昨日は仕事終わりで横浜から池袋への移動、お芝居の開演ギリギリになるかと思っていたら30分ほどの余裕あり。
駅で待ち合わせた夫と劇場から2分のビアホールに入り一杯だけいただくことに。(お芝居中、ぜったい寝ないことを約束して)




ザワークラウトとナポリタン






夫と違い、仕事帰りに飲むことってほとんどない私は、その一杯のビールが本当にウマかった!

びっくりした。




そして昨日観た芝居『歌わせたい男たち』




いやぁ、良かった。

行ってよかったし、公演中止で諦めないでよかった。




卒業式が始まる2時間前から15分前のお話。

なので1時間45分間の休憩なしのお芝居です。

長さは感じませんでした。

夫も私も眠気もなく、トイレに立つこともありませんでした。




テンポもよくて、俳優さんたちの膨大なセリフもものすごく巧妙で、何度も笑えて、ずっと『面白い!』と思いながら観ているのですが、でもこれは本当はぜんぜん笑えない話だと思ってもいるのです。





『君が代』をめぐる話ですが、右と左、組合と教委、教師と生徒、起立と不起立、歌うと歌わない…このような二極の話ではないです。

そういう意味ではバランスの良さがあるのかもしれないけれど、中庸中立というのでもなく、ちゃんと骨っぽい。





そして最後まで頭の中に残ったのは『内心の自由』ということ。

表れているものが本心だとも言えないし、表さなければ何も変わらないというのもある。





人は一元的ではないから、これだからこう、あれだからあれ、というものではない。

自分の内心に問うことに疲れてしまい、長いものに巻かれ、大きな波に乗っかってばかりいると、自分というもの、内心を持つ人間だということも忘れてしまうのではないかと思った。






キムラ緑子さん、ドレスが似合ってとても綺麗でした。

山中崇さん、これからもお芝居観たい人です。

他の3人の役者さんたちも素晴らしかった。

1週間の休演明けで昼夜公演、1日に2回もこんなエネルギッシュな本番ができるって、ホントすごい。









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