エビを導入して、これから本格的な飼育開始です。
色々手を入れたくなりますが、基本的にほっとくのが一番です。

導入から2~3日後、給餌を開始していきます。
はじめは食いつきが悪かったりしますが一日一粒クロレラを与えていきます。
エビの数が増えていっても基本は一日一粒です。



次にやることは週に一回程度シラクラの微生物の素をコーヒーマドラーで1/3くらい与えます。
無ければやらなくてもいいですが、稚エビの生存率が高まる気がします。
稚エビが生まれてから給餌してもいいかもしれません。

2週に一回程度、テトラツインブリラントフィルターの片方だけをカルキを抜いた水で軽くもみ洗いします。





あとは、月に一度程度か水位が下がったら足し水をしていきます。
5リットルあたり1mlの割合で、シラクラのシュリンプミネラルCa+を混ぜた水を点滴方式で足していきます。
1秒あたり3滴くらいでたっぷりゆっくり時間をかけて入れていきます。





エビ導入後、照明をつけているとアオミドロが出てきます。
ピンセットで摘んで取り出してください。
しばらくはアオミドロとの戦いになりますが、しばらくすると出なくなります。
次にガラス面の茶苔と緑ゴケですが、茶苔はすぐに食べられ無くなります。
緑ゴケは、前面の鑑賞面だけ取り除いてサイドと後面は放置でいいです。
水草に付いた苔はトリミングで取り除くか、エビが食べてくれるので気にしなくてもいいかもしれません。

立ち上げ一年程でソイルの栄養素が無くなるので、2週に1プッシュADAのグリーンブライティ・ニュートラルKを添加してます。



立ち上げから一年目まではこんな感じで、夏場、冬場の温度管理に気をつけていれば特に手間は掛からないかと思います。(ちなみに水温23度エアコン管理、エアコン設定温度25度か26度)





こんな感じで2~3年ほど飼育したらリセットを繰り返してます。
必然的に水槽の数は増え、エビの数もねずみ算的に増えていきます。
リセットのタイミングは人それぞれありますが、ソイルの粒が崩れたり水が粉っぽくなったらリセットしてます。
この飼育方法でエビの調子が悪くなったことがないので、そのへんを基準にしてます。

どうでしょうか?わかりにくいかもしれませんがシュリンプ水槽って結構簡単だと思いませんか?
割と初期費用もかかりませんし、すぐに増えますし。
出来れば三本くらい立ち上げてブリードしてみると一生の趣味になると思います。