8月14日に、トルヒーヨから車で1時間ほど離れた「ポロト」という街のコンクールに参加してきました!
ポロトはパイナップルの名産地だそうです。
今回のコンクールの名前も
「La piña de oro(ラ・ピーニャ・デ・オロ)」黄金のパイナップルという名前です♪
今回が第47回目ということで、結構長く続いているコンクールのようです。




向かう道の途中でもパイナップル屋さんが連なってました!



コンクールの運営側に何時に始まるか聞いたところ、「2時までに来て受付してくれたら大丈夫。」と言われたので言われた通り2時に着くように行くと会場はまだスカスカ。😂



そして受付を済ませて会場で待つ事なんと・・・・3時間!!!
ようやくコンクールがスタート。

本当に毎回この待ち時間はメンタルにくる。笑

第47回目でも相変わらずゆるいそうです😂

演奏のバンドメンバーやコンクールの象徴である※レイナもようやく入場。(この小さなコンクールに3人もレイナがいました。)

※スペイン語で女王という意味。マリネラでは、コンクールにおける象徴として任命される女性のこと。


一人目


2人目



3人目は小さな可愛らしいレイナでした


そしてレイナ達の踊りが披露され、開始するかなーと思ったら、

司会のおじちゃんが、「いまから参加者全員でパレードしますので、参加者は全員衣装を着た状態で舞台に集まってください。ここに参加しなければ、ペアの参加資格は無くなりますので、全員参加してください。」と脅しのアナウンス。

2人とも待ち時間長過ぎてスイッチをオフにしてたし、シンジはまだ私服のままでした。笑

周りの参加者も全然準備して無くて、失格なんてことも無いだろうとは思っていましたが、まわりの年下の男の子らがソワソワ準備し始めたので、雰囲気に流され、シンジもおそらく間に合わないだろうと思いながら渋々苦笑いで着替え始め、そしたら案の定すぐにパレードがスタート。笑

結局パレードに並んだのは既に準備万端でこれからすぐ踊る小さな子ども達だけ。笑

あとは遅れて一部早着替えを終えたジュニア部門の男の子と、大人の部の女性一人と
モニカだけが子どもたちの後ろに慌ててチョロチョロっと並びました。笑

何の時間だったのだろうかあれは。笑
モニカだけ舞台の方に走って並びにいったのが恥ずかしかったです。笑


この「パレード」と言われるコンクールの恒例行事、小さい子達だけにしてほしい。笑
パレードといっても、舞台上を一周して並んで終わりなので、正直面倒くさい😅

ただでさえ始まる時間遅いのに、私達大人の部は一番最後だから余計に待つので、なるべくギリギリまで楽な格好で居させて!!


そんなこんなで、コンクールは始まりましたが、

今回はカテゴリーが多かった・・・。

普通の年齢別のペアのカテゴリーに加えて、

子ども達だけが参加できる「インディビドゥアル」(一人で踊る部門の事)の男女別、

そして、インディビドゥアルとほぼ同じ仕組みなんだけど、ペア付きで踊るという

何ともややこしい部門「セリアード」の男女別

があったので、この二つが終わるのを待ってようやく普通のペアの部門がスタート。


そして、ずーっとこのコンクールを見てるとどうやら進行が遅い&グダグダ・・・

その大きな原因であるボスがなんと、司会のおじちゃん!!!


喋りたがりの仕切りたがりで、それで仕切れてたら良いんですが全然仕切れてなーい!笑

さすがに待ち時間長い上に進行が酷すぎて、2人でずっと文句言って待ってました。笑

それに審査員も引き分けを出しすぎてたのが気になったし、

そしたら司会のおじちゃんが、審査員に口出しして採点方法をコンクールの最中に

急に変えようとしたり、

(しかも小学生でも分かるような、いつまでも決着のつかない方法でした。あえて書きません。笑)

