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空とぶえほん』では、1500冊以上読んでいる絵本のなかから、とりわけ心にとまった厳選された絵本のみを紹介させていただいています😀

またテーマを細かく分けて紹介していますので、今の自分やお子さんに合ったテーマの中からおすすめ絵本をみていただくことができます😄

お子さんの読書読み聞かせの絵本選びに、ご活用いただけましたら、幸いです🌸


紹介記事後半、マンガ風「親子で絵本トーク」も是非お楽しみに!
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戦争をやめた人たち~地球人みんなに読んで欲しい一冊~

2023年1月26日木曜日

○プレゼントにおすすめのえほん ○泣けるえほん ○戦争と平和のえほん ○大人に贈りたいえほん ○歴史のえほん

t f B! P L

 

戦争をやめた人たち レビュー

鈴木 まもる【文・絵】
あすなろ書房
✔こんな人におすすめ
✔平和を願う人 ✔戦争についての話を読みたい ✔クリスマスのお話が読みたい ✔大人に贈りたい絵本を探している人

 

『戦争をやめた人たち』を読んだワケ

興味を抱いた理由は、戦争平和がテーマであったことと、本屋さんでクリスマスの本棚コーナーに並んでいたことでした📚。

2022年2月に、ロシアがウクライナに侵攻を始めました💣。

それからというもの、2022年のクリスマスに至るまで、ニュースで幾度となく、戦争の様子が伝えられ、息子と「戦争と平和」について話し合ってきました👩👦。

このお話は、第一次世界大戦中に、イギリス軍とドイツ軍の間で、クリスマスに起きた本当の出来事に基づいています🎄。

クリスマスの日だけ、戦争をやめた人たちがいたのです💂。

2022年のクリスマスだからこそ、今心にささる絵本だと確信し、絵本を開いたのでした📖。戦争についての絵本を親子で読んでみたい時、最初に手にとる絵本としてもおすすめです。

『戦争をやめた人たち』の魅力

戦争することよりも強い、人の優しさ、ピュアな心を信じられる

あらすじ

100年以上前の1914年。

第一次世界大戦がはじまった、5か月後…

ドイツ軍とむかえうつイギリス軍との最前線で、12月24日の夜に起こったことです。

イギリス軍の兵士が、疲れ果て、塹壕で休んでいると、ドイツ軍の塹壕から、クリスマスの歌、「きよしこのよる」が聞こえてくるではありませんか。

「こっちも、歌おうか」と、イギリス軍の兵士たちも歌い始めます。

すると、ドイツ軍のほうも、歌っているのが分かったようで、パチパチと拍手の音が聞こえてきました。

両方の塹壕から、暗い夜空に、色々なクリスマスの歌が流れてきました・
・・。


この後、両軍は、塹壕から顔を出し合い、近づき、「メリー・クリスマス」と言って握手をし、クリスマスの歌をまた一緒に歌ったり𝅘𝅥𝅮、家族の写真を見せ合ったり、お酒を分け合ったりしました🎄。

そして、着ていたうわぎをまるめ、サッカーが始まりました⚽。

みな、子どものようにわらいながら、走ります🏃。

夕方、それぞれの塹壕にかえる時間になると、笑いながら握手をしました👏。

戦場のほかの場所でも、同じようなことがいくつもあったそうです。

そして、ここでクリスマスを祝った兵士たちは、もう、銃で相手をうつことはせず、命令されると、銃を少し上にむけ、空にむかってうったそうです💣。

大きな攻撃作戦があるときは、相手に知らせ、気をつけるよう伝えたそうです😌。

いっしょにわらい、あそび、食事をし友だちになったから、あいてにもふるさとがあり、家族や子どもがいることがわかったからです。

国を大きくするために戦争するより、たいせつなものがあることがわかったから、この人たちは、戦争をやめたのです。

この本を読んで、性悪説性善説について考えてみました😶

人間には、戦争を始めて、自分たちの国を大きくする犠牲に、多くの人の命を奪うような「があり、その一方で、人を慈しみ、友達を想い、家族を愛する「があります👪。

両方あるというのが、一般的な答えかもしれません🙆。

しかし、戦争の最前線にいながら、クリスマス・イブの夜に、無邪気に歌い合い、クリスマスの朝には子どものように笑いながら、サッカーをする人々を見ていたら、「性善説」より、何かもっとシンプルで単純なピュアな心を本来持っているのが、人間なのではないかと感じました😮。

