武田塾スタイルから学ぶ子供たちに身に付けてほしい勉強スタイル Vol.１
この頃、ランニングをしている朝・夜の空気が気持ち良いのでランニングに行っている
ヒロヒロクンです。ランニングは全く速度が無いので、この頃インターバルトレーニングで速度を上げようと頑張っているところです。
今日は、子供たちの成績向上に必要な勉強スタイルについての話です。
この話は、武田塾という大学受験に強みを持つ塾・予備校の話題から
書こうと思いました。今回のテーマでお伝えしたいことは、
家庭学習をより成績向上につなげる方法
です。
今回は2記事に分けてのテーマとなります。今回は第1弾です。
まず武田塾の強み・特徴と、中学受験・高校受験対策の塾に
このスタイルは応用できるのか？について書いていきます。
一番皆さんが知りたいと思われる
「3. 日々の家庭学習・宿題に応用できることと、その具体的なやり方」は
次回の記事です。
引っ張ってるわけではないのですが、記事の長さを考え読みやすいように
2記事に分けます。なので、是非皆さん今回の記事も丁寧に書いたので
ぜひ最後まで見てください！！
1. 武田塾ってどんなとこ？その特徴的なスタイル「授業をしないで自習を助ける！！」
武田塾は、大学受験に強みを持つ塾・予備校です。この武田塾は
普通の塾ではありません。この武田塾の特徴的なスタイル、それは
「授業をしないで、計画に沿った自習サービスを提供する」です。
簡単に武田塾の説明をしますと、自習室とチューターの先生が用意されており、
分からない部分があれば質問をするという形です。そして、自分に与えられた
計画書に沿って参考書を解いていきます。その時に完璧にできるまで、
先に進めない。そうすることで、
「分かる」だけの状態から「出来る」状態にするスタイルです
2. 小中学生に自習計画型勉強スタイルの塾は応用できるか？
授業をせずに、無理ない問題集・参考書の計画を立てて1つの分野を
完璧にできるまで次に進まないスタイル。この特徴的なスタイルの塾は、
小中学生の塾には出てこないのしょうか？結論は、ずばり出ません！！
その理由を3つ書いていきます。
理由①インプットの量が足りない
高校生は、特に私立校・進学校を中心として授業の質・量ともに高いでしょう。しかし、小中学生の塾に通う子供たちの学校(恐らく公立が多い？)の授業だけでは質・量ともに足りないです。精神科医の樺沢先生のベストセラー「学びを結果に変えるアウトプット大全」にこういう記述があります。
「インプットとアウトプットの黄金比率は初心者で4:６。中級者以上で3:7」
中級者でもインプットは3割必要なのです。受験という極めて特殊で難易度の高い分野を勉強するのには、学校の勉強だけでは到底3割にも足りません。
理由②子供への負担が、体力的にも精神的にも厳しくなる。
小中学生は学校・他の習い事・遊び・家族の時間など、時間が無い！鎌倉の田舎で小学生時代を過ごしたのんびり屋の私には、今の子供たちは素直に尊敬できます。保護者の方々もとてつもない手間を掛けているのでしょう。お疲れ様です・・・
さらに、体力もまだまだ出来ていない。さらには精神的にもまだまだ生産性や将来のことを考えられる子供たちは少ないです。そのような今の子供たちに、計画をびっしり決められた武田塾スタイルはなかなか体力・精神的の両面において厳しいと思います。受験合格は大事ですが、子供たちの将来のことを考えると受験だけが人生ではないことを、考え直してほしいです。
理由③計画を立てるのが容易でない
つい最近、Twitterをはじめまして、多くの保護者の方々の「生の悩み」を見ることが出来ています。その感想は・・・
「お母さん、お父さん！よく頑張っています！無理しすぎないで！」
小中学生の子供たちに、塾から渡された計画表を渡しただけで、勉強をしますでしょうか？もちろん、やりません。やらないのが普通です。やれる子は、勉強が大好きな子です。そのまま放置して、好きなことをやらせましょう。ごく普通の子供たちでは、必ず保護者の方々の協力が必要です。武田塾スタイルのような完全自習スタイルは、計画の達成が最大にして唯一の条件です。小中学生においては、リスクが高すぎて綱渡りです。
今日はここまでで、終わります。3つ目の目次、そして一番保護者の方々が
知りたいであろう、
「日々の家庭学習・宿題に応用できることと、その具体的なやり方」は次の記事です。今回の記事をぜひ理解した上で、次の記事
「武田塾スタイルから学ぶ子供たちに身に付けてほしい勉強スタイル Vol.2」
で実際の行動に起こしていただければ嬉しいです！！
と言っても明日にはすぐVol2も出しますので、次の記事も読んで頂きたいです！！
ぜひ私のブログを読んで頂いた方とも、たくさん交流していきたいので、コメントや問い合わせをどんどんしてもらえるうれしいです！！
それじゃあ、また次の記事で会いましょう！！
