もなく、

そのまま後ずさりをして、マットの上に伏せました。

いつもなら、鼻をめいっぱい膨らませて、

上の歯茎まで見せて笑いながら、

バタバタと報告に来るのですが、この日は違ってました。

前日に「危険な状態ですよ」と言われた私は、

何か悪化するのかしら?それとも死んでしまうのかしらと、

咄嗟にそう頭をよぎりました。

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