テストライティングに合格する書き方やポイントを解説【初心者webライター必見】

Webライター

テストライティングに合格するための書き方やポイントを知りたい!

テストライティングの報酬や、実施方法について把握しておきたい![/voice]

この記事を読んでいるあなたは、このようなことを考えているのではないでしょうか。

webライターが案件を獲得するには、テストライティングに合格する必要があります。

合格しなければ、いつまでたっても仕事に取り組めません

 

今回は、

今回のテーマ
  • テストライティングの目的や実施方法
  • テストライティングに合格するための書き方
  • テストライティングの合格率を高めるコツ
  • テストライティングで不合格になるケース
  • 避けるべきテストライティングの案件
  • テストライティングの報酬

このように、テストライティングに合格するコツはもちろん、実施方法や報酬などの情報もお伝えします。

様々な角度から、テストライティングで気を付けるべき点を述べていますので、ぜひ最後まで読んでください

 

目次

webライターのテストライティングとは?

webライターテストライティング

テストライティングの目的

テストライティングを行う目的は、ライターとクライアントとの間のミスマッチを防ぐことです

クライアント側の目的
  • ライターの実力や人間性を把握する
  • 一緒に仕事を進めていけるかを確認する

 

ライター側の目的
  • 指示された作業内容を無理なく取り組めるかを確認する
  • クライアントは信頼できそうかを把握する

 

「テストライティング」と聞くと、クライアントがライターを見定めるためのものと思われがちです。

確かに、そのような側面もあります。

ですが、ライターがクライアントとの相性を判断するのも、テストライティングの目的です

 

テストライティングの内容

テストライティングでは、本採用後に必要な作業をひと通り行います。

テストライティングの作業内容
  • 記事作成のみ
  • 記事作成+文字装飾
  • 記事作成+タイトルや見出しの作成
  • 記事作成+画像選定

記事作成のみの場合もあれば、追加で作業を行う場合もあります。

記事のジャンルは、本採用後に取り組むものと同じであるケースが多いです。

例えば、転職ジャンルの記事作成の案件に申し込んだ場合、テスト記事のジャンルは転職関連になります。

募集ページやメッセージをきちんと確認し、作業内容をきちんと把握することが大切です

 

テストライティングの流れ

テストライティングは、以下のような流れで進めていきます。

テストライティングの流れ
  1. 案件を探す
  2. 案件に応募する
  3. テストライティングの連絡が来る
  4. 作業に取りかかる
  5. 納品する

案件を探し、取り組みたいものが見つかればクライアントにメッセージ(提案文)を送ります。

クライアントに送るメッセージの内容も、合否の判断材料の1つです。

いい加減なメッセージを送った場合、クライアントから返信が来ません。

提案文を使いまわすのではなく、クライアントごとに1つ1つ丁寧に作成しましょう

 

初心者でも案件獲得の確率を高める方法を知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

 

クライアントからテストライティングの案内が届けば、作業開始です。

クラウドワークスでは、報酬未払いを防ぐ仮払いという制度があります。

クライアントが仮払いを済ませていない場合、以下のような連絡が届きます。

クラウドワークス仮払い

(参照:クラウドワークス)

トラブルを防ぐために、仮払いを完了した連絡が届いた後に作業を開始してください

 

記事が完成した後は、クライアントが定めた方法で納品します。

提出方法は、

  • ワード
  • Googleドキュメント
  • ワードプレスに投稿

など、クライアントによって異なります。

クライアントからの指示を確認したうえで提出しましょう

 

webライターがテストライティングに合格するための書き方

webライターテストライティング書き方

テストライティングに合格する書き方のポイントは

  1. マニュアルを熟読して書く
  2. 1文を短くする
  3. 同じ語尾を繰り返さない
  4. 行間をあける
  5. 誤字・脱字のチェックをおそろかにしない

この5つです。

それぞれのポイントを、1つずつ説明します。

 

マニュアルを熟読して書く

マニュアルをきちんと読むことは、テストライティングで最も重要です

マニュアルには様々な指示が記載されています。

例えば

  • 文末表現のルール
  • 文字のフォントやサイズの指定
  • 使用してはいけない表現について(冗長表現・くだけた表現など)
  • 文字装飾の方法
  • 漢字で書くべき表現