採点の集計ももたついてたし、

終いには、優勝が確定したはずの部門の点数の集計を運営側が勘違いして、もう一度決勝を行なおうとする始末。

運営メンバーだれも気付かないってヤバい。

応援団や両親達がおかしいと訴え、ようやく気がついたようでした。

これは踊ってる参加者が本当に可哀想…。


このグダグダさに、踊らずに帰ろうかと初めて思いました。笑

正直このコンクールに賞金が無かったら踊らずに帰ってたかもしれません・・・。笑

はい、実はこのコンクールには三位まで賞金がありまして

一位・・・300ソル(約10,800円)

二位・・・200ソル(約7,200円)

三位・・・100ソル(約3,600円)

でした。笑


不満な気持ちをグッとこらえ待ちに待ち、、会場入りから含めるともう6〜7時間くらい経ってたと思います、ようやく大人部門スタートです。笑

しかも、3組しか居なかったので賞金は確定で、いきなり決勝の一発勝負でした😂

流れた曲は「La veguera(ラ・ベゲラ)

シンプルですが、フーガまでが長く、フーガからは短いという特徴があります。



実はカスカスでのコンクールの時と同様に、地域オリジナルのマリネラの曲があって、

事前に決勝でそのマリネラが流れるということが発表されていました。

今回はこの3曲、

「La porotina(ラ・ポロティーナ)」

「La piña de oro(ラ・ピーニャ・デ・オロ)」

「Pablo corazón de campeón(パブロ・コラソン・デ・カンペオン)」

でした。

どれも聞いた事の無いマリネラだったので、前日にYouTubeで聞いて合わせてたんですが、まさかの決勝で流れなかった😂これにはズッコケ。

まぁ親しんだ曲が流れたので、それに越した事は無いんですけどね。


司会のおじちゃんと演奏するブラスバンドは、

コンクール開始時から最後までずっと連携がとれてなかったです。笑

毎回踊りがスタートする直前に、これから演奏してもらうマリネラを司会のおじちゃんが口頭で発表して、それを聞いてバンドが演奏をスタートするのですが、

おじちゃんが言ったマリネラと全然違うマリネラを演奏してる事がしょっちゅうありました。笑

(しかもおじちゃんは、マリネラ聞き分けられてないから多分気付いても無かった。笑)



バンドもバンドで演奏と演奏の合間に携帯見てたり喋ってたりして、進行状況全然把握してないし、司会のおっちゃんの合図を聞こうともして無い感じでした。


こんな感じで、地域の小規模なコンクールって本当ゆるっゆるです。歴史のあるコンクールですが、パンデミックの影響で2年ほど開催できなかったから、余計にグダグダになっちゃったのかなぁ…。


さて、話を戻して一発勝負の本番の結果は、なんと優勝しましたぁぁぁ😂!!!

待って耐えたのが報われました!!!笑

これでペルーでは4回目のコンクール優勝です!

嬉しい事に、今回は普段お世話になっているカリン先生がコンクールに応援に来ていて、

私達以外の生徒やその親御さんもいたので、皆で私達の事をめちゃくちゃ大声で応援してくれました!そのおかげもあっていい結果を持って帰る事ができました😌


ですが、実は踊り自体はあまり息が合ってなくて、正直納得いく踊りではなく、結果を心の底から喜べるものにはならなかったんです。

結果だけ見ると嬉しいですが、やっぱり2人が納得できる踊りが出来たかどうかが重要なのです。

でも暖かい応援と、有り難い優勝という結果を受け止めて、さらに上を目指して頑張ります!!


こちらが今回頂いた優勝者の証、エスカプラリオとバンダです。

エスカプラリオという胸飾り(男性に送られます)

バンダ(襷)こちらは女性に送られます

 パイナップルが刺繍されていて可愛い💕
このコンクールでは毎回優勝者にはパイナップルが配られるのが恒例なのだそうですが
なぜか貰う事が出来ませんでした😅
そもそも用意されてなかったのか、パイナップルが足りなくなったのか、私達がそそくさ帰って気付かなかったのかは分かりませんが・・・😅


今回も色んな意味で思い出に残るコンクールとなりました!笑

色々文句言っちゃいましたが(笑)
コンクールを開催してくれるのは本当にうれしいですし、関わってくれた全ての人に感謝です! 
ちょっとグダグダだったけど(笑)  開催してくれてありがとうございました!! 

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