WiFiでNTPサーバに接続して時刻同期を取る時計、少し前まではモデル数も少なく高額なものだった。
しかし今はWiFi接続が当たり前のような感じで、掛け時計も置き時計もある。
WiFiで接続するので電池消費量は増えるが、例えばWiFi接続の温度計で5分に1回の通信を行う設定にして、単三電池2本で数ヶ月稼働する。

中華もので時計や温度計の付いたものは電池動作のものがあるが、国内メーカのものは5Vのアダプタ経由で商用電源に接続するものが多い。
最近は置き時計でバックライト付きが人気だそうで、バックライトのための商用電源タイプみたいな感じもする。

コンセントが近くにない可能性の高い掛け時計などは、電池動作品の方が使いやすい。
ノア精密の掛け時計はアルカリ単三電池2本で12ヶ月動作すると書かれている。
ケース無しの中身だけなら結構安い。

40kHz/60kHzの電波時計が合いにくいのは、受信電界と言うよりもノイズの問題が大きい。
PCの近くやインバータ機器、最近ではディジタルオーディオアンプなどがノイズを出している。
ウチではアンテナを延長して使っている電波時計があるが、周波数が低いので数メートル延長しても共振周波数は余り変わらない感じだ。
NTP同期のJJY送信機も売られているが、送信出力が大きくないので有効範囲が狭い。
電波法的には既存の無線局を妨害する電波は発射してはいけない(電界強度にかかわらず)事になっているので、微弱電波とは言っても厳密には違法無線局だ。
電波ではなく雑音だとすると、EMIなどの規定に基づく電界までは出力出来る。
以前はいくつかのJJY疑似送信機が売られていたが、今はかなり減っている。
電波法上の問題が指摘されると、ちょっと売りにくいかな。
日本の場合は売る側に罪はなく、使った人が罰せられるのだけれど。
PCやスマートフォンのオーディオ出力(の、高調波)を使うソフトウエアがあるが、これも伝達距離が短い。
アンテナをちゃんとしたもの(フェライトコアの磁界型アンテナなど)にすれば実用的になるかも。
コメント
cr927なんてサイズの電池あるんですね。
秋月にGPS追加できる6桁時計キットあるけど
GPSモジュールが販売終了
壊れた中華ドラレコのGPSユニットがあるから
なんか使えないかと思案中