などです。

マニュアルの内容は、クライアントによって異なります。

きちんと読まなければ

クライアント

この人と一緒に仕事をするのは難しそうだ

と思われます。

ですので、ライティングを始める前に必ずマニュアルを熟読しましょう。

 

1文を短くする

1文を短くすることで、読みやすくなります

以下の文を見比べてください。

文章A

私は昨日公園に行って友達と会い、ボールで遊んだりかくれんぼをしたりした後、コンビニに行ってお菓子を買って一緒に食べ、帰宅後はお母さんが作ったカレーライスを食べました。

 

文章B

私は昨日公園に行って友達と会いました。

友達と一緒にボールで遊んだりかくれんぼをしたりした後、コンビニでお菓子を買って一緒に食べたのです。

帰宅後は母が作ったカレーライスを食べました。

文が長くなると、途中から何が言いたいのか分かりづらくなります。

WordやGoogleドキュメントであっても、文が2行以上になると「長い」と感じます

普段から、長くても1行程度に収めることを意識してみてください

 

同じ語尾を繰り返さない

テストライティングのマニュアルでは

●同じ語尾を3回以上繰り返して使わない

というルールを定めているものが多いです。

同じ語尾を繰り返すと、 つたない印象を与えます。

語尾を連続させた文章

私は毎日勉強します

午前中は、学校で授業を受けます

放課後は、塾で勉強します

寝る前は、自宅の机で暗記物に取りかかります

上記の文章は、4回連続で「ます」が出てきています。

修正した文章

勉強は私の習慣の一部です

午前中は学校で授業を受けます

放課後は、塾が勉強場所です

寝る前は、自宅の机で暗記物に取りかかります

主語を入れかえるだけでなく、短い文をつなぎ合わせることも、語尾の連続を防ぐうえで有効です

 

行間をあける(改行する)

マニュアルの中には、行間に関するルールを定めている場合もあれば、定めていないこともあります。

たとえマニュアルに行間に関するルールがなくても、改行しながら書くのをおすすめします

なぜなら、つめて書くより改行したほうが読みやすいからです。

私は普段から、 1文ごとに改行しています。

テストライティングの時だけでなく、普段から改行を意識して文章を書いてみてください

今まで以上に、見やすくなります。

 

誤字・脱字のチェックをおそろかにしない

誤字・脱字のチェックも、ライターの大事な仕事です

誤字・脱字があれば、

クライアント

このライターは丁寧に仕事をしない人だ

と思われます。

誤字脱字を防ぐ効果的な方法は、 音読です

音読することで、不自然な表現に気づき、誤字・脱字の発見につながります。

誤字脱字をなかなか減らせない人は、ぜひ音読を取り入れてください

 

webライターがテストライティングの合格率を高めるコツ

webライターテストライティング合格

ライティング作業以外にも、テストライティングに合格する可能性を高めるポイントがあります。

主なポイントは

  1. 納期よりも前倒しで提出する
  2. 分からないことがあれば必ず質問する
  3. 早めの返信を心がける
  4. 運営しているブログや過去の実績を提示する

この4つです。

それぞれの内容を、1つずつ解説します。

 

納期よりも前倒しで提出する

納期よりも前倒しで提出すると、クライアントから信頼を得やすいです

もちろん、納期当日に提出するのはルール違反ではありません。

ですが、テストライティングの場合は、複数の応募者がいるケースが多いです。

そのような状況で

  • 納期の2日前に提出したライター
  • 納期の当日に提出したライター

このようなケースの場合、前者の方が印象は良くなります。

 

私は以前、複数の候補者がいる中で選んで頂けたことがありました。

理由を聞いてみると

クライアント

早めに提出してくれたことも選んだ理由の1つです。

と教えてくださいました。

合格する可能性を高めるために、納期よりも前倒しで提出するのがおすすめです

 

分からないことがあれば必ず質問する

テストライティングに取り組む上で、疑問点が出る場合もあります。

私もこれまでに

  • H3タグを用いてもよいでしょうか。
  • ○○という言葉は、△△という意味でしょうか。
  • 規定の文字数をふまえると、それほど重要ではない□□の情報は省いた方が良いと思うのですが、いかがでしょうか。

