風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

湿地帯

ほとんど一気描きですが、別にそこを目指している訳ではなくて、どうもこの手の描画は一旦休んでしまうとダメなんですよね。なんとも不思議なことです。一旦途切れると感覚が変わるからでしょうか。

一息で印象的に描く

湿地帯

ひと息で描いて成る程ができる人は相当な人で、本人はそのつもりでもまず滅多に見かけません。ですのでそれを追いかけることはないのですが、レベル違いはあってもそれでしか出ない味は現実にあるのですね。なかなか、深いものがあります。

丹念に塗り重ねていく上品で穏やかな絵であれば順序だった描画はできるのですが、この手の絵はかなり成り行きです。計算もないことはないのですが、あまりそれに引っ張るとダメになります。よく修練した人ならどこをどう転んでもどうってことないのでしょうが、絵画の不思議なところです。

そういえば水墨画も、同じところを二度触るともうダメですよね。ひと息とは言っても、これはまだまだそれには遠いです。

ほんとは画面上部がもっと明るいのですが、照明が小型なので一部しか照らせなくて毎度撮影の時は苦労しています。想像を絶するオンボロハウス。だから絶対見せられない。

昨今のことですから、私にもいつお迎えがくるか知れません。だからせめて部屋くらいはきれいにして置かねばと思いつつ、なかなか手が付けられません。あまりにも複雑すぎて…。

本日もありがとうございました。