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「親が変われば子が変わる。」

 

 

「まずはお母さんが変わりましょう。」

 

 

そのために、

 

 

子どもへの干渉、口出しを控えて…

 

 

学校のことは言わないようにして…

 

 

自分が楽しむ時間を作って…

 

 

ってことを心がけているお母さんは

沢山いると思います。

 

 

今や、スマホ一つで情報は簡単に、

しかも大量に手に入るので、

 

 

”不登校、親、対応”

なんて検索すれば、

 

 

それぐらいの知識、ノウハウは

耳タコくらい情報として手に入るし、

 

 

その情報をもとに実践することも出来ますもんね。

 

 

その実践がなかなか難しい！とか、

うまくいかない！とかいう悩みは出てくるにしてもね。

 

 

 

 

私のカウンセリングを受けてくださる

クライアントさんも

 

 

不登校になったばかりの段階は別として

 

 

(最初は当然、何がなんだか分からない状況ですから、

無理にでも登校させようとしちゃいますよね。）

 

 

多くが、こういうことは一通り知識、情報としては

頭に入っている方ばかりです。

 

 

 

ですが、一番大事なところが抜け落ちていることが

 

 

コレまた結構あります。

 

 

それが、そもそもの【意識】の部分。

 

 

 

親が変わる、お母さんが変わるのは、

 

 

子どもを、親が納得する様な姿に変えるため。

子どもを学校へ戻す（動き出させる）ため。

 

 

もしも、そんな風に、子どもを変えるため、

 

 

相手をコントロールする目的の意識で

 

 

（言いたいことを我慢して）

干渉するのを止めたり、口出しを控えたり

 

 

（頭の片隅では子どもを見張りながら）

自分の楽しみのために出かけるようにしたり、

 

 

そんな風に意識と行動がバラバラのことをし続けても、

 

 

当然、望むような結果は得られません。

 

 

子どもには、うわべの関わりではなくて、

 

 

お母さんの心の内側、根底にある、

 

 

コントロールのマイナスの意識、

 

 

が伝わってしまうので

 

 

むしろエネルギーを奪われて元気がなくなったり、

 

 

全力で反抗したり、心のシャッターをおろしてしまったり・・

 

 

という様な事態になることも考えられます。

 

 

 

 

そうなれば当然、お母さんとしては、

 

 

「こんなに無理して頑張っているのに！」と

 

 

さらに怒りや虚しさで苦しくなってしまいますよね。

 

 

 

 

なのでまず意識すべき大事な点は、

 

 

なんのために、誰のために自分を変えようとするか？

 

 

というところなんです。

 

 

「子どもにどうしても学校に行ってほしい」

 

 

そのために自分を変えようとしているとしたら、

 

 

子どもが学校に行かないと

自分にとって何が問題なのか。

 

 

そんな風に自分の中の恐れや不安に向き合って

 

 

自分で解消していくための行動をする。

 

 

その先に、自分を変える行動がついてくる。

 

 

という順番で進まないと

 

 

本末転倒となってしまい、

 

 

親子でエネルギーの奪い合いとなってしまいます。

 

 

ここが一番大事かなって思います。

 

 

その、【意識】の部分を根底から変えるのが

 

 

実は一番難しいんですよね。

 

 

 

 

ですが、こうして今、

 

 

問題だと感じる事が起きているのは、

 

 

人生において、そこに向き合うべき時が

 

 

今、だから。

 

 

向き合う必要があるから。

 

 

なのだと思います。

 

 

にわかにはそうは思えないと思いますが、

 

 

ピンチはチャンス！です。
 

 

チャンスを生かせるかどうかは

あなた次第です。