といった質問をしたことがあります。

分からないことを勝手に進めてしまうと、 クライアントの考えと合わない記事を提出することになりかねません。

また、こちらの質問の意図がわかりづらいと、クライアントに迷惑がかかります。

質問をする時は、疑問点を簡潔にまとめることも大切です

 

早めの返信を心がける

早めのレスポンスは、クライアントに好印象を与えるポイントです

質問をして回答が届いた後に

「ご連絡ありがとうございます。承知いたしました。」

と返信すると、

クライアント

この人はしっかりした人だな。

と思っていただけます。

逆に

  • 返信しない
  • 返信が遅い

という状況になると、テストライティングに取り組む他のライターと差がつきます。

もちろん、仕事中に連絡するわけにはいきませんが、 できる限り早めの返信を心がけましょう。

 

運営しているブログや過去の実績を提示する

もしブログを運営しているのであれば、応募文にブログのURLを掲載することをおすすめします

ブログのURLを掲載することで

  • 真面目にライターとして活動していることを伝えられる
  • SEOを意識して取り組んでいることをアピールできる
  • ワードプレスを使用できることを証拠として示せる

といったメリットがあります。

私自身、ブログのURLを伝えたことで、テストライティングを通過したケースが何度もありました。

webライターがブログを運営するメリットは、たくさんあります。

 

また、 過去の実績の証拠を示すことも、テストライティングを通過するうえで有効です

アピール材料として活用できるものを、出し惜しみする必要はありません

テストを通過して仕事を獲得するために、遠慮なくどんどん伝えましょう。

 

webライターがテストライティングで不合格になるケース

webライターテストライティング不合格

webライターがテストライティングで不合格になる主なケースは

  1. マニュアルを守らない
  2. 文章をコピペしている
  3. 規定の文字数を超えていない
  4. 無断で納期に遅れる
  5. 文章が分かりづらい

この5つです。

それぞれのケースを、1つずつ順番に説明します。

 

マニュアルを守らない

マニュアルを守らないことは、指示された内容をきちんと確認していないことを意味します。

当然、クライアントから信頼を得られません。

どのような仕事であっても、マニュアルには大切なことが書かれています。

指示内容の見落としを防ぐために、執筆前だけでなく執筆後にも確認することをおすすめします

 

文章をコピペしている

文章をコピーするライターが、 意外に多いです。

コピペをしても、コピペチェックツールで一発で見つかります。

もちろん、合格できません。

最近では、 AIが作成した文章をそのまま提出するライターもいるようです

自力で書くことで、 ライティング技術が向上します。

「楽をしたい」という気持ちを振り払い、自力でライティングに取りかかりましょう

 

規定の文字数を超えていない

指定された文字数を超えてないことも、 不合格になる要因のひとつです。

文字数のカウントに関して、

●タイトルや見出しの部分の文字数は除く

といったルールを定めているケースもあります。

そのような場合は、タイトルや見出しを除いた上でカウントしなければいけません。

少し超えていて評価が下がることはありませんが、 不足している場合はマイナス評価につながります

それどころか、報酬の対象外になる可能性もあります。

指定された文字数を上回っているかどうか、最低2回は確認しましょう。

 

無断で納期に遅れる

やむを得ない事情の場合は、 きちんと連絡すれば納期遅れを受け入れてもらえるケースもあります。

ですが、何も連絡せず納期に遅れると、不合格になる可能性が高いです。

普段の仕事でも、納期遅れは自社やクライアント先に迷惑をかけます。

それは、 webライターの仕事でも同じです。

クライアントに迷惑をかけないためにも、納期を守りましょう

 

文章が分かりづらい(スキル不足)

スキルが不足していると、たとえ真面目な方でも不合格につながります。

ふだんから文章を書き慣れていないと、なかなかライティングスキルを伸ばせません。

ライティングスキル向上には、ブログ運営がおすすめです

ブログを運営すると、 ライティングスキルだけでなく、SEOマーケティングスキルなども身につきます。

これらのスキルは、高単価案件を獲得するうえで不可欠です

ブログを通して、ライティングスキルをどんどん高めていきましょう。

 

webライターが避けるべきテストライティングの案件

webライターテストライティング避けるべき案件

テストライティングの案件の中には、応募したい方が良いものもあります。

避けるべき案件は

  1. テストライティングの報酬が0円の案件
  2. テストライティングの記事数が2つ以上の案件
  3. 評価が低いクライアントの案件
  4. 不必要な要求をされる案件

