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「只 」と「只有」の違い。/学習記:只有星期一和星期五早上开。

每天早上都开会吗?不,只有星期一和星期五早上开。
měi tiān zaǒ shàng dū kāi huì ma ?bù ,zhī yǒu xīng qī yī hé xīng qī wǔ zaǒ shàng kāi 。
今日、これいきます。 每天早上都开会吗?ここは問題ないと思います。「毎朝、会議するんですか?」これが無いと、次のフレーズだけイキナリ出しても流れが解らないので付け足しました。書きたい部分では有りません。問題は次です。 不,只有星期一和星期五早上开。 この 「只有」について書きたいと思ったんです。
 私がまだテキトウ中国語の頃、 「只有」 =日本語の「ただ~。」と覚えてました。「只有一个。」とか超カンタンな使い方でしゃべってました。そのうち 「只」だけでも、日本語の「ただ~。」だという事を知る。待てよ?「 有」がナゼ必要なんだろう? 「只 」だけで良いジャン!「只 」 も 日本語の「ただ~。」 でショ? なんで 「 有」が 要るの?違いは何?非常に違和感を感じながらも、 みんなそうしゃべってるので私もそう言わなければならない。そんな感じでしゃべってました。 今なら慣れもあるし 「只一个。」じゃ逆にオカシイし、大体、副詞 「只」に対する動詞(述語)が無いのがオカシイと感じられる。 じゃあ現在は違和感がないのかというと、やっぱり違和感が残ってるんです。 「只有」 も副詞 、「只 」も副詞ならどう使い分けるの?どういう意味の違いがあるの? 「只有」 は副詞+動詞であって、 「只有」 でひとつの副詞とするのはおかしくないですか?の疑問です。でも辞書には載ってるのです。 書き始めはしましたが、結論が有るワケでもなく、今も違和感があるだけです。今日ちょっと考えてみようかなあ。。と思います。
「只有」 も副詞 「只 」も同じ副詞ならどう使い分けるの?どういう意味の違いがあるの? この点にしぼって調べます。
 まず 「只有」 を辞書で引いてみます。接続詞の用法やら副詞の用法やらあるし、微妙に表現を変えた日本語訳が山ほど載ってる。これで理解できる方は天才だと思います。私には無理なので、接続詞の部分は一旦捨てて、副詞の部分だけで考えることにしました。
「只有」 : 副詞
(特定の状況下では)やむをえず,やむなく(…する),(…するほか)仕方ない,しょうがない.

「只 」  :副詞
1(〔‘只’+動詞・動詞句〕の形で,動作・行為の及ぶ範囲を制限し,他のことには及ばないことを強調し)ただ…するだけである,ただ…しかしない.
2(‘只…,不…’‘不…,只…’の形で複文に用いて並列関係を示し)ただ…するだけであって(…しない),(…しないで)ただ…するだけである.
3(〔‘只’+動詞+数量詞+名詞〕の形で,動作・行為を行なう数量を制限し)ただ・たった(幾つ・何回・何時間)…するだけである,…しかしない.
4(〔‘只’+名詞・代名詞+数量詞+名詞〕の形で用い)ただ・たった…だけである,ただ…だけがいる,たった…だけしかいない。

 辞書に書いて有ることですから、これで 「只有」と 「只 」の意味の違いと用法の違い理解できましたね?これで良し!
 私ですか?読む気もしないです。長すぎる。例文を省きましたので本当はもっともっと倍以上長いです。本当は例文が大事なのですが、一言で違いを言ってもらわないと「ワタシ、ワカラナ~イ。」
正直、この話題 記事にするのはギブアップして、別の記事を書こうと2~3日間,悩んでおりました。あまりに卑怯な手段なので、それでもいろいろ調べて粘っていたら、とあるQ&Aの記事をみつけた。
Q:「只 と 只是 と 只有 はどう違いますか?」 という質問です。まさに私が聞きたい事。いろんな答えがあったのですが、どうも日本語訳を微妙にかえて違いを述べてるものや、ひどいのは、 只是=just 只有 =only とかいうわけのわからない説明もあった。笑っちゃいました。私の目に留まったのは、この記事です。
A:綜合起來,沒有 只 的用法
只後面都有跟動詞
只是 只有 只關心 只想要 只能
跟據後面不同動詞有不同意思
只是… 除了…以外什麼都不是
只有… 除了…以外什麼都沒有

 私の理解は、(「私の理解は」ですヨ。)
「只 」の意味は、読んで字の如し、「タダ」だけである。ウ~ン。。美しい。私の理想の答え方。一言である。(当然です、原文関係なく私が作った意訳ですから。) 「只 」 の後ろには必ずいろんな動詞がくる。 只是 只有 只關心 只想要 只能 など。くる動詞に依って 「タダ~」 どうなのか。の意味が変わってくる。BEATIFUL! つまりこの ANSWER の方は 「只有」を全体として副詞と捉えてるワケではなく、副詞 「只 」 +動詞「有」と考えてる。「只是」も辞書では副詞として載ってはいるが、 副詞 「只 」 +動詞「 是 」 なのである。とこの方は考えてる。辞書の品詞分類も参考にはしても良いが、鵜呑みにしない方がいいです。確かに副詞の用法もあるみたいだが、中国の「中国語→日本語辞書」に品詞が載ったのは、日本の 辞書より遅い、つい最近なんですから歴史が浅すぎる。 「只有」 は副詞と考えない方が良いです。副詞と考えると、じゃあ 「只 」 は?意味の違いは?用法の違いは?グチャグチャになっちゃいます。 副詞 「只 」 +動詞「有」 と考えるべきです。でないと本当に頭のなかグチャグチャになります。私が感じていた違和感の原因は 「只有」 を日本語の「ただ~。」と考えた事に有ります。 日本語の「ただ~。」 は、 副詞 「只 」であって 「只有」 では無いのです。「有」は動詞 と考えなければいけなかったのです。 「只有」が、副詞の用法も確かに有るんですヨ。有るんですがそれは今の私の考えでは、連述文であって副詞とは取らないです。いずれにしてもそこを考えるのはあるレベルに達してからです。まず、基本、副詞 「只 」 +動詞「有」と考えるべきです。
  ANSWER の方 が最後に言ってる部分を訳します。
・ 只是… 除了…以外什麼都不是
只是… は、…を除いたそれ以外、何であろうと、全てそうではない。
・ 只有… 除了…以外什麼都沒有
只有… は、 …を除いたそれ以外、何であろうと、全て 無い(存在しない)。
私が自然にしゃべってた 「只有一个。」 にあてはめると、 一个 を除いたそれ以外、何であろうと、全て 無い(存在しない)。という意味になる。美しいじゃありませんか!

 何気なく取り上げたフレーズでこんなに時間がかかるなんて。。。私はなんでこんなフレーズを取り上げてしまったのか? 違和感だけなんですよねえ。
 改めて文頭のフレーズを分析します。

星期一和星期五早上开。
主部述語
修飾語 副詞述語目的語

①主部、述部の分析です。ここが主語だと見え難いですが、 只有星期一和星期五早上 が話題です。明らかに主部です。なんども言いますが、この主部、述部が見抜けないと、どんなに枝葉を語ろうと理解不可能です。見抜けたら、その文は8割9割見えてる。
②今日書いた内容に基ずく分析です。

終わります。

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