【資産実績】2021年12月 (+267万円)

資産実績

この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。

投資目的・方針

私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。

  • 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
  • 主戦場は米国株式 ETF
  • 米国株式 インデックスへの積立投資を行う
  • 相場下落局面で、追加購入を行う
    コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも

投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

資産の運用実績

現在の資産合計は、約 4248 万円です

運用実績:概要

運用実績:詳細

積立投資の資金は、毎月変わらず 225kJPY (≒1,956USD) で、IVV を購入しています。
IVV の購入単位が 約 55kJPY となるため、毎月の購入金額は若干ばらついています。

購入は毎月の積立のみで、スポットでの積極的な買い増しは行っていません。
相場が過熱感を持っているように見えるので、しばらく様子見をしています。

12 月の分配金は 115kJPY でした。
特に使う予定はないので、いつものように投資資金に回す予定です。

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12月はサンタクロースラリーで上昇したよ。

ドル円チャート (USD/JPY)

次に、ドル円チャートを見てみます。
11 月に1ドル= 112 円台まで下落していましたが、12月は 115 円台まで上昇しました。

私の金融資産はドル建てのため、ドル円の影響を強く受けます。
S&P500 の最高値更新とドル円の上昇により、私の金融資産の上昇は拡大しました。

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来年はドルの利上げが予定されているし、もっとドル高になりそう。

ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)

ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、青色が DXY、赤色が JXY です。

ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。

つまり、ドルの価値が上がるとドルインデックス (DXY) のチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。

これは、円インデックス (JXY) にも、同じ考え方が使えます。

12 月は、 JXY の下落が進みました。
直近5年間の最安値を破りそうな勢いで、円安が進んでいます。

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他の国が利上げしている一方で日本は利上げしないから、相対的に円の価値が下がっているよね。

S&P500 チャート

12 月の S&P500 は、また最高値を更新しました。
ただ、サンタクロースラリーに期待した資金が集中しただけの、一時的な上昇にも見えます。

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最近、ようやく S&P500 が弱くなってきたよ。

経済・政治ニュース

  • FOMC、テーパリングを2倍に加速 22 年の3回利上げを示唆
  • S&P500 が最高値更新、今年 70 回目

FOMC、テーパリングを2倍に加速 22 年の3回利上げを示唆

FOMC、テーパリングを2倍に加速-22年の3回利上げを示唆
米連邦公開市場委員会(FOMC)は資産購入プログラムを従来の想定より早期に終了させる方向へと政策をシフトさせ、2022年にエコノミスト予想より速いペースで利上げに動くことを示唆した。根強い高インフレへの対応を強化する。

Bloomberg の記事によると、米連邦公開市場委員会 (FOMC) は、テーパリングを2倍に加速させて 22 年の3回利上げを示唆しました。

「インフレ動向および労働市場の一段の改善」を反映したとのことです。

米国のインフレ指数

出展:Trading economics, United States Inflation Rate, 縦軸 %

米国のインフレ指数を見てみると、去年の同じ月とくらべて、直近では 6.8% に上昇していることがわかります。

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こんなに物価が上がると、住んでいる人は自分たちの将来が不安になるよね・・・。

インフレ抑制のため、FOMC は金利を上昇させて現金を借りにくくする (現金の流動性を下げる) と判断しました。

このことは、金利上昇により与えられるダメージを、金融市場が吸収できると判断したとも読み取れます。
一方で、

  • 金融緩和の開始により上がった相場が、
  • 金融緩和の終了により下がる

ことは、簡単に想像できるため、22 年の相場はボラティリティが高くなることが予想されます。

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もう少し上昇相場を楽しみたかったよ・・・。

S&P500 が最高値更新、今年 70 回目

【米国市況】S&P500が最高値更新、今年70回目-ドルは下落
29日の米株式相場は、S&P500種株価指数が今年70回目の最高値更新となった。米経済は新型コロナウイルスの感染急拡大を乗り越えられるとの見方が強まり、テクノロジー銘柄に対する売り圧力が和らいだ。

こちらも Bloomberg からですが、記事によると、S&P500 指数が今年 70 回目の最高値を更新したとのことです。

なんとなく、そんな気はしていましたが、S&P500 がこんなに最高値を更新することは、歴史的に珍しかったようです。

2021 年は 1990 年から数えて、最高値更新の回数が過去2番目でした。
実際に投資してみると動きがよくわかるのですが、確かに今年の S&P500 は例年にない強さを持っていました。

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上がりすぎて、逆に不安になるくらいには上昇していたかな。

2021年の投資実績

2021 年最後の月となりましたので、今年の投資実績を見てみます。
種銭は会社員の給与所得のみです。

2020 年 12 月末の投資実績

ちょうど1年前、2020 年 12 月末の投資資産は、約 2738 万円です。

一方で、今月末の投資資産は約 4248 万円ですから、1年間で 1510 万円増えました。

この記事でも紹介したように、今年は S&P500 がとても強かった1年でした。
大きなリターンが得られたように見えますが、長期投資において1年間のリターンはただの運試しです。

10 年、15 年後に「あのころ投資しておいて良かった」と思えるように、投資方針を守って投資を続けたいと考えています。

私の投資目的と投資方針は、こちらの記事をご参考ください。

まとめ:短期的な下落に備える

2022年1月の短期方針

引き続き、積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しを行う

ここ1年くらい、短期方針は変わっていません。
自分で決めたルールにしたがって、積立投資を続けています。

2021 年、新型コロナによる経済低迷や、インフレ率上昇などの不安要素はありましたが、極端な金融緩和によって、米国相場は大きく上昇しました。

ただ、今後はテーパリングの終了と金利上昇が予想されるため、ボラティリティが高くなることが予想されます。

このことから、先月と同じように積立投資を行いつつ、現金を貯めることが 2022 年1月の短期的な方針となります。

かえる
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今の米国相場は、まだ買い時ではないと思うよ。

ご参考になりましたら幸いです。

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