今回は、3月22日~24日にかけて友人から送ってもらった写真を元に、春の京都を取り上げ、オムニバス形式で作成した記事を掲載します。
最初の写真は、仁和寺です(2023年3月22日撮影)。
仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院で、現在は真言宗御室派の総本山です。
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置している金堂です。
慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624〜43)に移築したものです。
寛永21年(1644年)建立の五重塔です。塔身32.7m、総高36.18mです。
上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴的です。
毎年春、仁和寺は満開の桜で飾られます。
春金堂前の染井吉野、鐘楼前のしだれ桜などが競って咲き誇ります。
中門内の西側一帯に「御室桜」と呼ばれる遅咲きで有名な桜の林もあります。
枯山水の石庭で世界的に名を知られる龍安寺(りょうあんじ)です(2023年3月22日撮影)。
石庭は、国の重要な文化財として、特別史跡および名勝に指定される一方で、石庭の作者や築造意図が定かではないという、謎めいた一面を持ちあわせているそうです。
続いて登場するのは、金閣寺です(2023年3月22日撮影)。
正式名称を鹿苑寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つです。
写真に写っている舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼ばれています。
唯一残る平安京の遺構の東寺です(2023年3月23日撮影)。
創建からおよそ、1200年を経過しています。
平安遷都とともに建立された東寺は官寺かんじ、つまり国立の寺院です。
嵯峨天皇から託され、唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した弘法大師空海が創建した日本ではじめての密教寺院です。
この五重塔は、約55mあり、木造の建造物としては日本一の高さを誇ります。
平等院鳳凰堂です(2023年3月24日撮影)。
平安時代後期、天喜元年(1053)に、時の関白藤原頼道によって建立された阿弥陀堂です。
池の中島に建てられ、あたかも極楽の宝池に浮かぶ宮殿のように、美しい姿を水面に映していましす。
三室戸寺(みむろとじ)の山門です(2023年3月24日撮影)。
三室戸寺は、平等院や宇治上神社などとともに、古くから知られる宇治の名所の1つで、現在は、本山修験宗の別格本山です。
四季折々の花が咲き誇る庭園でも知られており、特に6月のあじさいが有名で、「あじさい寺」とも呼ばれます。
最後は、宇治川の東岸の朝日山の山裾に鎮座する、神社建築としては、日本最古の本殿である宇治上神社です(2023年3月24日撮影)。
拝殿(国宝)は、鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されており、鎌倉時代の優れた建物遺構です。
本殿(国宝)は平安時代後期に伐採された木材が使われて、一間社流造りの三殿からなっています。
今回は、オムニバス形式の記事だったので、紹介できていない建造物が多々ありましたが、訪れたいスポットの発見には役立つものかと思います。
自ら訪れる機会を作って、取り上げてみたいと思います。
それでは、また・・・。
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