クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

高齢のシニア猫は寒さに超弱くなる!3つの寒さ対策で冬を乗り切ろう

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           こたつで寝る猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事では
シニア猫の寒さ対策と気をつけること
について触れてるニャ!

 

あなたの家では

「猫のための冬支度はもう済んでいますか?」

 

猫飼いさんの中で冬の風物詩と言えば

「猫がこたつで丸くなっている姿」

をすぐに思い浮かべることと思います。

 

それだけ”猫が寒さに弱い動物”ということ。

しかも、年をとった高齢のシニア猫になるともっと弱くなってしまうんです。

 

だけど、猫は弱った姿を見せることなくガマンをする動物でもあります。

寒くても震えながらガマンして健気にあなたの帰りを待っている

なんてことさせていませんか?

 

ということで今回は

  • 猫は寒さに弱い!シニア猫になるともっと弱い!
  • シニア猫のためにしてあげたい”3つの寒さ対策”
  • シニア猫の寒さ対策で気をつけること

について解説させていただきました。

猫の苦手な冬、快適に乗り切るために尽力してあげましょう。

 

猫は寒さに弱い!シニア猫になるともっと弱い!

寒くて震える猫のイラスト

猫はもともと寒さに弱いですが、年をとり高齢のシニア猫になると

筋力の衰えや食欲の低下などで代謝が落ち、体が熱をつくりにくくなってしまいます。

そのため、ますます寒さに弱くなっていくようになります。

 

体が冷えれば負担になり体調にも影響が出てきてしまいますので、

  • 丸まっている
  • 毛が逆立っている
  • 寝場所を探してウロウロしている
  • 水を飲まなくなる

といった”猫が寒がっているサイン”を見逃さず、しっかりサポートしてあげましょう。

 

シニア猫のためにしてあげたい”3つの寒さ対策”

猫の博士のイラスト

寒さにより弱くなっているシニア猫が冬を乗り切るためには飼い主さんのサポートは必須です。

 

一般的に猫が快適に過ごせる温度は

24℃~26℃くらい

と言われていますが、シニア猫の場合は少し高め

28℃くらい

を目安に温度をキープしてあげたいところです。

※湿度は50%~60%が理想的

 

そこで、シニア猫にしてあげたい3つの寒さ対策について解説していこうと思いますので冬が到来したときの参考にしてみてください。

 

ペット用暖房グッズをフル活用しよう

こたつで寝る猫たちのイラスト

まずは根本的に寒くならないように暖房グッズを使いましょう。

 

今ではペットのためだけの暖房グッズが数多くあります。

それらをフルに活用して快適空間をつくってあげましょう。

 

ただし、人工的に暖かくしているので加減がわからないこともあります。

猫の様子には十分気をつけながら使うようにしましょう。

 

「猫用こたつ」の特徴とおすすめ

「猫と言えばこたつ」

ということで、今では猫専用のこたつが販売されています。

猫専用ということで
「サイズは小さめ」
「温度も高温になりにくい」
「コードにも噛みつき防止のカバーがついている」
と、人間用のこたつより安心して使うことができるニャ!

ただし、シニア猫は暑さの感じ方も鈍くなっている可能性もあるので、使うときにはたまに様子を見て体調確認をしながら使うようにしましょう。

 

  • 6,480円(楽天)※価格は変動することがあります
  • サイズ:(本体)縦33㎝✕横45㎝✕高さ30㎝、(ふとん)126㎝✕126㎝
  • 8時間使用で約4,3円(1kWh=27円の場合)

スリット窓付きで猫が入りやすく、また中を確認しやすくなっています。

 

  • 6,836円(楽天)※価格は変動することがあります
  • サイズ:(本体)縦34㎝✕横44,5㎝✕高さ30㎝、(ふとん)縦112㎝✕横122㎝
  • 8時間使用で約5,4円(1kWh=27円の場合)

ふとんにワイヤーが入っているので猫が出入りしやすいように自由に形を作れます。

 

「ペット用ホットカーペット」の特徴とおすすめ

ペットの寝床などに敷くためにつくられた小さめのホットカーペットです。

お気に入りのダンボール箱などがあれば底に敷いてあげることもできるので、いろんな場所に柔軟に対応できるニャ!
その際にはダンボールに”コードを出す穴”をつくるとスッキリ収まって使いやすいニャ!

