本屋さんで見かける店員さんはテキパキお仕事されているがとても落ち着いている印象。
あまりバタバタと走り回っているイメージはない。
本は重いものだし、紙で手を切ったりもするから、本屋さんって大変なお仕事とは思っていたけど『本屋図鑑』を読んで、思った以上、もう何倍にも重労働なんだとわかった。
特に開店前、10時に開店で8時半くらいの出勤だと余裕がありそうに思うけど、実際は全力疾走レベルでないとその日入荷された本を開店前に全て並べるのは難しいようだ(本屋さんの規模や系統にもよるが)。
担当の分を配架(本を分類にしたがって棚にならべること)が終わっていないのにレジに入ることになったり、お客さんの問い合わせに答えたりしているうちにどんどん配架がずれてしまうこともよくあるようだ。
知らなかったけど、雑誌の付録などもすべて本屋さんに届いてから、店員さんが一つ一つセットを作り、袋詰めやゴム掛けをしているらしい。本を少しでも傷つけないよう、付録が落ちたりしないよう、雑誌ごとに細かな工夫がされている。
いまがわゆいさんは小さい頃から本が大好きで書店員さんになった。だから仕事がどんなに大変でもとても楽しそう。
お客さんに本のことを色々と聞かれるのもむしろ嬉しいそうだ。(手を煩わせると悪いかなと思ってた)
いまがわさんは書店の仕事が終わると、自分の店でその日の目当ての本を買ったり、別の書店のハシゴをすることもよくあるそう。本と本屋さんがどんだけ好きなんだ。
わかるけど。
フィンランドは、それこそ『かもめ食堂』、ムーミン、マリメッコ、イッタラなどが有名で、好き、行ってみたいとよく聞く国。
chikaさんはフィンランドに住んでいるのではなく旅行者だけれど、何度も行ってとっても精通している。
どこでどんなものを買って、どんなふうに過ごすといいか、これは頼りになるガイドブックであり、こんなにも好きになれる国があるって、ホント幸せなことだなぁって思わせる。
私は旅行先(特に海外や人のあまりいない場所)で、心からリラックスしたり解放したりできなくて、不安が先に立つから、羨ましいと思った。
それにしてもchikaさん、ビール飲み過ぎ。笑
コミックエッセイは絵の感じが好きと思えたら結構なんでも読む。
その中でもこんなふうに「好き」が溢れている本は読んでるこちらもニコニコ、ニヤニヤしちゃってる。
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