乳児~幼児の頃、家族で寄り添うだけで、安心感に満ち、誰かを故意に傷つけようなどという発想さえなく、毎日が静かに流れているような空間に心を落ち着かせ、ただ生きていたいという感覚がありました👶👦。

この感覚が、ほとんどの人の心の奥にはあるのではないでしょうか。

その心を蝕み、心の病へと陥らせてしまうのが一つには戦争なのだと思います💀。

しかし、兵士たちの互いを思いやる優しさ、ピュアな心が「戦争」に勝つ瞬間を目の当たりにできるのが、この絵本です😌。

優しさ、ピュアな心が、戦争に打ち勝つことができるという、人の心の神髄、強さを親子で信じることができます👦👧✨👩👨。

子どもだけでなく、大人にもおすすめの絵本です✨地球人みんなに読んでほしいです😌


やわらかな絵のタッチと色で分かる心!

鈴木まもるさんの何とも優しい絵のタッチが、温かい気持ちにしてくれます✨

「戦争の絵本」と聞くと、子どもながらに「怖い…、読みたくない…。」と思うかもしれません😖。

しかし、この絵本で描かれる兵士たちの顔は、最前線での緊張した場面は除き、とっても穏やかなんです😌。

そして、両軍が心を開き始めてからは、とても楽しそうで、子どものようです。

息子も、大人もこんなに子どものように無邪気にはしゃぐものなのかと、びっくりするほどでした👦😳。

「戦争」が舞台の絵本であるのに、読み終わったときには、心が優しさでいっぱいになるのが、この絵本の魅力です🌟。

また、色使いが、とても印象的な絵本でもあります。

物語の始まりはセピア色で描かれているのですが、ドイツ軍の歌が聞こえてくる7ページあたりで、色が使われ始めます🌈。

音符、人々の歌声、焚火、手をにぎりあった、イギリス軍のジョンとドイツ軍のハンスの瞳、サッカーをする兵士たちの上の空…🎵👀🔥。

そう、人々の心が感じられるものに、色が使われているのです✨。

それぞれの塹壕へ帰る場面で、2ページに渡って描かれた夕空の色合いが、とっても素敵でした🌇。

そして、最後のページで「この星に、戦争はいりません。」という文の周りに描かれた、手をつないだ子どもたちは、絵本の中で一番色とりどりに描かれていたことに、平和への希望が感じられました🌍。

兵士たちの表情、色の変化に、ぜひ注目してみてください😀

親子で戦争と平和を考えるきっかけになる!

制作ノートより:

この絵本の、あとがきの絵を描いているときに、ロシアがウクライナに侵攻をはじめました。また、戦争をはじめる人間がいる現実に愕然としつつ、戦争することよりも強い、人の優しさと想像力がかきたくて、絵を完成させました。戦争をはじめるのも人ですが、戦争をやめることができるのも人です。ひとりひとりの想像力が、戦争をやめる力を生み出すのだと思います。

制作ノートのひとりひとりの想像力が、戦争をやめる力を生み出すというメッセージが特に心にささったのをきっかけに、息子と戦争のある世界を一緒に想像してみました👦👩💭。

戦争は人の命を奪うだけでなく、環境も破壊するということ💥。

大切な人が奪われ、「生きる」ことがすべてになること💧。

科学が、間違った使われ方をすること💣。

戦争のある世界は、とても残酷で、悲しいね😪など、話すことができました。

戦争をやめた人たち 」は、親子で戦争と平和について話すきっかけを、きっとくれると思います。

絵本だけでなく、絵本を通して生まれる親子の会話も、想像力を育んでくれると信じています😊

リアル!親子で絵本トーク

実際、絵本を通じて生まれた親子のやりとりを特集しています😀⭐


「実際に読みたい!」方へのご案内

この星に、戦争はいりません🌍


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厳選絵本!紹介ブログ「空とぶえほん」へようこそ! 本ブログ管理人、ゆりじは、数年間、学校図書館に勤務し、現在8歳の息子に、1500冊以上の本を読んできました。 ここでは、私と息子の絵本旅の中で、とりわけ心にとまったおすすめしたい素敵な絵本だけを、実体験とともに紹介していきます。 いつか子どもたちが、たくさんの本を読んで世界を広げ、大空に羽ばたいていけますように。 そして、その想像力が海を越えていきますように。

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