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彼氏のことも

彼女のことも知っている

とあるカップルが、

揉めていた。

 

 

 

そして、とても面倒なことに

彼氏と彼女、それぞれから

「話を聞いてくれないかな?」

と呼び出しを食らった。

 

 

 

そこで、

「わしゃ、審判か!」

と思いながら、

泣く泣くそれぞれの話を

聞くのだった。

 

 

 

まず、彼女の言い分。

 

喧嘩の理由は

くだらないものだったけど、

彼氏の言い方が、暴言じみていて、

それが怖かったそうだ。

 

 

それに酷い言葉も

使われて傷ついたと。

 

 

 

だから、これから

やっていけるか心配で、

今回のことで、

もしかしたらお別れもありえると、

泣きじゃくっていた。

 

 

 

まあ確かに、どんな言い分が

あったにせよ、暴言によって、

人を説得することになんの意味もない。

 

 

彼氏は一体なぜ

そんなことをしたのか…

彼氏と会ったら、

それを突き止めようと、

心に決めるのだった。

 

 

 

 

 

そして、次の日。

 

彼氏の言い分はというと。

 

 

 

これ本当にそのまま

お伝えするのだけど、

彼は僕にこう言ったのだ。

 

 

 

 

 

「喧嘩の理由は

くだらないもの

だったんだよ。

でもさ、彼女の言い方が

もはや暴言で…。

それが本当に嫌で、

大事に

されてるのかな?って

不安になってる。

今回、最悪も

あり得るかもな…」

 

 

 

嘘やん!嘘やと言ってたや!

 

 

だって、わしゃ、あんたが

暴言吐いた言うから、

それを突き止めにきたんや!

 

それなのに、なんであんたが

「暴言を吐かれた!」って

悩んでまんねん!!!!!!!!

 

 

 

 

そう思わず、関西弁で

ツッコミんだ。笑

 

 

 

 

彼女は、

彼氏に暴言を吐かれたと悩み、

そんな彼氏は、

彼女に暴言を吐かれたと

悩んでいたのだ。

 

 

 

もう意味が分からなかった。

 

 

 

まあでも、

それくらい人は、

主観で生きている

生き物だと

いうことなのだろう。

 

 

 

つまり、彼と彼女…

いや全人類は、同じ世界を

生きているようで、

全くの別世界を

生きているのだ。

 

 

 

それは、このブログの読者が

好みの言い方をすれば、

別々のパラレルワールドを

生きているということ。笑

 

 

 

 

だからこそ思ったし、

改めて決意もした。

 

 

 

人から聞いた話で、

人を嫌いになったり、

軽蔑したりしては

いけないなと。

 

 

 

 

例えば、先ほどのカップルの話で言うなら、

彼女の話を聞いて、

一方的に彼氏を軽蔑することもできた。

 

 

パートナーに、暴言を吐くなんて

何事か!と。

 

 

 

しかし、彼氏の話を聞くと、

それはお互い様であることが

分かった。笑

 

 

それなのに、彼女の話だけで

勝手に彼氏のことを、

嫌いになっていたらと思うと…

やはり、噂話や伝聞で

物事を判断することの怖さを

感じざるを得ないのだ。

 

 

 

自分の見たことしか信じない。

自分の聞いたことしか信じない。

自分の嗅いだことしか信じない。

自分の触ったことしか信じない。

自分が味わったことしか信じない。

 

 

 

それが噂話や誰かのただの主観に

惑わされない唯一の方法であり、

この世界への誠実な態度なのだ。

 

 

 

 

誰かのくだらない

噂話によって、

「好き」になる可能性が

あったものが、

「嫌い」になって

しまいませんように。

 

 

 

 

そう願っている。

 
 
 
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