好評のドラマに学ぶシリーズ 相棒編です。
season20では、同一労働同一賃金の判例を模した回がありました。
詳細は過去記事参照ください
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season21トピック
初代相棒、亀山薫氏が復帰が話題でした。
復帰の話題に関して社労士目線でまとめてみます。
SNSでも警察官の再採用条件に薫ちゃんは該当しないと話題になってました
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警視庁警察官を退職して10年以内である人
どんなウルトラCで採用されるか注目を集めました。
警察庁長官官房付の甲斐峯秋から「嘱託職員」を命じられての復帰でした。
ドラマでは、伊丹刑事が、同期の亀山薫の復帰を甲斐さんに土下座してました。
公務員法では、嘱託職員は、「専門的な知識や経験、見識があるものが就く職で、助言や調査、診断などの事務を行う者」で捜査権はないようです。
まあ、もともと特命係に捜査権はないから問題ないと、亀山嘱託員は言ってましたww
嘱託職員は本部長等クラスが任命できるので、リアリティーある復帰方法でした。
脚本家はよく考えましたね。
亀山復帰にちなんだ、シャロ勉問題
退職者の再就職の制度と言えば?
【答え】
アルムナイ制度
アルムナイは、卒業生、同窓生の意味
企業の退職者や離職者がいつでも元の企業の戻れる制度となります。
この話をすると、「休職制度と同じでは?」と言われます。
休職制度は復帰を前提に休みになります。休職中も雇用契約が継続しています。
アルムナイは復帰は前提となっていません。雇用関係もなくなります。
アルムナイ制度のメリット
主に以下があげられます
・採用・育成コストの削減できる
・自社に精通している人材を確保できる
労働に関する一般常識 選択式で、「アルムナイ」抜かれてもおかしくありません。
知らなかった方は、用語のチェックをしておきましょう
再雇用の関連論点まととめ
再雇用と言えば、
定年再雇用もありますね。
60歳定年→65歳までの再雇用
この関連する論点で試験問題になりそうな話題あります。
・70歳までの就業機会の確保
2021年4月改正:企業に対し65歳までの雇用確保義務に加え、
70歳までの就業機会を確保する努力義務
・マルチジョブホルダー制度: 高齢者の副業で雇用保険に入れる
条件1 複数の事業所に雇用される65歳以上の労働者であること
条件2 2つの事業所(1つの事業所における1週間の所定労働時間が5時間以上20時間未満)の
労働時間を合計して1週間の所定労働時間が20時間以上であること
条件3 2つの事業所のそれぞれの雇用見込みが31日以上であること
・高年齢雇用継続給付金の縮小(2025年4月から)
現行:賃金の原則15% → 2025年賃金の原則10%へ
政府の方針からすると高齢者の働く環境を増やす、かわりに失業保険見合いの給付は減らすといったところでしょうか・・
【参考】一問一答形式ばかりやっていると、本試験で思わぬ失点のリスクあり
本番で必要な相対的に正解を選ぶ力必要です
五肢択一式の過去問題集で身に付けましょう
再雇用以外に近いのは副業、兼業の論点もあります。
様々な角度から論点を整理しておくと、事例問題や、初見の問題がでた時に類推して答えを当てられたりします。
ドラマなんて、見る暇ないと思いますので、日常での関心事項から論点を膨らませて復習すると知識がより定着しますよ。日常生活中も勉強に活かしましょう
他のドラマに学ぶシリーズ
逃げ恥
キムタクドラマ☆教場
それではまた明日
☆御礼☆
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