『ALL BY MYSELF』感想・1

雪組公演感想,雪組

雪組NHK大阪ホール公演『ALL BY MYSELF』-BLOOM’S COLORFUL MEMORIES-を観てきました。
5月6日(月・祝)11時公演です。

「彩風咲奈ドラマティック・リサイタル」と題されたこの公演は、雪組トップスターである咲ちゃんのプレ退団コンサート。
咲ちゃんの雪組生、タカラジェンヌとしての歴史を咲ちゃん演じる「ブルーム」氏が演じるかたちによって追っていきます。

思い出の曲もターニングポイントの曲も、そして咲ちゃんにとって思い入れが格別であろう曲もともりだくさん。
「海の見える街」は最高だ。
そして『タカラヅカ絢爛』は咲ちゃん大好きなさえちゃんの曲だもんねぇと、ここが一番胸熱でした。

公演2番手は実質的にはかせきょー。106期首席入団したときから咲ちゃんファンで、場面によっては女役として咲ちゃんとデュエットダンスする場面もありという恵まれた立場。
ですが、御曹司としての苦労もあるでしょうね。そのあたりも若き日の咲ちゃんと重ね合わせてしまいました。

パレードでの2番手位置はさすがに99期のすわっち。
歌にダンスにコミカルなおじさんにと活躍。

そして新公主演はしていないながら、100期のはいちゃんはこういうときに扱いが良い。
雪組の実力派ダンサーとしての存分に華を見せます。

固定ヒロインはいないけれど、やはり新公ヒロイン経験のあるはばまいちゃんは強い。
でも愛すみれちゃんにありすひめにみちちゃんという歌える娘役さんが揃っていて、それぞれに見せ場があって楽しかった。

初のNHK大阪ホールで私は1階の中央より後ろの下手側の席だったんですが、すごく見易かった。
センターより段が上がってる上に、各列ちゃんと段差がついてるんですね。
それでいてちゃんと客席降りでジェンヌさんがやってきてくれる。嬉しい。

客席降りのとき近くに来てくれたのはテンションがおかしい金髪の男役さんだったんだけど、立ち位置(ていうかパレードの序列)的にエンリコ……?(合ってるかな)
ほんとに、ちょっとしたところでもリアクションしてて動きがうるさいんだよ(笑)。
パレードでもノリが良すぎて面白かった。

どういうキャラの人なんだ、と興味がわいたわ。

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