現実と理想・実力と豪運

トレード雑記第128弾、

 

現実と理想・実力と豪運

本題に入るその前に・・・、

 

 

1週間ぶりのブログ復帰ですwww

 

は、はやすぎるだろ・・・、

われながら笑うしかないですねw

 

とはいえ、

「トレード雑記」については、

ネタをネタとして楽しんで書くことができれば、

ネタをネタとして楽しんで読んでいただければ、

という気持ちで、

ゆる~く不定期更新です。

 

本当は月末くらいに1本、小ネタを考えていたのですが、

なんとなく書きたくなったネタができましたので・・・、

お時間ありますときに読んでいただけたらうれしいです。

 

さて、改めまして本日のテーマ、

“現実と理想・実力と豪運”

 

2022年5月8日、

漫画原作者にして麻雀打ちでもある来賀 友志(くが ともし)氏が、

お亡くなりになりました。享年65。

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

代表作の『麻雀飛龍伝説 天牌』は週刊漫画コブラで連載中、

単行本にして114巻(既刊)と、麻雀漫画に限定しなくても、

一般的な連載漫画の単行本と比べても長期連載だと思います。

 

最終回・・・、描かれるんだろうか・・・。

 

連載中の漫画家・原作者の死去といえば、

記憶に新しいところだけを振り返ってみても、

『ベルセルク』で有名な三浦建太郎氏が昨年5月に54歳で、

『ゴルゴ13』で有名なさいとう・たかを氏も昨年9月に84歳で、

お亡くなりになっています。

 

ベルセルクは絶筆、未完がほぼ確定していますが、

ゴルゴ13は「さいとう・たかをプロダクション」が故人の遺志を継ぎ、

現在も連載中です。

 

『天牌』はどうなるんでしょうね・・・。

 

そんなことを思いながら、やっと本題。

 

長期連載の秘訣!?

『天牌』は、文字どおり麻雀の漫画ですが、

わたし自身は、60~70巻くらいまでは読んだ記憶があります。

 

その後は、完結したらまとめて読もうという気持ちでした。

 

こんな感じですので、読んでいない部分もあって内容はふわっとしか書けませんが、

そのなかで長期連載になった(なっていた)理由を考えたときに思い浮かんだのが、

本日のブログタイトル“現実と理想・実力と豪運”です。

 

より詳細に書けば、

現実と理想のバランス、実力と豪運のバランス、

この両者×両者の掛け合いが秀逸だから長期連載に繋がったのだと思います。

 

ちなみに麻雀漫画にも、もちろんいろんな描き方があって、

①「裏稼業・闇の世界で大金や自分の身体・生命を賭ける博徒」を描くもの、

②「実在の人物の自伝的な展開」を派手に誇張して描くもの、

③「実際の戦術書としての要素」を盛り込んだもの、

④「ほぼギャグやネタに全振り」したもの、

などなど、いろいろなスタイルがあります。

 

①のタイプは、

『アカギ』(福本伸行)、『凍牌』(志名坂高次)などが有名だと思います。

 

かなり特殊なルールにおける大金や命のやりとりが中心なので、

麻雀を題材とした博打、ギャンブル、抗争などを表現した感じです。

 

ある意味では麻雀の負のイメージそのままで、

荒稼ぎor地獄行きみたいな破滅型の展開です。

 

②のタイプだと、

作家で雀士の故・阿佐田哲也をモデルとした『哲也 雀聖と呼ばれた男』

(原案:さいふうめい、漫画:星野泰視)がすごく有名だと思います。

 

麻雀漫画の連載は青年誌が中心だと思いますが、

『哲也』は少年誌『週刊少年マガジン』での連載だったので、

当時の少年たちにはすごく新鮮な題材だったはず。

 

しかも、かっこいい(?)「イカサマ」対決がメインだったので、

そこでは必殺技の応酬みたいな少年漫画のノリを上手く表現していた感じ。

 

③のタイプは、

わたしのなかで『打姫オバカミーコ』です。

 

最強位のタイトル獲得経験もある漫画家の片山まさゆき氏による作品ですが、

最初読んだときは・・・、難しくてさっぱりわからなかったですw

 

少なくとも麻雀初心者が「漫画」として楽しむ感覚は、絶望的だと思います。

(ルールや戦術を覚えたうえで、あらためて読むとおもしろいんですけどね)

