相場はおいくら？テレビや雑誌の取材謝礼

私はご覧の通り『お金』にまつわるブログを書いており、基本的にはネットや文献から調べて記事にしています。しかしそうした情報源だけでは記事のコンテンツとしては限界があるので、企業や団体組織に電話取材したこともあります。

これまでの取材ではいわゆる取材にかかる謝礼というものは支払ったことはないのですが、もし取材対象が有名人や芸能人であれば支払いが発生するのかな？と考えたりもします。そうした取材謝礼の相場とはどれくらいのものなのか？また有名人や芸能人の取材相場のランクなるものはあるのか？これからそうした取材対象を求めることもあり得るので、自分にとって興味のある題目として取り上げてみました。

取材謝礼を支払う例と相場

例えば一般人が街角インタビューで謝礼が出るなど聞いたことがありませんし、そういう形で謝礼を貰った方などたぶんおられないでしょう。では、取材側から事前に連絡を受け雑誌等に掲載する記事の取材という形はどうでしょうか？

昨年、幼馴染が一戸建て住宅を建てたのですが、特徴的なデザイナー住宅だったので、某住宅雑誌から取材を受けて、家族のインタビューや、部屋の写真を織り交ぜた3ページ分の記事が掲載されました。その時の雑誌社からの謝礼はいくらだったの？と訪ねたのですが、お菓子程度だったよと濁して答えてくれました。こういうの親しい間柄とは言え、なかなか教えてくれないものですよね（汗）。値段にして5000円弱くらいでしょうか？3ページも掲載されている割には少ないのではないでしょうか？

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とは言え、一般人相手だと取材謝礼は基本的には支払わないことが多いようです。仮にあってもほんの気持ち程度くらいのようです。

最高は10万円、それ以上の謝礼も！？

取材の謝礼などたかが知れたものだというこということがお分かりいただけたかと思います。しかし研究者、評論家、プロスポーツ選手、医師などその道を極めた専門家へ専門的な取材や、他のメディアも知らないような最新の研究などを取材する場合には、その専門家しか知り得ない情報を聞くことになるのでそれなりの謝礼が必要となるようです。

また「意見を言うこと」「話すこと」が仕事のご意見番的なタレントへの取材も、謝礼は必要になります。一般人とは違い、謝礼なしで取材に応じてくれる専門家・タレントはごく少数です。

こうした著名人や専門家への謝罪における平均的な相場をご覧ください。

【雑誌】

● 一般的な取材記事の謝礼：0円〜1万円

● 専門家へ専門的な取材記事の謝礼：3万円〜10万円

【テレビ】

● テレビの収録取材やVTR出演：1万円〜3万円

● 番組等へのゲスト出演：5万円

【Webメディア】

● 一般的な取材記事の謝礼：0円〜1万円

● 専門家への専門的な取材記事の謝礼：1万円〜3万円

取材謝礼としてはだいたいこんなものです。取材を受ける側からしたら取材の謝礼よりも、テレビの電波や雑誌媒体に掲載されることで宣伝になりますから波及効果の観点からして十分なメリットがあるでしょう。一方でプロ野球、日本ハムの新庄監督が取材謝礼で10万円を要求したことが法外だ！と話題になりましたが、このあたりが著名・有名人相手での取材謝礼の上限になるようです。

著名・有名人の取材謝礼費はこれくらいが上限なんですね(^▽^;)

新庄監督の取材謝礼10万円は“破格”なのか？　プロ野球オフのコロナ禍ギャラ事情 https://t.co/l234MTvq4P @cyzoより
— お金のストーリー (@okanestory) August 11, 2022

実はさらに高額の取材謝礼も存在しているようです。暴露系のスクープ記事など情報提供者に支払われることがあるようです。社会性のある著名な人物が反社会的な人物と一緒に写真に収まっていたりするものなど百万円以上になるそうです。こういうのは取材謝礼というよりはスクープ情報を売ってもらうと言った方が正しいですかね。

私たち一般人でも貰える取材謝礼

芸能人・著名人であれば謝礼は貰えますが、よっぽど震撼するネタでもない限り私たち一般人には取材の謝礼など縁はないのだろうな・・と思われるかも知れません。しかし一般人でも取材謝礼、それも結構な謝礼を貰えることもあるのです。

アンケートに答えてポイントを集めるマクロミルや楽天インサイトなどのアンケート会社やランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスに応募者を募っての取材要件があります。

電話やWeb、または指定された場所に出向いてもらってその会場でインタビューを行うのですが、費用の相場は一人当たり500円から5,000円前後です。専門性の高い分野に絞ってのインタビューならば５万円という高い報酬を得られることも可能です。

このように一般人でも取材を受けての謝礼を貰うことができます。こうしたアンケート調査やクラウドソーシングはネット上から簡単に登録できるので興味ある方はご利用ください。このように取材謝礼は条件によって変わってきますし、有名人でなくても謝礼を貰えます。今回は謝礼の相場という趣旨でしたが、普通の生活を送っている私たちにとって取材なんて受ける機会ってあまりないものですから一度で良いから受けてみたいものですね。

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