2025MotoGP開幕戦を制したのは、マルクのマルケス氏。なんだかんだ言って速い。やはり速い。しかも、なんだか余裕の勝利。
タイトルを争うであろうバニャイアさんは3位。
開幕戦を観る限り、マルクのマルケス氏しか勝てないんじゃなかろうか。ってな感じ。
なんだか、1997年の開幕戦を思い出しましたさ。
あの灼熱のマレーシアだったかどこだったか、とにかくみんなタイヤがズルズルななか、ドゥーハンさんだけキレイなスライドでコーナーを立ち上がっていった。クリビーレさんなんて、いつ転んでもおかしくないほどタイヤがズルズル。
そんな年、チャンピオンになったのはドゥーハンさんでしたとさ。
ドゥーハンさんとクリビーレさん、時々岡田忠之さんとの熾烈なトップ争いはしたものの、終わってみればドゥーハンさんが圧倒的だったような気がする。確かね。記憶の中ではね。
だからなんなんだっていうと、その年のドゥーハンさんとマルクのマルケス氏が重なるんですよね〜。ドゥーハンさんは結局1999年に怪我で引退しちまうけど、マルクのマルケス氏はとりあえず、2026年(エンジンの排気量が変わるまで)まではバニャイアさんも追いつけないほど圧倒的になるんじゃないかな〜。って思うほどの走りでしたね。
あとはアレがあるホンダとヤマハの開発の進み具合もあるけど、ライダーのアレで、しばらくはマルクのマルケス氏が圧倒するんじゃないかな〜。
と、開幕戦を観てそんなことを思いましたさ。
ボク的には、マルクのマルケス氏は攻めた走りになったら、ホンダ時代のブレーキングをしてしまい、フロントからコケるんじゃないかと思ってたけど、攻めるほども無かった展開だったしね。
なんだかもうドゥカティを乗りこなしてるね。走りを変えたって言ってたし。
走り方を変えてあれだけ圧倒的になるのってすごいと思う。
年齢的に難しいかと思ってたけど、やはり天才なのか、純粋なのか、素直なのか、なんも考えてないのか。とにかく、マシンを速く走らせる才能はMotoGP界で一番だと思う。
パッシングとブロックラインは下手だけど。