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ラン パン パン レビュー
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インドみんわ
山口 文生【やく】ホセ・アルエゴ／アリアンヌ・ドウイ【え】
評論社
✔こんな子におすすめ
✔戦いごっこが好きな子 ✔リズムある話が好きな子 ✔昔話が好きな子 ✔本よりテレビが好きな子
『ランパンパン』を読んだワケ
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がありました📘インド民話をあまり読んだことがなかったのと、ユーモラスな絵に惹かれたのを理由に、読んでみたくなり、息子の元へ持って帰りました。
あまり民話に興味のなかった息子でしたが、この絵本は不思議と食い入るように読んでくれました✨
『ラン パン パン』の魅力
ラン パン パンのリズム！
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ある日、主人公のクロドリは、王様にさらわれた女房を連れ戻す旅に出ます🥁。
ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパンパン。
たいこを叩いて行進するクロドリ。
行進する度に、ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパンパンと、たいこを叩くその軽快なリズムが子どもにとって、とても楽しいようで、息子はこのランパンパンを聞くと嬉しそうに笑って物語に引き込まれていきます😄
タイトルの｢ラン パン パン｣は、たいこの音だったんですね✨
この音はタイトルになっているだけあり、クロドリの勇ましさ、物語の躍動感が感じられるんです👍
繰り返される、仲間集めと王様との戦いが面白い！
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クロドリは、旅の先々で王様👳に恨みを持つものたちに出会います。
｢どこにいくの？｣
｢王様とたたかいに。にょうぼうがさらわれたんだ。｣
すると、｢ぼくもいくよ。｣と言って、ネコ、アリ、木のえだ、川はクロドリの仲間になって、王様の元へ向かうのです。
何とも面白いことに、皆、クロドリの耳の中へ入り、移動します。
ネコ、アリ、木のえだ、川というバラエティ豊かな仲間が揃うのも、興味深いものです。
クロドリを始末しようと、様々な方法をたくらむ王様👳
ピンチに陥る度に、ネコ、アリ、木のえだ、川がクロドリ耳から飛び出して、助けてくれます。
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仲間集めの繰り返し、王様に反撃する繰り返しは、｢３匹のヤギのガラガラドン｣のリズム感そのもので、繰り返しが大好きな子どもたちにとって、楽しいものに違いありません💫
王様との戦いは予想外の展開が繰り広げられ、爽快なものになると思います♪
戦いごっこや戦いの話が好きな子にもおすすめですよ👍
ラストの1ページに感じる｢平和｣
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戦いに勝利したネコ、アリ、木のえだ、川は、無事クロドリの女房を助け出し、みんなで木の上で幸せに暮らしました😀
私も息子も何故か最後の絵に惹かれました。
｢見てみて～。みんないっしょ～。｣
これを平和のユートピアと言うのでしょうか。
誰にも害されず、穏やかな世界を作り上げているようで、この絵は深いなと思わずにはいられませんでした。
クロドリがつがいで仲むつまじそうに、寄り添い合っているのも、平和の象徴でしょうか。
平和とは何かと考えることができます。
クロドリと仲間たちを通して、子どもといっしょに、
戦いと平和を垣間見ることができました！
リアル！親子で絵本トーク
実際、絵本を通じて生まれた親子のやりとりを特集しています😀⭐
｢実際に読んでみたい！｣方へのご案内
みなさんも一緒に、ランパンパン⭐
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