こんにちは。
このブログはこの世の不思議を巡るお話しをしておりますよ。
あなたの人生は不思議に満ちあふれていますか?
さて、19日金曜日から、有休を取って山陰の旅に出ておりますよ。
出雲大社→玉造温泉→須我神社→八雲山→佐太神社
と巡礼してきました😆
いよいよラストは、島根半島の東のはしっこ、美保神社です‼️
ちなみにこの美保神社を巡った後は、鳥取県へ遊びに出かけました😅
ベタ踏み坂を通って、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるロードへ。
※見つめ合う二人…
さて、美保神社は「だいこくえびすの両詣り」と言われている神社です。
いつしか中世頃から、
「出雲大社だけでは、片詣り」
と言われるようになりました。
ギクツとした片詣りの読者さまはいらっしゃいましたか😅?
美保神社には七福神のえびす様と習合されている事代主(ことしろぬし)さま、三穂津姫命が祀られています。
事代主さまは出雲大社の大国主さまの御子神に当たります。
三穂津姫命は大国主さまのお后さまなのですが、事代主さまの母親ではないと言う…😅
まさかの義理の母子が祀られておりますよ。
「ギョロリ。よくぞ参ったな」
眼光の鋭い狛犬さまですよ。
風が強くて車が浮くかと思いました😅
ワンちゃんがいる…❗️
この写真の中央に、ブルドックが映っているように見えませんか?
さあ、両詣りを致しましょう❗️
美保神社は奈良時代に編纂された、出雲風土記に神社名が載っており、いつ建築されたかも分かっていないくらいの古社だそうです。
古事記の国譲り伝説で、事代主様が話し合った島がすぐ近くにあるのですよ。
境内をウロウロしていると、太鼓が鳴って巫女さんが踊り始めました。
うわ〜😆
縁起が良いですね♪
太陽が信じられないくらいにキラキラしていますよ。
ちなみに美保神社は規律が厳しくて、役前(やくまえ)に選ばれた男性は、365日毎晩、夜な夜な人に会わずに、毎晩各社を巡るのだとか。
よって、この地域の住民は、ゲタの音が聞こえると、身を隠すと言われておりますよ。
本殿の裏も回れるようになっています。
空気が澄み切っておりますね。
こちらが美保神社の本殿です。
大社造の左右二殿連棟の特殊な社殿で、美保造と言われておりますよ。
裏手に小さなお社があります。
こちらは若宮社。
事代主様の御子神が祀られています。
本殿をぐるりと回っていると。
出雲大社がある‼️
と、ギョッとしたのです。
ち、違いました…。
ただの箱だったようです😅
いやいや、本当に出雲大社に見えたのです。
しかも、古代バージョンの❗️
あれ?
小さく、森の中に向かって細い道が伸びて行っておりますよ…。
よし、なんだかワクワクしてきたので、行ってみましょう😆
すると、とっても細い道を登ったあとは、ひたすら下に向かって下ります。
何だろうか、ここは。
すると。
突然、鳥居が森の中に現れました‼️
小さな川が流れております…。
「久具谷社」と書かれています。
すごい‼️
と、トカゲの尻尾のように見えませんか?
進んでいくと、お社が‼️
ここは美保神社の境外摂社、久具谷社です。
古事記に出てくるヒキガエルの神様、多爾具久(たにぐく)が祀られているのです。
こんな森の中に‼️
ここは何と、ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげる先生が、生前に訪れたときに、
「この森には妖怪が棲んでいる」
とおっしゃった場所なのですって。
水木しげる先生が妖怪として、この神さまを書き残してくれていたようです。
妖怪、たにぐく‼️
この後に向かった鳥取県の水木しげるロードにも、ちゃんとブロンズ像がありました。
美保神社から、まさか妖怪の棲む森に辿り着くなんて‼️
美保神社って一体…。
とても新しいお社ですよ。
平成22年の豪雪で破壊されてしまったお社を令和元年に修復したようです。
という情報を、この久具谷社に座り込んで、必死に携帯で調べていた私です😅
↑本当に座り込んでいた人
こんな神秘的な神域があるなんて。
さすが妖怪に目覚めた水木しげるを生み出した鳥取県の近くだけあるわ。
ここから鳥取県の水木しげるロードまで、車でたったの25分で着くのですよ‼️
ありがとう、美保関の神さま。
無事、だいこくえびすの両詣りができましたよ。
私の視線を出雲大社で釣ってくれたのかしら。
さすが、えびす様ね‼️
そして、こんなに長いブログを最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございます😆
★山陰の旅 まとめ☆
おわり。
※応援していただけると嬉しいです。