エーモントルクレンチとイージーパワーレンチでタイヤ交換【amon・口コミ・レビュー】

スタッドレスタイヤの購入に合わせてトルクレンチとクロスレンチ(十字レンチ)を購入しました。

最近はタイヤ交換をカーショップに任せる方も多いようですが、タイヤ交換はそんなに難しくないので道具さえ揃えてしまえば個人で出来てしまいます。

私は小学校高学年くらいから実家の車のタイヤ交換を手伝っていました。ですので、手順さえ覚えてしまえば誰でもタイヤ交換はできると思います。

そして、今までは十字レンチで適当にナットを締めていましたが、それは余り良くないみたいなので初めてトルクレンチを使ってみることにしました。

実際にタイヤ交換に使ってみたレビューを紹介します。

amonイージーパワーレンチ

amon工業イージーパワーレンチとトルクレンチ
amon工業イージーパワーレンチとトルクレンチ

イージーパワーレンチはクロスレンチ、十字レンチと呼ばれるレンチと同じ用途で使います。

初めてイージーパワーレンチを使ってみたのですがこれはかなりお勧めです。

イージーパワーレンチの利点は収納時に小さい点、弱い力でナットを外せる点です。

小さいので車載しやすい

amonトルクレンチとイージーパワーレンチ 収納時の状態
amonトルクレンチとイージーパワーレンチ 収納時の状態

通常のクロスレンチはレンチが十字型になっているのでスペースをとって邪魔なのですが、イージーパワーレンチは分解すると2本の棒になるので収納がとても楽です。

収納ケースの大きさが400×90×40mmしかありません。

いざという時の為に車載しておいても収納スペースを圧迫しないですし、押し入れに置いておくにしても収納しやすい形状なのは間違いありません。

持ち手を長くすることで弱い力でナットを緩めることができる

amonイージーパワーレンチの持ち手を長くした状態
amonイージーパワーレンチの持ち手を長くした状態

amonイージーパワーレンチは持ち手を長くすることができます。

そして、持ち手を長くできるということはてこの原理を利用して弱い力でナットに強い回転の力を与えられるという利点があります。

長期間走行したタイヤのナットは非常に固く締まっていることが多く結構力を入れないとナットが緩まないことが普通です。

通常のクロスレンチでは相当な力を入れないとナットが緩まないので、力の弱い方だとナットを緩められなくてタイヤ交換を諦めてしまう人もいるかもしれません。

今回初めてイージーパワーレンチを利用したのですが、簡単にナットが緩んだのとても驚きました。ナットを緩めるのが苦手でタイヤ交換を諦めていた方には特におすすめです。

通常のクロスレンチとしても使用可能

amonイージーパワーレンチ 通常のクロスレンチと同じ状態
amonイージーパワーレンチ 通常のクロスレンチと同じ状態

amonイージーパワーレンチの良い所は、通常のクロスレンチと同じ形状でも使える点です。

ナットを緩めたら後はクロスレンチをくるくる回してナットを外すことになります。持ち手が長い状態では回すことができませんが、通常のクロスレンチと同じ形状に変化させてしまえば回すことができます。

amonトルクレンチ

ホイールをナットで固定する時は、そのホイールとナットに適した力で締め付ける必要があります。

締め付けが弱いとナットが緩んで外れてしまいますし、逆に締め付けが強すぎるとホイールとナットを痛めることになります。

トルクレンチを利用することでそのホイールとナットに適した力加減で締め付けることができます。

工具の価格はピンキリです。高い精度を求めるのであれば価格も高くなりますし、低い精度の製品で良いのであれば価格も安くなります。

amon(エーモン)のトルクレンチは若干高めではありますが、日本製の工業製品なので信頼性が高いです。

精度に対する信頼と、長く使えそうな点を期待して購入しました。

amon工業トルクレンチ
amon工業トルクレンチ

トルクレンチは持ち手近くのメモリを目的のトルク値に合わせます。108N.mで締めるのであれば0のメモリを100に合わせた後に、真ん中のラインが8になるまで更に回ります。

トルクレンチで締める時はレンチを回転させて占めている途中でカチッと音がするまで回します。

レンチを回している途中に音がすることが重要です。動かし始めて直ぐに音がした場合は締め付けが強すぎる可能性があります。

レンチが動いている時と止まっている時で摩擦係数が違います。そして、止まっている時の方が摩擦係数が大きいのでより大きな力をかけてしまうことになるからです。

amonのトルクレンチは目的のトルク値に達した時にそれ以上回らなくなるので便利です。

追加ソケットが必要

イージーパワーレンチに付属しているソケットがトルクレンチにも流用できるので、それで十分かと思っていたのですが、実際に使ってみるとタイヤ・車体との距離が取れないので危険でした。

トルクレンチの持ち手がタイヤ・車体に触れるような状態でトルクレンチを回さないといけなくなるということです。

それではお互いに擦れて傷が付いてしまいます。

別売りのソケットはイージーパワーレンチに付属のソケットよりも長いので、トルクレンチを回す時にトルクレンチも車も傷つけずに済みます。

ナットの大きさに合わせたソケットを選んで購入しましょう。

メルテック 3t 油圧フロアージャッキ

メルテック 3t 油圧フロアージャッキ
メルテック 3t 油圧フロアージャッキ

amonではないですが、車が重くなったので油圧ジャッキも新調しました。

ジャッキを車体下部のジャッキアップポイントに接触させると金属同士なので傷が付いてしまうことが多いです。

そこで今回はアタッチメントも使ってみたのですが、全く傷が付きませんでした。おすすめです!

油圧フロアージャッキは車高・車重に合った物を購入するという点にだけ気を付けてください。

今回購入した油圧フロアージャッキは、30年以上前に購入した実家の油圧フロアージャッキと使い方が全く同じなのにびっくりしました。ですので、安全性が担保されてさえいればどこの製品のを購入しても余り変わらないと思います。

まとめ

amonの工具を始めて使ったのですが、見た目的な高級感と収納時のコンパクトな点、力が弱くても扱える点が非常に良かったです。

特にイージーパワーレンチはおすすめです。ある程度の力があってもナットを外すのは苦労することがあるのですが、イージーパワーレンチを使うことで本当に簡単にナットを緩めることができます。

トルクレンチは高価が分かりづらいのでそこまで高い物を購入しなくても良いかな?という意見もあるかと思います。

私はamonで揃えておくとソケット等の付属物が流用できるのと、車のような高価な物のメンテナンスをケチってしまうと数万円の損害になってしまうことがあるので、トルクレンチもamonにしました。

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