夢を叶えようとしたり、

人生を豊かなものにしようとする時、

「やはり行動が

大事ですよ!」

なんてことが

いろんなところで言われる。




確かにこのブログでも、

何回か「行動が大事」と

お伝えしているし、

そのことに関しては、

全くもって反論はない。




まあ、そもそも

この三次元の世界において

宙から何かが

パッと魔法のように

現れることはないわけだし。


やはり、動いてなんぼなのである。





しかしである。

こうして「行動が大事」

と言うとだ。




多くの方が、

こんな発言をするようになる。





「じゃあ、やったことの

ないことに

挑戦し続けなきゃですね!」


「じゃあ、あれもやって、

これもやって

休む暇はないですね!」と。




たしかに、それも確かなことだし、

新しい挑戦をするのも、

あれもこれもやるのも大事だ。




ただ忘れてはいけないのは、

「休むこと」

「止まること」

「落ち着いて

考えること」

…その3つも

大事な行動であり、

それらを怠っては

いけないということだ。





だって、「行動」というのは、

国語辞典で言えば、

いわゆる動詞に

分類されるものの総称。




それで言えば、

休む、止まる、考えるも、

立派な「動詞」なのである!




休む、止まる、考えるというと、

何もしない、行動を止めるみたいに

思われるかもしれないが、

全然そうじゃないということだ。




新しい挑戦をするために休む。


あれも、これもやるために

一旦、立ち止まったり、考える。




そんなことに対して、

声を大にして、

「私は行動してます!」と

言っていいのである!!!




というか、そもそも行動するって、

なんなんのかを考えた時に、

キッシーの中で

しっくり来ているのがこれ。




いや、しっくりどころか

絶対にこれ!





「行動するとは、

自分を真剣に

大事にすることの総称」



そう、自分を真剣に

大事にしようとすることは

全て、「行動」に

カテゴライズしても良いということ。




それは人が行動するのは

なぜか?その根本には、

こんな気持ちが

存在していると思うから。




「自分を喜ばせたい」と。




つまり、

「まだ見ぬ自分に会いたい!」

「未だかつてない経験をしたい!」

「大事な人を喜ばせたい!」

というのが表面的な、

行動の動機だと思うのだけど…


それって、ひっくるめると、

自分を喜ばせたい!

自分の笑顔が見たい!

という気持ちが潜んでいるということだ。




そうなった時、やはり、

動いて動いて動きまくって、

自分を酷使することだけが

行動することだとは

思えないのである。



休んで、止まって、考えて、

そうやって自分を労ることも

やはり、自分を真剣に

大事にするためには重要なこと。



そのため、

積極的に休んだり、

積極的に止まったり、

積極的に考えることは、

超行動的行動だと、

僕はそう思っている。




だから、休んだり、止まったり、

じっくり考えることに、

「私は行動できてない…」と

罪悪感を持つ必要は、

全くないのである。