【体型別レディース服の選び方】アウターを丈と幅で選ぶノウハウ
夏を除いて、私たちは薄いジャケットでも分厚いコートでも何かを必ず羽織っています。 ある時は、上に羽織ったアウターがコーディネートを生かす役割をする一方で、反対におしゃれな服もアウター選びの失敗ひとつで全て台無しになってしまうこともあります。
それほど中に合わせる服とアウターはスタイリングにおいて重要だということです!
特に最も外側に着るアウターは一番最初に目に入るアイテムとして、慎重に選択すべきです。その時に一番重要なのは長さです。
そして次に重要なのはフィット、幅です。 フィットは大きく分けて、ピッタリしたスリムフィット・適度なスタンダードフィット・そしてゆったりしたルーズフィットの3種類があります。
”どんなアウターを選べばいいの?”とお悩みの方にのために、この記事では中に着用する服のスタイルはもちろん、個人の体型と身長に従いどんな体型がよく合うか、またどんなスタイルの服と合わせるのが良いかを丈とフィット別にまとめました。
この記事を読むと自分にぴったりのアウターが見つかり、クローゼットの最適化につながります。
※今回のこの記事も韓国で拾った情報なので、少し日本の感覚と違う部分があると思いますが、そこを楽しんでいただけたらと思います!
ショート丈のアウター
お尻を隠さず腰ラインで終わる短いアウターは可愛い印象を与え、小柄な方が似合います。 ただ、身長が低くても上体や胸にボリュームがあるとキレイなシルエットを出すのは難しくなります。 そんなときは、襟が小さく肩にフィットした重量感のある素材を選びましょう。
短いアウターにはルーズフィットよりも体にぴったりフィットしたものが多く、パンツはタイトなスキニージーンズよりブーツカットやストレートパンツがよく合います。 スカートを一緒に履くならHラインよりAラインスカートがずっとバランスが良いです。 特にスカートはミニ・ミディの長さよりロングスカートが合います。 このように短いものと長いもの、タイトなものとルーズなものを共存させて調和を作ることが失敗の確率を下げるコーディネートです。
👍身長はが低く、上体にボリュームのない体型
➕これと合わせよう! Aラインスカート ロングスカート ストレートパンツ ブーツカットパンツ
ミディアム丈のアウター
お尻を覆い、太ももの中間までの長さのミディアム丈のアウターは身長と体型に関係なく、誰でも簡単に楽しめるところが魅力です! ミディアム丈のアウターは一緒に着る服を慎重に選ばなければいけません。 まず、アウターがお尻を覆えばボトムスはタイトな方が合います。 パンツはスキニーひとつで十分です。 ワンピースとスカートは微妙ですが、Hラインのミニワンピースとミニスカートで無難にコーディネートできます!
👍全ての体型に無難に使える
➕これと合わせよう! スキニージーンズ Hラインミニスカート Hラインミニワンピース
ミディアム〜ロング丈のアウター
膝の位置から下のミディアム〜ロング丈のアウターはやはり身長と体型に特に影響されないので、誰でも上手に着こなせます。 パンツならスキニージーンズがおすすめ! この長さのアウターはパンツよりワンピースやスカートが合わせやすいです。
膝丈のアウターをワンピース・スカートと一緒に着ることは、スカートの裾がアウターの外に出ないようにするのがポイントです。 中途半端に裾があうたーの外でちらりと見えるミディアム〜ロングスカートは出来るだけ避けると良いでしょう。
👍全ての体型に無難に合わせられます。
➕これと合わせよう! ミニワンピース ミニスカート スキニージーンズ
ロング丈のアウター
膝下のロング丈のアウターは確実に背の高い方が似合います。 もちろん小柄でもスタイリング次第で十分素敵に着こなせますが、まだ初歩の段階なら避ける方がベターです。
明らかに前から見ると素敵なのに、後ろ姿のコートの外から少しだけ出る足に挫折することがよくあります。 スタイリングでは”上手に着ること”も重要ですが、”おかしくなく着ること”も重要です。 ロングアウターは特にミニスカートやワンピースとよく合い、パンツを合わせるならタイトなスキニージーンズが一番です。 この時アウターは必ず前を開けて着ましょう。 ロングアウターのもう一つの長所はアウターの丈が十分なためミディアム丈のスカートや、ミディアム〜ロングスカートを履いても裾が中途半端に出ず、キレイに着られるということです。
👍背の高い体型
➕これと合わせよう! スキニージーンズ ミニ〜ミディ・ロングスカートやワンピース
スリムフィットのアウター
体にピッタリしたスリムフィットは中に着る服が少しでも厚いと動きにくい上に形もキレイに出ないので、インナー選びが最も難しいです。
コートより主に短いカーディガンやジャケットに見られます。
なるべく袖がないノースリーブのブラウスやワンピースと合わせましょう。 ワンピースの素材もブラウスのように軽く薄いものが良いですが、万が一長袖のトップスやワンピースを着るならドルマンスリーブは必ず避けましょう。
いくら素材が軽くてもアームホールの大きな服はスリムフィットアウターの中に着るのは不便です。
スリムフィットのアウターは丈より一緒に着るアイテムをタイトなもので選び、着用感を優先し、中に着た服がくしゃくしゃにならないよう気を使うことが最も重要です。
スリムフィットのアウターは体型において上体が普通か小柄な方におすすめですが、この言葉に首を傾げるなら、おそらくぽっちゃりした体型ほど体に合わせてタイトに着なければいけないという俗説のためでしょう。
この俗説の”ピッタリあう”はどの程度を意味するのでしょう。
この”ピッタリあう”は体のラインがあらわになるタイトなスリムフィットではなく、適度なスタンダードフィットです。 ボリュームのある上体でピッタリしすぎるアウターを着ると、二の腕と上体のシルエットをそのまま拾い、ラインがキレイに出ないので参考にして下さい。
👍上体のボリュームが普通〜小さい体型
➕これと合わせよう! ノースリーブブラウス ノースリーブワンピース 薄く軽い素材のトップス
スタンダードフィットのアウター
ボリュームある体型は細く見えることもあり、小さな体型は体のシルエットを適度に作ってくれ、様々な補正効果があります。
つまり、丈において最も無難なスタンダードフィットに合うスタンダードフィットのミドル丈のアウターは最強だと言えます。
スタンダードフィットはアウターと一緒に着る服に大きな制約はありませんが、中に着るトップスを厚すぎない素材で選べばキレイなシルエットを維持できます。
👍全ての体型が無難に合わせられる
➕これと合わせよう! 厚過ぎない素材のトップス
ルーズフィットのアウター
肩のラインが着る人の実際の肩よりずっと下に下がっていくドロップショルダーで全体的な幅がゆったりしたルーズフィットのアウターは厚さにより似合う体型は違います。 カーディガンやジャケットのような軽い素材は普通からぽっちゃり体型まで無難に着られますが、スリムな体型はかえって服が大きく見え過ぎて似合いません。 反対に厚いコートやジャンパーは肩ラインがそのまま出ないので、スリムな体型もよく似合いますが、ぽっちゃりした人が着ると大きく見えすぎるので注意すべきです。 ルーズフィットアウターは中に様々なシルエットのトップスを合わせられることが長所です。 ただ、アウターの外に見えるパンツくらいはタイトなスキニージーンズを選びましょう。
👍薄い素材は普通〜ぽっちゃりまでOK! 厚い素材はスリムな体型が◯
➕これと合わせよう! タイトなパンツ トップスのフィットは自由