ただし、カーペット状のもので爪をとぐのが好きな猫には注意が必要です。

また、体の下になってる部分だけを暖めるようになるので留守番など目の届かない場合の長時間の使用は低温やけどといった危険もあるので気をつけましょう。

 

  • 3,480円(楽天)※価格は変動することがあります
  • サイズ:幅約37,5㎝✕奥行約24,5㎝
  • 8時間使用で約2,4円(1kWh=31円(税込)の場合)

表面と裏面で温度が違う(表約38℃、裏約28℃)ので気候や猫の状態に合わせて選べるようになっています。

 

  • 7,733円(楽天)※価格は変動することがあります
  • サイズ:縦38㎝✕横38㎝✕高さ8㎝
  • 8時間使用で約3,3円(1kWh=27円の場合)

鍋型になっているので、猫が丸くなっておさまりやすくリラックスできます。

寝てる姿もとっても可愛いです。

 

「ペット用湯たんぽ」の特徴とおすすめ

中にお湯を入れて暖かさをキープする昔ながらの暖房グッズです。

電気を使うことがないので
「コードをかじって感電してしまう」
「長時間同じ個所だけを暖めて低温やけどになってしまう」
といったことを防げるため、留守番など目の届かない場合に使いやすいニャ!

今では、お湯を使わずレンチンするだけで長い時間使えるようなものもあるので、

「お湯が漏れてしまわないか心配」といった不安もないでしょう。

 

ただし、人間が使う場合と同じ温度にしてしまうと猫にとっては熱くて使えません。

実際に触ってみて「少しぬるい」と感じる程度で使うようにしましょう。

 

また、直接触れないようにタオルなどで包んであげることも大切です。

保温効果を長続きさせることもできますしね。

 

  • 4,480円(楽天)※価格は変動することがあります
  • サイズ:幅24㎝✕奥行23㎝✕高さ2,5㎝

ボアカバーには中にアルミ層が付いているので床からの冷気をシャットアウトしてぬくもりを長時間キープしてくれます。

 

  • 3,860円(楽天)※価格は変動することがあります
  • サイズ:幅22㎝✕奥行29㎝✕2,5㎝

レンジで3分チンするだけ(500W)で約5時間も温かさをキープしてくれるので、ちょっとしたお出かけや就寝時にとても便利です。

 

ブラッシングをしてあげよう

スリッカーブラシのイラスト

次は猫の体に関する寒さ対策です。

 

寒くなると血流が悪くなるため、余計にでも内臓などの各器官が活動しにくくなります。

なので、こまめにブラッシングをしてあげて猫の血流を良くしてあげましょう。

血流が良くなれば自然と体の内から暖かくなってきます。

 

それにより内臓の各器官も活発に動くようになるので、寒くて運動をすることが減る時期の健康維持にも効果が期待できます。

 

ただし、冬場は空気が乾燥しているのでブラッシングによる”静電気”が発生することがあるから気をつけるニャ!

1度イヤな思いをしてしまうと、その後ブラッシングをさせてくれなくなることもあります。

 

猫ベッドなどは窓際から少し離して置こう

窓の近くで寝る猫のイラスト

冬場などは「日中少しでも暖かいように」と窓際に猫のベッドなどを置いてしまいがちですが、

夕方になって太陽が落ちると冷気の溜まりやすい窓際は急激に気温が低下していってしまいます。

 

激しい寒暖差は年をとったシニア猫には体への負担がとても大きなものになってしまうので、窓際からは少し離したところに猫ベッドを置くようにしましょう。

 

シニア猫の寒さ対策で気をつけること

バツを出している猫のイラスト

猫の寒さ対策は

寒いからただ暖めれば良いというわけではありません。

 

