「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」
フランスの哲学者アランの書「幸福論」に記載され一文です。
毎日つらい思いをして、笑顔なんて作れない
なんて思っていませんか？
違います。
笑顔が作れないから、つらい思いが晴れないのです。
「笑う門には福来る」とも言います。
まず笑顔を作ることで悩みを軽減しましょう。
こんにちは。
製薬企業医師のヒロスケです。
今回は「笑顔を作ることの大切さ」についてです。
笑顔がつらい思いを軽減するワケ
エンボディメントという概念があります。
脳は体と心を一致させる傾向があることを指します。
例えば、青空の下でスキップを踏みながら、鼻歌を歌いながら絶望に落ち込んでみてください。
これは実際にやってみると非常に難しいことは想像に難くありません。
この実験はサンフランシスコ州立大学のエリック・ペパー博士が心の状態を調査するために実践した内容です。
博士は楽しい動きが楽しい気持ちを呼ぶことを証明しました。
つまり笑顔を作れば、脳は勝手に楽しい感情を作り出すのです。
笑顔を作るのに気持ちがついてこない人へ
笑顔を作るのは、簡単です。
口角が上に引っ張られていれば良いのです。
汎用される方法としては、ペンを横向きに加える方法です。
ペンを加えて、背筋を伸ばしてください。
プレゼンの前などで緊張している時に、2~3分間その姿勢を続けていると、いつの間にか肩の力が抜けていることに気づきます。
笑顔が周囲の人にも影響する
笑顔の人には自然と好印象を持ちます。
これは本能です。
人は笑顔の人は、自分の見方であると区別します。
あなたが笑顔である限り、自然と人が集まってきます。
しかめっ面をしている人には近づきたくないですよね。
不幸な表情をしている人の傍にいると、自分の気持ちも落ち込んだ
そんな経験ありませんか？
人の感情は伝播します。
伝播しやすい感情とそうでない感情があります。
実はネガティブな感情ほど伝播しやすい。
このことは、トロント大学生命倫理学教授のケリー・ボーマンが証明しています。
これは、人間の進化の過程で培われた本能だと言います。
脳神経学的にも共感を起こすミラーニューロンの存在が証明しています。
感情を露わにした人の表情を真似て表情を動かす傾向が人にあります。
例えば、赤ん坊の無垢な笑顔は自然と人を笑顔にします。
逆に言うと、あなたの笑顔は自然と他人を幸せにする力を持っているということです。
つらい思いがいつまでも晴れないワケ
笑顔は作為的にできることはお話しました。
しかし、それでもつらい思いが続きます。
何故でしょう？
それはあなたが共感を求めているから。
誰かにあなたの気持ちを理解してほしいから
つらい思いを他人と共感してほしいと感じることは自然なことです。
ただこのままではいけないと思っているからこそこの記事をお読みになっているではないでしょうか？
お笑い芸人のみやぞんがTV番組で言っていた一言が私は心に残っています。
「自分の機嫌は自分で取る！」
そうです。
自分の機嫌を自分で取れるようになれば、あなたのつらい気持ちは無くなります。
そんなことできるの？
一つの答えはみやぞんの態度でわかると思います。
TV番組での彼の言動には一貫性があります。
それは「ポジティブシンキング」であること。
彼は一貫してポジティブです。
だからこそＴＶで見ても気持ちがいい。
何かに挑戦する時には、心から応援できるし、成功しそうな印象を持ちます。
あなたもみやぞんのようにポジティブシンキングを手に入れるべきなんです。
ポジティブシンキングを手に入れてないから、何時までもつらいまま。
ポジティブシンキングを手に入れてないから、自分で自分の機嫌が取れないのです。
ポジティブシンキングについての本はたくさんあります。
その中の10数冊に目を通しました。
その内容は実は共通している点があります。
参照の有無にかかわらず、その基礎は「エミールクーエの自己暗示」にありました。
アレコレと本を手に取って学ぶ前にまずは「エミールクーエの自己暗示」を学んじゃってください。
以下にエッセンスを抽出しました。
お時間のないあなたにはぴったりだと思います。
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