 

④のタイプは、

こちらもわたしのなかで『ムダツモ無き改革』(大和田秀樹)が該当します。

 

①や②でおこなわれるタイプの技術的なイカサマではなく、

指で麻雀牌をこすると字や絵が消えて「白」(ハク)の牌になる、

そのあり得ない5枚目の「白」を用いて「役満だぁ~~!!!」

みたいな物理的イカサマが満載のトンデモ漫画です。

 

登場人物も・・・、「実在の人物とはあまり関係ありません」という表記で、

「あまり」という表現がツボるレベルのギャグ漫画だと(わたしは)感じます。

 

これら以外にも、

圧倒的な強さの主人公に違法な高額レート麻雀で挑み、

破産する人たちの悲喜こもごもを描く『むこうぶち』や、

女子高生のクラブ活動として野球部のように麻雀部の活動を描く『咲 saki』など、

麻雀という題材を多種多様な視点から描かれた漫画は星の数ほどあります。

(もちろん他にもたくさんありますが、さすがにこのくらいでw)

 

さて、『天牌』はというと、

おそらく①のタイプに分類されます。

 

とはいえ、①のなかでは、破天荒な展開、豪運シーンがありつつも、

それでも他の漫画よりは控えめで、

登場人物たちが現実と理想のバランスで揺れ動きながら成長したり離脱したり、

といった人間模様が大きな魅力のひとつです。

 

しかも何度も同じ登場人物と麻雀を打つことも多く、

そこでの成長や葛藤、心理模様なんかも描かれています。

 

そういう意味では、少年漫画だとわりとありがちな、

必殺技を駆使して敵を倒せば、どこからか新しい強敵がまた現れる、

を繰り返す展開ではなくて、主要キャラが時に味方となり時に敵となり、

そこでの成長と離脱が折り重なって進んでいく展開となっているのが特徴です。

 

結局何が言いたいのか!?

強引にまとめますwww

 

長期連載を可能にするためには、

現実と理想のバランスを上手く組み込んで、

そこでの成長と失敗を丁寧に経験しながら、

実力の向上を達成し(たとえば以前負けた人に勝つ、など)、

そのなかで漫画だけど「漫画のような豪運」を発揮する派手な戦い方と、

一方で「現実離れしすぎない」路線との調和が、

とても大切なストーリー展開となっています。

 

ぶっちゃけ『天牌』はかなり上手くいった(いっていた)好例だと思います。

 

あまりにも惜しい・・・。

 

 

そして・・・、

あっ、このことって、

トレードでも同じですよね、たぶん、

と考えるようになりました。

 

長期にわたってトレードを継続するためには・・・、

 

“現実と理想・実力と豪運”

 

それぞれの要素を上手く融合させて好循環のスパイラルを、

一つひとつ丁寧に、丁寧に築き上げていったその先にこそ、

成長や達成感がついてくるのかな、って改めて感じました。

 

完全にトレードからは離れる、という極端なことはせずに、

細~く、長~く、ゆる~く、気ままに続けたい感じですね。

 

ちなみに、アイキャッチ画像は「現実逃避」

「これじゃぁダメじゃん」って思いますが、

上手くいかない時はなんとなくこんな感じ。

 

5月病ですかね!?

 


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2件のコメント

  • 久しぶりのブログ更新ですね!
    麻雀のネタは、いつ読ませていただいても
    読みごたえがあります。
    ここに出てくる麻雀漫画はほとんど読んでいる世代ですw
    特に片山まさゆき氏は
    ノーマーク爆牌党やスーパーヅカンなども
    全部読んでいますw
    さらにカミングアウトするなら、
    近代麻雀にいろいろな投稿をして、懸賞で当てた
    近代麻雀オリジナルの雀牌も持っていますwww
    トレードは自分のペースで長く続けることが
    大切ですよね。
    大勝ちを狙わず細く永く相場と付き合いたいと
    思います。

    • ありがとうございます。
      今月は月曜日に週一配信ですw

      近代麻雀の雀牌・・・、うらやましい!!!
      (単行本派なので雑誌はほとんどみないんです)

      そういう懸賞も、ほぼ当たったことないですw

      アラフィフさんは、
      着実にプラスを積み重ねてますよね、
      ぜひコツコツ利益、そしてドカンと爆益、
      これからも楽しませてください!

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