2018年10月の鎌倉です。
まだ、新型コロナの存在もなく、賑わいをみせる鎌倉でした。
今回は、鶴岡八幡宮をエイミーがレポートします。
この八幡宮は、康平6年(1063)に奥州を平定した源頼義が、氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりということです。
元は由比ヶ浜辺にあった八幡宮をこの地にお遷ししたのは、源頼朝公です。 治承4年(1180)鎌倉に入ったときに御神意を伺ってとのことです。
頼朝公が、鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心としたのは、征夷大将軍になられる前年の建久2年(1191)とのことです。
手水舎にきました。これから神様の領域に入るということですね。
本宮に向かう、大石段の下まできました。
本殿前です。人でごった返しているという雰囲気です。
七五三で参拝した家族の姿もあります。
本殿の入口横では、奉納された多くの絵馬を見ることができます。
ここから先は、ララの歴史講座です。
かつての教科書では、1192年(承久3)は、頼朝が征夷大将軍に任じられた年であり、それをもって鎌倉幕府の成立時期としていました。
でも、今では、そのように決めることは出来ないというのが、学界の常識になりつつあるとのことですよ。
なぜ、1192年を鎌倉幕府成立とできないか、その理由は、そもそも「鎌倉幕府」という用語自体が明治時代に作られたものということがあります。
また、1185年の守護・地頭の設置が幕府成立という説もあります。
鶴岡八幡宮に来て、鎌倉幕府成立の話になるなんて、ちょっと予想外だったかも・・・。
ララが言うように、柔軟な頭脳を持つように心がけたいですね。
それでは、また・・・・。
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