頑張れば頑張るほど逆効果なわけ | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

 

 

私がブレインワークスのプログラムで

サポートしているクライアントの皆様

(ご家族 当事者 教師 保育士 医師 セラピストなど 様々な方がいらっしゃいます)や 

 

ブログ フェイスブック 

ワークショップやサミットを通じて

お話をさせていただいた

たくさんの方々に接していて 

 

しみじみと思うことは 

 

皆さん 

本当によく頑張っていらっしゃる 

ということです。 

 

 

このブログを読んでくださったり 

何冊も本を読んだり 

インターネットで何時間もかけて調べたり 

いろいろな講習会に参加したり 

 

先日開催した

ADHD・ASDグローバルサミットや

私のワークショップに参加してくださったりと 

 

 

すごいエネルギーを注いでくださっています。

 

 

 

 

でも 残念なことに 

 

その頑張りが 

 

実は逆効果になってしまっている方が 

 

とても多いんです。

 

 

「私はこんなに頑張っているのに

なんで 何もかもが 空回りなの?!?!」

 

と感じているかた

 

 

その理由は 

 

 

同じ頑張るにしても 

その頑張りの

原動力

どこから来ているか 

 

というのが 

 

とても大切だということを 

知らない方が多いから。

 

 

 

このままじゃダメだ という

 

将来に対する 

恐れや

不安や

焦り

のような気持ちが原動力なのか 

 

 

それとも 

 

この子がたとえ 

10年先 20年先 

今のままの状態で

変わらなくても 

 

私は

そのままのこの子を

愛し

認めて

100%受け入れる。

 

 

その上で 

 

この子の力を信じているから 

 

この子の持つ可能性を 

伸ばしてあげたい 

 

という気持ちが

原動力になっているか

 

 

 

そして 

 

上から目線

子どもを変えよう

やっきになるのではなくて 

 

自分も一緒に成長しよう!

という気持ちを

もっているのか

 

 

 

ここの違いが

 

実は大きなポイントなんです。

 

 

 

これ 

自分に置き換えてみれば 

当たり前のことなんですが 

 

意外と盲点です。

 

 

例えば 

 

夫やパートナーが 

「あなたは お隣の奥さんと比べて 

料理も下手 掃除も下手 

お金の管理も下手で 

やる気がなくて ぐうたらで 

何べん言ってもご近所さんたちみたいに 

ちゃんとできない

このままじゃ

主婦としてダメダメだし 

近所の人にも馬鹿にされるし 

僕の母にも 

お前の教育の仕方が悪いからだ

って言われて困っている。 

あなたの尻拭いで

僕は疲弊しているし 

僕がいなくなったら 

君は栄養失調になって 

お金もなくなって 

ホームレスになってしまう。

だから 

あなたの将来のために

あなたがちゃんとした

主婦になれるように 

お料理教室と 

お掃除教室と 

家計簿のクラスに登録してきてあげたよ。 

高かったんだから

ちゃんと通って 

早く普通の主婦になって 

僕を楽にしてね」 

って言って来たら 

 

どう思います?  

 

一生懸命やろうという気になりますか? 

 

逆に

「絶対に嫌だ!」

 

と思いませんか?

 

 

あなたがイヤイヤ 

抵抗しながら教室に

かろうじて通っていたら 

 

それでは進みが遅すぎる

充分ではないと感じた夫が 

 

どんどんいろいろなことを

コントロールしたり 

自分が息抜きできることを

制限したりして 

力づくで

あなたが学ぶように 

「改善」するように 

 

あの手この手を使ってきます。

 

 

どうですか? 

 

想像しただけでムカつきませんか? 

 

意地でもやらない!と思いませんか?

 

 

では 逆に 

 

「あなたは 素晴らしい人で 

いつも頑張ってくれていて 

本当にありがとう。 

あなたがいてくれて

僕は本当に幸せだよ。 

いろいろなお料理が

作れるようになったら 

もっともっと楽しくなるし

健康にもいいと思うから 

僕が

お料理のレッスンを受けて来るね。

おいしい料理を楽しみにしていてね。 

もしあなたもやってみたかったら 

後で教えてあげるから

一緒にやってみようか? 

一緒にレッスンに行ってもいいね。」 

 

と言われたら 

 

「ま やってみてもいいかな?」と思いませんか?

 

こうやって例えると 

すごくハッキリと分かるんですが 

相手が子どもになると 

なぜか 

最初のダメだし夫さんと

同じ考え方になってしまうんですね。

(以前の私てへぺろ

 

そうすると 

「人の言うことをちゃんと聞きなさい!!!」

と子どもを叱りつけながら 

 

自分の吐き出したいことを

まくし立てて 

 

自分は子どもの言い分を

全く聞いていない

(または 言えない雰囲気にしてしまう)

といったことが起こってきます。

(これも以前の私笑い泣き) 

 

こういう上司を想像してもらえると 

お子さんの気持ちが

分かりやすいかもしれませんね。

 

 

少し立ち止まって

  

自分の原動力は 

不安や悲しみから来ているのか 

 

それとも 

子どものありのままを受け入れて 

その上で 

子どもの力を信じて 

この子の可能性を伸ばすために 

できるだけのことをしてあげたい 

という希望から来ているのか

 

見つめてみてくださいね。

 

 

 

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