寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

コロナの緊急事態宣言が発令され、2月上旬まで自粛ムードです。

 

 

昨日は20歳の成人の日でした。

着物姿の若い女性をみると、

まだまだ人生がこれからで

羨ましくもあります。

 

成人式にはお母さまたちがサポートして

娘のために尽くしている姿があちこちで見られました。

綺麗な着物姿に母の愛情が重なってみえます。

 

日本人だからこそ、代々受け継がれてきた日本人の美の重みを感じます。

 

 

女性の人生は、仕事、結婚、出産、子育て、とマルチタスクが多く

とても忙しい人生です。

 

50代になると時間的な忙しさは昔ほどではありません。

しかし、子育ては、子供に対して同じ大人として接していくことになります。

 

なかなか精神的には難しい部分があります。

大学生の子供たちには、子供の側面と大人の側面の両方があります。

 

もう大人の一歩を歩き始めようとする強い自我。

未来や今後の生活イメージがより具体的であり、

どのように暮らして生きていくのか、希望と挫折を繰り返しながら

前進しています。

 

後ろ姿を後押しできる言葉と行動を取りたいけれども、

なかなか思うようにはできません。

 

ついつい差し出がましいことを言ってしまったり

行動をしてしまったり、

後で反省することも多いのですが、

本当に親として、母親として上手く接したいが

できないことも多くあります。

 

自分の子供には、幸せになってもらいたい。

自分の子供の幸せは、私自身が幸せでなければならない。

と最近考えたりします。

 

真の幸せとは、やはり笑顔溢れる毎日に勝るものはありません。

良い学校、良い就職先に進んでくれることは、

願いではあります。

 

だって、確率的にはその方が幸せになってくれるはず。と思うのです。

 

しかし、世の中の生きづらさを考えますと、

確率論ではなく、本当に心からそうしたい、なりたい。

と願うもの、手に届く範囲でできることが幸せなのではないでしょうか。

 

良く言う身の丈の幸せ。

欲を言えば、もっとこうなりたい、こうしたい。

というものが存在します。

 

確かに夢や希望がないと絶望してしまいますから

未来はこうしていたいという願望は必要です。

しかし、

あまりに強くなりすぎてしまうと苦しく辛い負担となりすぎてしまいます。

 

いつの間にか、幸せを願うあまりに、

子供にも自分にも苦しい気持ちを押し付けてしまっているかもしれません。

 

今の子供たちは、以前よりも1人で抱え込んでしまう傾向にあるように感じます。

ですので、すこしでも、辛い気持ちを抱えずに生きていく術を知っていることは

生きる上で大事なことなのではないかと思います。

 

 

有名な言葉に、

人間は、生まれる時のことは覚えていない。

人間は、死ぬ時のことは怖いと思う。

人間は、生きていることを忘れている。

 

今この瞬間に私たちは生きていて、家族という単一のユニットを

大切にして暮らすことがとても大事なことなのだけれども

これも忘れてしまいがちです。

 

忘れないようにするためにするには何が大切なのか。

それは習慣化すること。

 

ありがとう　と言う言葉を常に心に留め

生きていくこと。

 

そんなことを子供にも教えていく、

教えていくと言うよりは

感じてもらうこと。

 

そういう素敵な50代を今日も目指したいと思います。

 

50代の悩みに寄り添いながら

日々幸せを感じて暮らしていきたいと思います。

 

カウンセラーぶれんだ