★★★はじめましての方、★★★

★★★自己紹介はこちらから★★★

 

 

 

人間がとる姿勢において、

一番しんどいのは

どんな状態だろうか?

 

 

 

僕はどう考えても、

立ちっぱなしの姿勢である。

 

 

出版社という職業柄、

時々、イベントの販売スタッフとして、

物販に立つことがある。

 

 

 

その時の立ちっぱが、

とにかくしんどい。

 

 

 

朝から夕方まで

立ちっぱなしの日なんて、

本気で足が棒になる。

 

 

 

いや、棒ならまだいい。

あれはもはや、ストローだ!

 

 

 

 

ストローのように

足から芯がすっぽり抜け、

デコピンひとつで

ポキッといってしまいそうな

そんな気分になるのだ。

 

 

 

 

歩き続けることや、

動き続けることも、

もちろんしんどい。

 

 

 

だが、やはり

立ちっぱなしのしんどさは、

それとは比べものにならないのである。

 

 

 

 

では、なぜこの立ちっぱなしは

あんなにも足が

しんどいのかと言えばだ。

 

 

 

 

それは、ずーーっと同じ姿勢を

とっているが故に、

足に圧力がかかり、

それが原因で血流が悪くなり、

足にどんどん疲労が溜まっていくのだ。

 

 

 

つまり、血管を通る血液を、

同じ場所で止めれば止めるほど、

体内で不調のもとは

作られていくのである。

 

 

 

 

で、この立ちっぱなしの

しんどさを

考えれば考えるほど、

これって感情も全く同じことが

言えるよなあと思うのだ。

 

 

 

 

 

つまり、感情も、

同じ場所に留めておくと、

それだけで心はどんどん

疲弊していくということだ。

 

 

 

 

ちなみに感情の仕組みとして、

感情は存在を認めて、体験すると

次の感情へと移り変わっていく。

 

 

 

 

それは、悲しくても、泣いて、泣いて、

泣いて、泣いて、泣きじゃくっていると、

なぜか心がスッキリして笑えてくるように。

 

 

 

ということは、逆に言うと、

存在を否定し、

「あっちにいけ!」と

やっていると

感情はずっと同じところに

留まってしまう

ということなのだ!

 

 

 

 

そう、感情を否定すればするほど、

同じところに感情は溜まり、

結果、心の血流を悪くし、

心はどんどん沈んでいってしまうのである。

 

 

 

 

だからこそ、心を立ちっぱなしの状態に

しないために、感情を常にうまく

流していく必要があるのだ。

 

 

 

ではその感情を流す具体的な方法について。

 

 

 




それが次に記すものである。

 

 





 

編集者という仕事柄、

プレゼンやナビゲーターなど

人前で話す状況がたくさんある。

 

 

 

そんな時やはり、

全く緊張しないと言えば、嘘になる。笑

 

 

 

本番が近づけば近づくほど、

下腹がきゅるんと縮こまり、

口もパサパサに乾いてくるのだ。

 

 

ただそんな時に

「緊張するな、緊張するな、緊張するな」

と自分に言い聞かせた場合。

 

 

 

やはり、心の立ちっぱなし状態が起こり、

その先に待っているのは

更なる緊張なのである。

 

 

 

そこで自分にこう語りかけるのだ。

 

 

 

「そりゃ人前で

話すんだもん。

緊張するのも

当たり前だよなー」

 

 

 

こうやって、存在を認めて、

「ちゃんと緊張してあげる」と

不思議と、身体はこの感情に順応し、

波が引くように、

緊張はどんどん和らいでいく。

 

 

 

 

だからこそ騙されたと

思ってやってみてほしい。

 

 

 

悲しくなったら、

「そりゃあんなことがあったんだもん。

悲しくなるのも当たり前だよなー」と。

 

 

 

むかついたら、

「そりゃあんなことがあったんだもん。

怒りが湧くのも当たり前だよなー」と。

 

 

 

恥ずかしくなったら、

「そりゃあんなことがあったんだもん。

恥ずかしくなるのも当たり前だよなー」と。

 

 

 

とにかく立ちっぱなしが

一番しんどいように、

心が一番疲れるのは、

心を立ちっぱなしにさせることだ。

 

 

 

だからこそ、起きた感情は

同じところで留めず、ちゃんと流す。

 

 

 

 

それが心を疲弊させない、簡単かつ、

超効率的な方法である。

 

 

 

↓応援よろしくお願いします↓


自己啓発書ランキング

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村