特にシニア猫の場合は体調面などを考えていろいろと気をつけてあげないといけないことがあります。

最後にシニア猫の寒さ対策で気をつけることを解説していきましょう。

 

水飲み場やトイレを近くにして寒くないようにしておこう

寝る猫の横に水飲み容器があるイラスト

シニア猫になると水飲み場やトイレが遠いと感じた場合、行くことが面倒くさくなってガマンしてしまうことがあります。

 

さらに冬場になって

「水飲み場やトイレが遠いうえに寒い」となるともっと面倒くさくなって、まったく行かなくなるおそれがあります。

 

水分をしっかりと摂ってきちんとトイレに行くことは、シニア猫になるほど多くなる

「腎不全」

になりにくくするためにも大切なことです。

 

猫が面倒くさく感じないように水飲み場やトイレは近くに置き、寒くないように暖かくしておいてあげましょう。

 

ただし、エアコンで部屋全体を暖めているときには、トイレのニオイが循環して猫の寝る場所に行かないよう気をつけましょう。

 

なんとなくですが

暖かくてクサい空気ってよりイヤな感じがしませんか?

ニオイに敏感な猫はもっとイヤな感じがすると思うので、それがストレスになることもあります。

 

トイレの掃除をこまめにするなどしてニオイが発生しないように心がけておくようにしましょう。

 

「脱水」や「低温やけど」に注意しよう

水が飲みたい猫のイラスト

ペット用の暖房グッズを使うときには猫の状態には十分気をつけておきましょう。

シニア猫の場合、

熱さを感じることに対して少し鈍くなっていることもあります。

 

そのため、体は熱くなっているのにこたつから出ずにずっと寝続けてしまい

  • 脱水
  • 熱中症

といったものを発症してしまうおそれがあります。

特に人間用のこたつに入って寝ている猫は要注意です。

 

実際にウチの高齢のシニア猫も過去にこたつの中で寝続けてしまい、軽めではありましたが熱中症になってしまったことがあります。

 

そのときの様子はこちらにあるので、よろしかったらご覧になってみてください。

 

また、ホットカーペットなど体の一部分だけ暖めるような暖房グッズは長時間同じ体勢で寝続けてしまうと接している部分が

「低温やけど」

を起こしてしまうおそれがあります。

 

猫の状態には十分注意して、場合によってはスイッチを切るなどの対応をするようにしましょう。

 

暑くなったときの逃げ場所も確保しておこう

家の中が涼しいと感じる猫のイラスト

暖かい中で寝ていたりすれば暑くなってしまうことも出てきます。

そんなときのために

少し涼しい場所をつくっておいて暑くなったときに逃げれるようにしてあげましょう。

 

1つの部屋の中でつくるのは少し難しいかもしれませんが、空気が流れるようにしておくだけでもずいぶん違うものです。

 

暑いと感じているときに暑い場所しかなかったらそれはストレスにしかなりません。

気分転換のできる涼しい場所も用意してあげましょう。

 

まとめ

猫ちぐらで喜ぶ猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「シニア猫の寒さ対策」について解説をさせていただきました。

 

今回の内容をまとめると

  • 猫はもともと寒さに弱いがシニア猫になるともっと弱くなる
  • 猫が寒がっているサインには「丸まっている」「毛が逆立っている」「ウロウロする」「水を飲まなくなる」といったことがある
  • シニア猫の寒さ対策には「暖房グッズ」「ブラッシング」「ベッドの配置」が大事になってくる
  • 寒いと動こうとしなくなるので水飲み場やトイレは近くに置く
  • 暖房グッズによる「脱水」「熱中症」「低温やけど」などに注意する
  • 暑いと感じたときの逃げ場も確保しておいてあげる

といったところでしょうか。

一口に「寒さに弱い」と言ってもその差は猫によって違ってきます。

飼っている猫に合った寒さ対策をして、快適な冬を過ごさせてあげたいものですね。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。