この4つです。

それぞれの特徴を、1つずつ説明していきます。

 

テストライティングの報酬が0円の案件

テストライティングに報酬を出さないのは、ライターの価値を軽視している証拠です

いくらテストとはいえ、時間をかけて作業をします。

時間や手間をかけていることを理解してくださるクライアントは、報酬をきちんと支払います。

報酬がゼロだと、せっかくの努力が報われません。

その結果、むなしくなってwebライターの活動へのモチベーションが下がります。

テスト記事の報酬がゼロの案件はもちろん、

  • 不合格の場合は報酬を頂けない案件
  • テストライティングの報酬額が極端に低い案件

に関しても、申し込まないようにしましょう。

 

テストライティングの記事数が2つ以上の案件

テストライティングで複数の記事を書く案件も、避けるべきです

2記事以上書くことになれば、1記事目は合格しても2記事目で不合格になるリスクがあります。

そもそも、ライターの実力をはかるうえで、2記事以上書かせる必要はありません。

1記事確認すれば、ライターの実力はだいたい把握できます。

わざわざ2記事以上書かせるということは、

●ライター様の実力を見定めることができません

と伝えているようなものです。

 

評価が低いクライアントの案件

評価が低いクライアントの案件も、避けた方が良いです

クラウドワークスランサーズなどでは、ライターだけでなくクライアントの評価も確認できます。

評価が低いということは、何かしら理由があるはずです。

評価者の口コミを見てみると、クライアントの実情をくわしく理解できます。

もし、クライアントの対応がおそまつであれば、あなた自身が大変な思いをします。

応募する前に、ライターからの評価を確認してみてください

 

不必要な要求をされる案件

時々、不必要な要求をするクライアントがいます。

私は以前、LINEの登録の案内メッセージが届いたことがありました。

テストライティング避けるべき案件

(参照:クラウドワークス)

上記のメッセージが届いたときの驚きは、今でも忘れられません。

ご存知だとは思いますが、クラウドソーシングサイトを通してクライアントと直接やりとりするのはNGです

不必要な要求に応じないように、注意しましょう。

 

テストライティングの報酬はどれぐらいなのか?

テストライティングの報酬は、案件によって異なります。

1文字0.5円程度のものもあれば、1円を超える案件もあります。

テストライティングとはいえ、実際に記事を作成する以上は重要な仕事です。

テストライティングの報酬があまりにも安いと、

Webライター

本気で取り組もうと思えない

という気持ちを抱いてしまいます。

作業量に対する報酬額に納得できるかどうかを確認してから、案件に応募してください。

 

テストライティングを受けずに案件を受注する方法

webライターテストライティング受けない

テストライティングを受けずに案件を受注するには、テストライティングがない案件に応募することです。

ですが、多くの案件でテストライティングを実施します。

私自身、過去に1度だけテストライティングなしで案件を受注できました

受注できた理由は、

  • 運営しているブログ記事を見せた
  • 過去の実績を証拠付きで提示した

からです。

このように、テストライティングなしの案件を受けるには、スキルや実績が分かるものを示す必要があります

 

テストライティングを辞退したい場合の連絡方法

webライターテストライティング辞退

テストライティングを辞退したい場合は、できる限り早めにクライアントに連絡を入れましょう。

以下の例文を、参考にしてください。

辞退する場合の連絡

○○様

お世話になります。

今回の案件に応募いたしました△△(自分の名前)です。

大変申し訳ないのですが、諸事情によりテストライティングを辞退させて頂きたいです。

宜しくお願いいたします。

理由を長々と伝える必要はありません。

簡潔に、謝罪の言葉を述べましょう。

 

まとめ:マニュアルを熟読してテストライティングに合格しよう

今回は、テストライティングに合格するための文章の書き方や、合格率を高めるコツを解説しました。

テストを通過するには、マニュアルをきちんと読むことが大切です。

マニュアルをどれぐらい丁寧に読んだのか、クライアントはきちんと把握しています。

クライアントからの信頼を勝ち取るために、マニュアルをきちんと確認してテストライティングに挑んでください

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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