引き寄せの法則は本当なのか?嘘なのか?

僕が2010年に読んだ書籍の中で、
エイブラハムの法則という書籍があります。
要は「引き寄せの法則」です。

とても素晴らしい本ですし、
イマジネーションの大切さが
分かりやすく書かれてます。

引き寄せの法則の勘違い

ただ、引き寄せの法則そのものを
勘違いしている方が多くて、

良いイメージを保ち続ければ
良い事が引き寄せるということ

※極論から言ってしまうと、引き寄せの法則って
雨が晴れになる様な事を言っているのではありません。

僕はメンタル心理カウンセラーをはじめ、
アドラー流メンタルコーチや、

アンガーコントロールスペシャリスト、
記憶術アドバイザーなどを含め、
脳と心の部分を資格取得者として、

引き寄せの法則を定義させてもらうと、
良いイメージを持つというのは脳の話でして、

ただ、その中で心の軸がネガティブな感情だと
引き寄せは起こりません。

やっぱり、引き寄せの法則なんて嘘だとなります。

引き寄せの法則を神社の願いに例えます。

人は・・・

高校・大学の入試に合格が出来ます様に!
〇〇さんと、〇〇ちゃんと付き合えます様に!
会社の売り上げが前年を大きく変えれます様に!

こういう風に神頼みの力を借りようとして
神社に向かってお参りにいきます。

なぜなら、脳がこうなりたい!とは思っているのですが、
しかし、心の方は不安や怖れに焦点が当たっている事が多く、
脳と心がリンクしていない事が多いのです。

これを引き寄せの法則に当てはめると、
不安や怖れを引き寄せようとしていきます。

改めてそう考えてみると・・・
不安や怖れを振り払う様に、

ネガティブ気味の感情で、
今この時を行動しているということ

引き寄せの本質は、自分がそういう風に感じた時は、
自分が求めている感情じゃないと気づく事から
スタートする事が大切だと言うことです。

そんな中で、エイブラハムの引き寄せの法則の
参考文献として一部を引用させてもらうと・・・

あなたがたは人生経験の中で、
色々な素晴らしい事に気づいて求め、
それが人生に引き寄せられてくる。

しかし、心配したり、疑ったり、不安だったり
恨みがあったり、非難したり、嫉妬したりする
ネガティブな感情を抱くのは求めるものを
遠ざけてる思考をしている「しるし」だ。

望みが満たされていないという面に関心を向ければ
欠乏は更に拡大し引き寄せられてしまう

こう考えてほしい。何かについてネガティブな感情を
抱いたら常に他の思考と衝突している「しるし」だ。

だとすれば、思考を転換して望むものと波動を
調和させる為の方向指示機として役に立つ。

人と比べて欠けている、
お金もちと比べて欠けている、
そう思う場所にいて、

↑つまり、こういう風に考えている時はということ。

そこから反対の事を引き寄せることは絶対にできない。

本当に大事なのは思考を調整して、
自分が明るくていい気分になる様なストーリーを、
いつも心に描く事だ。

↑つまり、考え方や受け取り方を変えるということ。

行動の前に、今幸せだと感じる事が大事なのだ。

時間が足らない、過密なスケジュールに関心が向くと
どうにもならいと感じてしまうのは悪循環だ。

これは状況の改善を不可能にする波動を出し続ける。

だからこそ、違うストーリーを語り始めなくてはならない。
要は脳と心をリンクさせて行動に変えるということ。

自分がしなければならない事が、
こんなにもあると思い続けていたら
周りからの支援は遠ざかる。

豊かさが実現する前に、
豊かだと感じる方法を
私たちは見つけなければいけない。

つまり、今が幸せだ。豊かだと思える事を
ちゃんと自分の中に落とし込もうよ?ということ

嫌な気分になる時こそ、
自分が望んでいない思考だと気づきなさい

なぜなら、あなたの思考が願望の
波動と合っていない「しるし」だからだ。

私たちが薦めるのは安定という明るくて
いい気分になることに心のピントを合わせ、
明るくていい気分からインスピレーションを受けた
ポジティブな行動をとることだ。

明るくていい気分になれる事は、
なんでもあなたの願望と調和している。

嫌な気分になることは願望と調和していない
ごくごく単純なことだ。

今の状況をあなたが、
今の状況についてストーリーを
いつまでも繰り返しさえしなければ、
何が引き寄せられるかに影響しない。

今幸せと感じて望む人生について
思考を整え口にしていれば、

現在がジャンプ台になって、
もっと多くの素晴らしい出来事が
引き寄せられてくる。

だが今の状況ばかりにピントを合わせて
自分に語り続けていれば、

現在というジャンプ台から
同じ状況に着地するだけだ。

自分が望む事が欠けている。
つまりネガティブな方向に
目を向けていると気づいたら、
これは望む事ではない。

それなら私が望む事はなんだろう?と、
自問すれば答えは自分の中から湧き上がる。

その瞬間から波動の変化がはじまる。
転換は人生がたちまちよくなる強力なツールなのだ。

誰かの人生において、
明るく前向きな事が起こり、
自分には何も起こらない時に、

人はなんで自分だけ・・・と愚痴をこぼす。

それは目の前に起こっている事にしか
自分の心が焦点を定められないです。

こういう捉え方しか出来ないなら、
一生待っていても、

明るくていい気分になる技術は持てないだろう。

なぜなら、望まない事に関心を向けているからだ。

現在の経験がどうあれ、常に人はもっと良い事に、
自分の思考を向ける能力をもっている。

どんな事に関心が向いている時でも、
自分の中で明るくていい気分になる
側面を探そうと決意すること。

あるいは明るくていい気分になることだけに
関心を向ける様にしていくこと。

そうすれば、人生のいい面がどんどん増えていく
望まないことに関心を向けると望まないことが増える

ネガティブになったら明るくて、
いい気分になる側面を探すこと。

ここにピントを合わせる技術こそが
本当の引き寄せの法則の本質なのである。

引き寄せの法則は行動ありきです。

ないものばかり、足りないことばかり、
満たされないことばかり、

ない、ない、ないに心の焦点を合わせた中で、
引き寄せの法則を使えばって・・・
そんな事は100%起きません。

なぜなら、行動がついてきていないからです。
結論として、常に自分の考え方からうまれる
生活習慣が自分を育てていきます。

ネガティブな部分に焦点を当てるのが
悪い訳ではありません。

そこから冷静さを取り戻して
どう切り替えて行動出来るかです。

だからこそ、幸せは気づくことからです。
あるものばかり、足りていることばかり、

そう考えれば、自分は幸せだと言える
感謝に気づける、そして生み出す事が、
自分の技術で出来る事が大切です!

僕たちは自分の事しかコントロール出来ません。