中国の南シナ海進出に悩むフィリピン、切り札導入へ インドから超音速巡航ミサイル購入 ネット「武器は使い方さえ間違わなければ平和利用ができる」「中国は話し合いでなんとかなる国ではない」


フィリピンが中国の南シナ海進出への切り札として導入するインド製超音速巡航ミサイル「ブラモス」 Kamal Kishore - REUTERS

中国の南シナ海進出に悩むフィリピン、切り札導入へ インドから超音速巡航ミサイル購入
1/17(月) 20:29配信 Newsweek日本版 Yahoo!ニュース

「自由で開かれたインド太平洋地域」実現のためフィリピン=インドが手を組む?

フィリピンがインドから超音速巡航ミサイルを導入する方針を明らかにした。1月14日にデルフィン・ロレンザーナ国防長官がソーシャルメディアを通じて明らかにしたもので、中国との間で領有権争いが続く南シナ海で海軍の防衛向上を図ることが目的とされ、中国側の反発が予想されている。

地元メディアなどの報道によるとフィリピンが導入するのはインドの超音速巡航ミサイル「ブラモス(BrahMos)」で、総額で3億7500万ドルのパッケージ契約に漕ぎつけたという。契約にはミサイル本体の他にバッテリー、運用訓練やメンテナンスの訓練要員、ロジスティック・サポートも含まれているという。

「BrahMos」はインドとロシアの共同開発によるもので名前はインドとロシアのブラマプトラ川とモスクワ川に由来しているという。射程約290キロを誇り、フィリピン海軍が自国のEEZ内の海洋権益を守るには十分な能力を有する。インドが最近海軍艦艇からの発射実験に成功し、海上の目標を正確に撃破したという。

ロレンザーナ国防長官は「フィリピン海軍の対艦ミサイルの能力、海軍の防衛能力は格段に向上することになる」と期待を示している。

<中国の圧力増す南シナ海>

フィリピンは南シナ海南沙諸島にある複数の島や環礁で領有権を中国と争っている。中国は一方的に「九段線」という自国の海洋権益が及ぶ海域を宣言して、南シナ海の大半で自国の領有権、海洋権益の主張を繰り返している。

オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は2016年に中国が主張する「九段線」とその囲まれた海域に対する「中国が主張する権利は国際法上の法的根拠はなく国際法違反である」との判断を下したが、中国はこれを無視し続けている。

このため中国はフィリピンのみならずマレーシア、ベトナム、ブルネイ、台湾と領有権を争っているほか、インドネシアとは排他的経済水域(EEZ)の範囲を巡って異なる主張で対立しているという現状がある。

全文は以下
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3f0c3fe315fa20159ddebd28df04e54028dd884

Newsweek日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/01/post-97872.php

関連

インド製超音速巡航ミサイル「ブラモス」の試験発射 IndiaTV/ YouTube



インド・ロシアが開発した「ブラモス」の強さは The Buzz / YouTube


コメント

日本はレールガンの開発をするようですが、これがもし上手くいけば同盟国に輸出して強固な同盟をさらに強固にすることもできる。
個人的には日本もどんどん防衛武器を開発して、法律も可能な限り現代に即したものに改正して武器を同盟国にどんどん輸出すべきだと思います。
未来にはもっとすごい武器が開発されているだろうから、技術力と知恵のある日本の技術者は武器開発に取り組んで行ってほしい。
武器開発と聞くと拒否反応を起こす人もいるけど、武器は毒にも薬にもなるだけで、使い方さえ間違わなければ平和利用ができる一つの手段です。
レールガンが現実になったら本物を見てみたい。


日本の防衛産業育成の足を引っ張っているのは、他ならぬ日本国民だという認識が必要だ
真面目に国防について国民が考える時が来た
国内専用の割高兵器を作る時代は終わりにしなければならない
国内兵器のダウングレード版を輸出する普通の国になろう



中国は武器で、有利な侵略を出来ると思うだろうが、敵対国は必ず対抗武器を開発、入手に動く。


これでフィリピンの戦闘能力は飛躍的に増強されます。
最近は「迎撃できない極超音速兵器」がやたらマスコミで取り上げられるので、日本人の中には「ただの超音速兵器なら簡単に迎撃できる」と誤解してる人が多い。そんなわけない。せいぜい音速程度のミサイルでもおそらく半分も撃墜できればいいほう。
しかも攻撃用ミサイルに比べて「対ミサイル迎撃用ミサイルシステム」はバカ高いので双方も個数を揃えられない。
もし中国海軍とフィリピン海軍が海上戦闘をすれば勝敗は五分五分でしょう。



中国の領土に対する野心が南シナ海に軍事的緊張をもたらしている。この地域はこれからドンドン軍拡競争になると思う。


フィリピンの姿勢はよいが、中国に気まぐれ大統領の采配が、この先どうなるかですよね ドゥテルテ大統領さん


日本にも売って欲しい


注意して下さいね。
これは超音速ミサイルであって、次世代兵器の「極」超音速ミサイルではありません。超音速ミサイルなら日本も持ってます。



一帯一路だけでなく覇権主義を推し進める中国。
次に大戦が起こるなら間違いなくこの国が発端になるはずだし、その前に恐慌が起こるとしてもやはりこの国発になると思うと頼むから大人しくしていてくれと思います


フィリピンは核兵器も無いし通常兵力も大したことないし完全に中国からナメられている。中国は弱い相手は容赦なく土足でズカズカ国土を踏みにじる。日本の尖閣諸島の接続水域を中国公船がウロウロしているのは米軍が怖いから。近い将来、中国軍が米軍の戦力を上回る事が確実視されている。そうなったら尖閣諸島のみならず沖縄諸島も中国が好き放題やりだすだろう。中国は話し合いでなんとかなる国ではない。

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