人類を救う 100万人の法華経入門 『妙法蓮華経法師品第十』について 20 | 中杉弘の人間の探求

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305 ※仏様は、「法を広めることをやっているならば、貴方のために七つの宝石を持って、素晴らしい家を建ててあげましょう」、と言われているのです。法華経を広めるということは、最も良いことをやっているのです。

 

 

人類を救う 100万人の法華経入門 『妙法蓮華経法師品第十』について 20

 

 「是の人は、大信力、及び志願力、諸善根力(しょぜんこんりき)有らん。」(続き)

元皇族の眞子ちゃんは、「私は、圭ちゃんと結婚します」と言って、結婚したのです。小室圭は悪人です。「私は圭ちゃんを信じているのよ。圭ちゃんの悪口を言う国民は敵よ!」と言っていたのです。お粗末な話です。眞子ちゃんには、妙法など全くわかりません。

「目に見えない宇宙の根源の法を信じる」ということは、妙法蓮華経を信じるということであり、まさにこれは大信力なのです。そのような信心をしていかないといけません。大信力を持っている人は、何宗の人でも大事にしていくのです。

「お前は天理教を信じているのか、お前は人間ではない」、そのようなことを言ってはいけません。人間であることには、変わりありません。こちらは、法華経を信じているのですから、どこまででも、わかりやすくして説いていくと、相手もわかってくるのです。

「法華経を信じている人は偉大だな。私は長年、天理教をやっても偉大にはならないわね。屋敷を払って田を売って、貧乏になったわよ」とわかってくるのです。「正しいものを信じなさい」と言っても、相手に理解力がなければ、浅い意識で撃ち返してしまうのです。

それ以上の深い潜在意識に入っていこうとするのが、大信力です。法華経は、大信力を持っていないと折伏はできない、世界一難しい経典です。妙法は目に見えません。「目に見えない妙法とは、何か?」ということを、わかろうとするのですがから、相当な大信力がないとわかりません。

志願力とは、願いを叶えていく力です。
 「当に知るべし。是の人は、如来と共に宿するなり。」
 当に知るべし。是の人は、如来と共に宿するなり。「与如来共宿(よにょらいぐしゅく)」と言います。これは、大事です。仏と宿を共にするのです。この精神が日本神道の大嘗祭です。大嘗祭では、目に見えない天照大神が、新しく天皇になられた人の所に来てくださるのです。

そして、天皇陛下が神様と共に過ごすのです。共に宿をとって、共にご飯を食べるのです。その儀式が大嘗祭の儀式です。電気も使わず、真っ暗の中で、神様と一緒に過ごすのです。夜は布団が2組あり、神様と天皇が共に寝るのです。その部屋で3日間過ごされるのです。それが終わると、「朕は天津日嗣の天皇である」というご自覚を持たれるのです。

天皇は神様と3日間、共に過ごすのです。大嘗祭の儀式が終わると、人間天皇が、神天皇にガラリと変わるのです。我々も同じです。「与如来共宿(よにょらいぐしゅく)」です。法華経を説いている仏様と共に食事をして、一緒に寝て、一緒に起きるのです。そのような気持ちを持って仏道修行をしていくのです。

「与如来共宿(よにょらいぐしゅく)」という言葉を覚えるのです。そうすれば、貴方も仏になれるのです。「貴方は、このような修行をしていますか?」と指導する時に言えるのです。「貴方は、毎日信仰していますと言っていますが、仏さまと一緒に寝ていますか?」と指導していくのです。そのような指導が大事です。

傅大士(ふだいし)の釈に云く「朝朝(ちょうちょう)仏と共に起き 夕夕(せきせき)仏と共に臥し時時に成道し時時に顕本す」

 

これは、「与如来共宿(よにょらいぐしゅく)」からきているのです。すると、「朝は仏様と共に起きました。有難うございます。南無妙法蓮華経。一生懸命、働きます」と言って朝、起きるのです。これが、「朝朝(ちょうちょう)仏と共に起き」ということです。

仕事が終わり、家に帰ったら、「仕事が終わりました。仏様、食事を共にしましょう」と言えば、「夕夕(せきせき)仏と共に臥し」ということです。

そのような仏道修行をして頑張ることを信仰というのです。拝むことだけが信仰ではありません。日常の24時間、全て仏さまと共にいることが、信仰です。
 「則ち如来の手(みて)をもって、其の頭を摩(な)でたもうを為(え)ん。」
 則ち如来の手(みて)をもって、其の頭を摩(な)でたもうを為(え)ん。仏様の手を持って、「善哉(よいかな)、善哉(よいかな)」と言って、法華経を受持していく人の頭をなぜてくれるのです。
 「薬王、在在処処に、若しは説き、若しは読み、若しは誦し、若しは書き、若しは経巻(きょうがん)所住の処には、皆応に七宝の塔を起てて、極めて高広厳飾(こうこうごんじき)ならしむべし。」
 薬王、在在処処に、若しは説き、若しは読み、若しは誦し、若しは書き、若しは経巻(きょうがん)所住の処には、皆応に七宝の塔を起てて、極めて高広厳飾(こうこうごんじき)ならしむべし。

仏様は、「法を広めることをやっているならば、貴方のために七つの宝石を持って、素晴らしい家を建ててあげましょう」、と言われているのです。法華経を広めるということは、最も良いことをやっているのです。

毎日、仏と共に起き、仏と共に寝ているのです。人に法を説き、読誦し、書写し、仏様の法を広めているのです。仏様は、「頑張っているね」と衣をかけてくれるのです。さらに法を広めていると、仏様は家を建ててくださるのです。

「私は家を持ちました。素晴らしい家ですよ」と言っていると、仏様は「もっと素晴らしい家を建ててあげますよ」と言われているのです。「俺の家は小さい家だ。こんな家でやっていられるか」などと愚痴を言っていたら、功徳は受けません。(21に続く)

 

 

『妙法蓮華経法師品第十』

是の人は、大信力、及び志願力、諸善根力(しょぜんこんりき)有らん。(続き)

当に知るべし。是の人は、如来と共に宿するなり。
則ち如来の手(みて)をもって、其の頭を摩(な)でたもうを為(え)ん。

薬王、在在処処に、若しは説き、若しは読み、若しは誦し、若しは書き、若しは経巻(きょうがん)所住の処には、皆応に七宝の塔を起てて、極めて高広厳飾(こうこうごんじき)ならしむべし。

 

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