【解決!】スイッチボットが浮く?力が弱い?壁スイッチをうまく押せない場合の3つの対処法

指ロボットがスイッチを押してくれるプッシュ式ロボット「スイッチボット」。でも使ってしばらくすると、スイッチボットがちゃんと壁スイッチを押してくれないことがしばしば起こるようになったりします。今回はスイッチボットが壁スイッチをうまく押せなくなった場合の対処法を3つご紹介したいと思います。

本ブログ「LIVINGSKAPE」について

この記事を書いている私は、デザイナー歴20年。アートディレクターとしてデザイン業界で働きながら、ライフスタイルブログ「LIVINGSKAPE-リビングスケープ-」を運営。Instagramのインテリアアカウント(@jk___decor)は現在フォロワー10万人。インテリアコーディネートやライフスタイルに加え、最近では育児関連の情報も発信しています。また、当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

【スイッチボットが上手く押せない原因1】電池切れ

シンプルですが、まず最初に電池切れを疑ってください。スイッチボットの電池はカバーを外せば、スイッチに貼り付けた状態のまま簡単に交換が出来ます。

電池残量はアプリから確認

実はスイッチボットの電池残量はアプリから簡単に確認できます。スイッチボットを選んで画面下の「ファームウェア&バッテリー」から確認できます。

下から2番目の「ファームウェア&バッテリー」を選択。

電池残量が少ないとパワー不足で押せないことも

電池残量が残り1つになっていると、プッシュするパワーが足りず、押そうとしているのにスイッチを押し込み切れないということがあります。その場合は、電池を新しいものに交換すれば解決します。

電池マークが残り1つの場合は電池交換のタイミングです。
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私も実際にありました。キッチンのスイッチを押そうとしている音は聞こえるのに電気が点かない、ということがあったので確認すると電池不足でした。もちろん交換したらちゃんと押せるようになりました。

【スイッチボットが上手く押せない原因2】壁スイッチのプレートが浮いてしまって力が逃げている

これは検索してもどこにも紹介されていなくて、自分で試行錯誤して解決しました。同じ現象でお困りの方の助けになれば嬉しいです。詳しくご説明します。

何が起きているのか

まず、壁スイッチの構造はボタン側の部品が壁の内部にネジ留めで取り付けられていて、その上にカバープレートが「はめ込まれている」状態です。この「はめ込まれている」というのがポイントで、スイッチボットはそのはめ込まれているカバー部分に取り付けて、壁の内部に「固定」されているスイッチを押す仕組みです。

しかし、プレートははめ込まれているだけなので、接続部分が緩くなってくると、スイッチボットがスイッチを押そうとした時に、プレートが浮き上がってしまい、スイッチボットの「押そうとする力」がすべてスイッチに伝わらずに逃げてしまいます。そのせいでボタンが押し込めないため、スイッチが切り替わらないという現象が起きてしまうのです。

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文章だと分かりにくいのでGIFにしてみました。

カバープレートが浮いてスイッチが押し込めていないのが分かると思います。
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こうなってしまうと、カバープレートを壁に接着剤で貼りつけるのが一番早いですが、そうなると壁スイッチの内部を触る時に外れなくなってしまいます。

色々試してみて分かったこと

カバープレートを壁に貼り付けずに、スイッチボットの力が逃げないようにするには、プレートを壁側に何らかの方法で固定する必要があります。以下の2つを試してみましたが全然ダメでした。

  • セロテープで固定
  • 両面テープで固定
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プレートが浮く力の方が強くてすぐに剥がれてしまうのです。そこで考え方を変えてみました。

ボタン自体の高さを出してみるのはどうか

スイッチボットがカバープレートと一緒に浮いてしまって押し込めないなら、スイッチ自体に高さを出したらいいのではないか?と考えました。この方法が大成功!ちょうど家に常備しているもので簡単に対策することができました。

【解決方法】スイッチの上に3Mのクッションゴムを貼るだけ!

3Mから出ているクッションゴムをご存知でしょうか?滑り止めとして使ったり、戸当たりとして使ったりする透明のゴムなのですが、これをスイッチボットの指部分が当たるスイッチ面に貼り付けるだけ。こうすることでカバープレートが浮いてしまっても、スイッチ自体の長さが高くなっているので最後まで押し込むことができるようになります。

ジフ動画貼る

3Mクッションゴムの取り付け方

スイッチ面をアルコールで綺麗に拭く

皮脂がついていると粘着力が落ちるので、綺麗にしておきます。

3M しっかりつくクッションゴム(8x2mm 台形 22粒 CS-04)を2つ重ねる

クッションゴムを2つ重ねます。ここで大事なのが「台形タイプを選ぶこと」。台形じゃないと2つ重ねることができないからです。1つでも問題ないのですが、たまに失敗することがあるので、2つ重ねて貼った方がスイッチボットの力をしっかりスイッチに伝えることができます。

台形タイプだと2つを重ねることができます。
重ねたクッションゴムをスイッチに貼る

ちょうどスイッチボットの指部分が当たる箇所に重ねたクッションゴムを貼り付けます。貼り付けたら一度グッと押さえるようにしっかり貼り付けてください。

ちゃんと電気が点けば完了!

ほぼこの方法でスイッチボットがしっかりスイッチを押し込めるようになっていると思います。一度操作してみて確認して、成功すれば完了です。

カバープレートは浮いていましうがスイッチをしっかり押し込めるようになりました。

【スイッチボットが上手く押せない原因3】スイッチボット本体が後ろに逸れて力がボタンに伝わらない

これは数年使用して両面テープの粘着力が落ちてくると起こる現象のようですが、前述した対策1と2を行っても原因3が起こってしまうとまたスイッチが押せなくなってしまいます。

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対策2のクッションゴムによる高さ出しを、ゴムを3つ重ねても結局本体自体が後ろに逸れてしまうので力がゴムにも伝わりきらずボタンを押し込めませんでした。

【解決方法】本体裏側にケーブルホルダーを付ける!

これはかなり偶然なのですが、ちょうど他の家具のケーブルをそわせるために購入していたケーブルホルダーが壁面スイッチに貼ったスイッチボット本体裏面から壁面までの隙間と同じでした!

本体裏側に上記画像のように貼り付けれれば完了です!

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壁とスイッチボット本体の間の隙間がなくなり、後ろに逸れなくなるので指ロボットの力がしっかりスイッチに伝わるようになります。

この3つを行えば必ずスイッチを押せるようになるので、お困りの際はぜひご活用ください!

最後に

今回はスイッチボットが壁スイッチをうまく押せなくなった場合の対処法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。今同じ現象でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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JK DECOR

TOKYO | DESIGNER | ART DIRECTOR
インテリア好きのグラフィックデザイナー。Instagramフォロワー10万人。夫婦と娘の3人家族、40年越えの築中古マンションをリノベーションして暮らしています。家具、家電、食器、雑貨、収納など、好きなものを気ままに綴ります。オリジナルのアートポスターをデザインしてオンラインストア「MONOKHROME」にて販売中。下のウェブサイトボタンよりアクセスください。

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