ママがかぼちゃのケーキを焼いて待ってくれていました。
とっても美味しかったです。
が、ママはとにかく食べさせてくる人なのです……ここにいると横綱になってしまいます。
ママは糖尿病なのですが、この生活で大丈夫なのでしょうか?
1日何回食べるの?というくらいずっと食べています。
義姉たちが実家から逃げた理由の一つです。
そもそも、夕食に友人とラーメン屋さんへ行くことは伝えていたのですが、もうそろそろ支度しなくてはならないという時に、かぼちゃのスープが目の前に……
夫が仕事から帰宅して、同じようにスープを飲むことに。待ち合わせ10分前だというのに、ここで食事の遅い夫が飲むと完全に遅刻です。かと言って、ママの手前、ダメよ、食べちゃ。なんて言えません。
遅刻よ、と横から言うと、じゃあ待ち合わせ時刻を10分遅らせよう、と平気で言うので腹が立ちます。
そんなことどうでもいいという感じで、義両親が横からマシンガントークで攻めてくるので、夫の食事もすすみません。
それで、やっと食べ終わったと思ったら、どっしり重そうなパスタと肉の煮込みをママが出してきました。
さすがに言いました。
ママ、これからラーメンを食べに行くというのに、これは食べられませんよ。時間も遅刻気味ですし。
一体なにをかんがえているのかわかりません。食べすぎると体調が悪くなることは以前から伝えているはずなのに、とにかく食べさせたがるのです。
すると、じゃあいつ食べるの?明日は金曜日よ?金曜日に肉を食べるわけないでしょう?まさかあなたたち食べているの?とママが少し不機嫌に
金曜日に肉なんて、絶対食べるわけないだろう。と、パパが追撃。
じゃあ帰ってきてから食べますよ。(言うだけ言っておく。
そもそもうちは金曜日に肉を食べないなんて気にしません。面倒なので。
カトリックでも、日本でそれをしている人を見たことがありません。
そんな感じで、私たちは色々義両親に秘密が多いので、時々息苦しくなります。
実家を出てなんとか友人オススメのラーメン屋さんへ。
抹茶を注文したら、ボトルで甘酸っぱいお茶が出てきました。これは日本人受け悪そうです。
ラーメンの方は普通でした。
味噌ラーメンにしましたが、やはり日本のものとは違います。
誕生日プレゼントはOff-Whiteのスニーカーにしました。イタリアから取り寄せました。
うちのHPを完全無料で作ってくれている友人。向こうから夫へのお祝いにと提案してくれたことでしたが、なんだか申し訳ないのです。
まさかこのようなプレゼントがあるとは思っていなかったようで、驚いておりました。とっても喜んでくれて、せめて何かお返しをさせて!と、何故かラーメンを奢られてしまいました
お友達の管理するスタジオへお邪魔しました。
ここにある写真や絵は全て、スタジオに出入りする友人たちの作品です。アーティストなのです。
撮影をして遊びました。
新曲に声を入れてみました。笑
実家2日目。
食べなかった肉のパスタはしっかりお土産に待たされました。残念ながら肉が多いので、全て夫行きです。
朝起きてすぐ、バターの塗られたパンに、チーズとジャム、スクランブルエッグが用意されていました。気持ちは嬉しいのですが、朝食を食べる習慣がないので、特に外出予定もない時には、これも少しつらいです。
それを食べ終わるとすぐに、ティータイムです。かぼちゃのケーキ。クランベリージュース入りの紅茶。私は甘いお茶が嫌いなので、この紅茶が本当にきついのですが、残せません。
ママは私がチョコ以外の甘いものがそんなに好きではないことを知っています。でもママは甘いもの、砂糖が大好物なので、そこは私に合わせたくないのかもしれません。
というより、こんなに美味しいのになんで!?という感じで理解できなさそうです。
私が先日イラクサのお茶を喜んで飲んでいるのを見て、よくそんな不味いもの飲めるねと、変な目で見られ、何度も砂糖を入れるか聞かれたほどです。
先日、ある友人から、何故実家を避けるの?と聞かれ、すぐには答えられなかったのですが、多分こうした小さな無理の積み重ねが、私を実家から遠ざけているのだなと、やっとこの日理解しました。
あとは仕事に集中しました。
ママが午後にトマトのスープを用意してくださりました。
じゃがいものパンケーキもありました。
たっぷりの油で揚げる、ポーランドの伝統料理です。
美味しいのですが、しばらく油のせいで目が痛かったです。
ママは可愛い飾りのついたパンプスが好きなのだそうです。でも、パパがそういう靴を嫌うので、履かないのだとか。
そんなの気にせず履いたらいいのに、と言いましたら、相手が嫌うものをわざわざ履くことはないでしょう、と……。
けなげ…
先日転んで怪我をしたママ。足の傷が残っていたので、まだ痛そうですねと言ったら、パパが、
自業自得だよ。
と、言ったのです。
出かける前に、何かを散々注意したようなのです。何もこんな泥のぬかるむ日に、とか、何もそんな靴で、とか。
それで言った通りになってしまったので、パパはイライラしてしまったそうなのです。
いつも仲良しに見える二人ですが、そんなこともあるのですね。
最近ママは義姉次女と一緒に、日本の子どもがおつかいをする番組にハマっていたようです。
日本の子どもの方がしつけが厳しいのでしょうねと言われたので、私は厳しくされたけど、弟は甘やかされています。下の子が可愛いのは当たり前です。ママだって夫を特に甘やかしていると義姉達が言っていましたし(そのせいで去年のクリスマスに大喧嘩になりましたし)、それはどこの家庭も一緒かもしれませんね、と答えました。
ママからしたら、平等にしたつもりだったのかもしれません。でも義姉長女は、叱るために一発でもおしりを叩けば、100発殴られたと言うような子だった。と愚痴がありました。
義姉長女らしいなあと思いました。
居座り続けると、また食事の波が来てしまうので、夕方には自宅に帰りました。
ヨーロッパランキング
にほんブログ村