普段、家事全般（お料理以外）をやってくれる夫。
ふとしの良き夫。
嗚呼、しかし彼は何故脱いだズボンを置き去りにして去っていくのか…。
それはポツンと出没する
例えば朝、夫が出勤をします。
パタパタと台所から玄関へ行き、見送ってカギをかけてリビングへ入ります。
ふと目につく大きな黒い塊…。
「何だっけ？こんなのあった？」
近づくと、それは出勤前に夫が穿いていたズボン。
腰から下ろしてストンと床に下げ、そのまま足を抜いた状態のズボン…。
「ああ、またか…。」
若い時からずっとこの脱ぎ方。
問題は脱ぎ方じゃなく…
いいんですよ、脱ぎ方は。
個人の自由です。
しかし、そのまま置いて行かれるのは困るんです。
歩く時に邪魔だし、猫さん達がケッケってこみ上げたりした時、そこに出しちゃうかもしれません。
衣類に浸透したブツを、シワをかき分けながら拭き取るのは誰だと思いますか？
多分ふとしがやることになるんです。
何度か注意しましたが、それでもまだ時々やってる。
困ったちゃんね、夫よ。
８の字製造マシンの夫
最近はたまにしかやらないし、あっても一個なので見つけても心のダメージが少ないのですが、若い時は違いました。
部屋に入って「ふにゃ」っと夫のズボンを踏んで、ため息をつきながら拾い上げる。
ちょっと顔を上げると、視界にまた８の字が見える。
「２つ？なんで？」
ちょっとイライラしながら、２つ目も抱えてどこに置こうか見回す。
とまた視界に別の８の字が…。
嫁っこしてた若い時は、ただ我慢していましたが…。
理由が分からない
その時確か3つはズボンがありました。
でも、おぼろげな記憶ではもう1つあったような…。
いえ、いくつあったかはいいんですよ。
問題は1つじゃないってことなんです。
「後でまた穿くからいいや。」
そう思ったんでしょう。
分かりますよ。
ふとしも同じこと思います。
（８の字には脱ぎませんけど。）
でもね、でもね、じゃあ穿いて下さいよ。
もし、後でその８の字をちゃんと穿いたら、その時点で８の字は解消です。
違うのを穿きたいんだったら、せめてその時点で床の８の字のズボンを片付けて下さい。
穿かないで、別のを穿いて、また脱いで…。
それを何回やったの？
しかも、床に置きっぱなし。
これってあるあるなのでしょうか。
それとも、ふとしの夫だけなのでしょうか。
ふぅ。（深呼吸）
いえ、もう昔のことでした。
今後はきっと、見つけても１つでしょうから大丈夫。
うん。
1つまでは我慢しよう！
なんたって今は家事全般をやってくれる良き夫ですから。
さん子も８の字を…
実は最近一度だけですが、さん子のズボンも８の字状態で発見したことがありました。
何か急いでいたんだろうとは思いましたが、一瞬
「遺伝だったらどうしよう…。」
という、ばかな考えをしてしまいました。
遺伝はしませんね。
家庭環境のせいです。とほほ。
↓ いろいろと迂闊な夫です。冷蔵庫の扉も開けっ放しでいなくなります。
