夏季休暇初日、地元のフォロワーさんに京都府内の山城を案内していただきました。

京都の城跡巡りの記録を見てたら、福知山城以外は平城しか行ってなかったのもあります。

園部の道の駅『京都新光悦村』で待ち合わせて最初に訪れたのが丹波八木城。

この時点で但馬の八木城と勘違いしてて、後に丹波三大山城だということを体をもって思い知らされることに(笑)

 

登城口は下の写真の所で案内表示が設置され、きれいに整備もされています。

 

登城口に車を停めた後に向かったのが内藤如安(ジョアン)の説明板がある石碑へ。

キリシタン大名だったことを思わせる石碑ですね。

 

ここに向かう所にトンネルがあるのですが、ここに色んな説明が書かれた掲示板がいくつかあります。

 

早速登城開始します。

先ずは北屋敷群跡。

いくつもの段郭で形成されており、現在もきれいに形が残されています。

 

ここは対面郭跡で、手前に堀切と土塁があります。

説明板によると門番がいたそうです。

 

対面郭から少し歩いた所にかえる岩があります。

確かによく似ていますが、よく見つけたなぁ~。

 

主郭近くなってくると石垣が見えてきます。

 

主郭に到着です。

この時点で気温30度以上になっており、汗でびちゃびちゃです。

主郭を土塁で囲んでおり、結構な高さがあります。

 

シダシダになっている所は堀切です。

色々物体Xがいるらしいので、突入はパス(笑)

 

主郭南側にある説明板です。

うっすら縄張り図が見えるのですが、かなり広域が広いです。

 

こちらは姫の洞窟で、有事にはここに隠れていたそうです。

 

西側の尾根へ向かいます。

真夏なのにここまでキレイに土塁が見れる事に感動しながら堪能。

 

しばらく進むと堀切がお出迎え。

 

ここにも姫の洞窟が

……って歴史的根拠ないんかーい(笑)

 

一旦戻り、今度は南西、北西部に進みます。

 

北西先端部の堀切です。

岩盤堀切のようですね。

 

戻る途中に見たここの部分、気になったんで撮ってはみたものの、よくわかりません。

 

今度は南西の尾根へ向かいます。

 

中々見事な堀切が現れます。

 

南西部の尾根へ更に進むと大堀切があります。

これは素晴らしい!

 

この大堀切の周囲には大きな石が散乱していますが、用途は何だったんでしょう?

石垣を見慣れない私は「おおーっ!」と声をあげてました(笑)

 

北側にはあまり見所がないとの事なので、そのまま下山、12時のチャイムがなってました。

とにかくでかかったですね。

 

今回のログです。

北尾根には向かってません。

 

次の所へ向かう前に内藤氏屋敷跡へ。

現在は東雲寺になっており、ここで当時の石垣だよと噓を教えられました(大爆笑)

でも中々良い感じなので何枚か撮影。

 

丹波三大山城を真夏のこの時期に来る私たちもどうかしていると思うのですが(←こらこら)、遺構の残り具合は素晴らしいのと草がないのが良かったです。

ここはオススメ山城ですので、機会があれば是非。

 

標高330m

比高差221m

 

登城口(35.065156,135.446472)

 

駐車場

駐車場はありませんが、登城口に1台停めれます。

 

Special Thanks to 山城守入道さん