脚立を再生する

住宅・土地・エリア

中華ウインチを購入してテストしていた時、不注意から脚立を壊してしまった。
ワイヤーが脚立に接触していて、脚立に過度な力を加えてしまったのだ。
この脚立はここに引っ越してきて間もなく購入したもので、バルコニーの修理をはじめあらゆるシーンで役に立ってくれた。
脚立自体はさほど高価なものではないので又買えば良い(購入したのはAmazonなのだが、何故か値上がりして、今は楽天の方が安かった)のだが、壊れた脚立をそのまま捨ててしまうのももったいないので再生する事にした。

ウインチのワイヤーが引っかかって足をかける部分を押してしまった。
強度が余りない方向に押されたのでカシメ部分が外れた。

最初は曲がっただけだったのだが、そのまま使っていたら割れてしまった。

脚立は4本のハシゴが組み合わさって出来ている。
壊れたのはその中の1本なので、残りの3本は使えそうだ。
駄目になったハシゴは全体的に歪んでしまっている。

このハシゴは伸ばすと5.7mにもなるので作業がしにくい。
まずは2つに分解する事にする。
アルミ製のハシゴ同士は金属製のものでつながっていて、それはリベットで止められている。

4箇所のリベットを削り取ろうかと思ったのだが、長いし歪んでいるしで作業性が悪く、鉄の部分を切り取る事にした。
だが小型の高速切断機では大きさ的に無理だった…

仕方が無いのでハンドグラインダーで切断する。

切断はたいした手間ではなかったが、グラインダーの刃がこんなに減ってしまった。

脚立を構成するハシゴは、両側の2本は長く真ん中の2本は短い。
壊れたのはその短いものの1本だ。
短いハシゴのもう1本は壊れていないので、それを再生しておく。
ただ全長が短い分だけ先端(というのか?)も短いので、足がピッタリは嵌まらない。
一応足が入るように加工だけしておく。

足が入らないのは、ハシゴの横の棒に当たってしまうからだ。
足を固定するためのプラスチック部品も奥までは入らない。

ジグソーで溝を作り、足が嵌まるようにした。
これはここまでで保管しておく。

奥までは入らないが、まあ使えない事はないだろう。

ハシゴ同士はリベットで止まっている。
これをグラインダーで削って外せば、4本のハシゴはバラバラになる。

両側のハシゴの長さが同じものを2本組み合わせる。
ちょうど良いネジがなかったので、あとで買ってこなくては。
M6×35mmのネジがちょうど良さそうなのだが、ホームセンターには売られていなかった。
40mm長では少し長いけれど仕方がない。
ちなみにホームセンターではステンレス製M6×40mmのボルト&ナットセットが2本で160円だった。
ネジ屋で買えば1本10円位なのに…

これで脚立として1つと、短い単体ハシゴが1つ出来た。

実はこれ、結構使い勝手が良い。
小さくて軽いので持ち運びが簡単なのだ。
確かに屋根に上るような用途には(短いので)使えないのだが、普段のちょっとした事にはむしろ使いやすかったりする。

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